"教えたい" 人のための「数学講座」

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学習記録とモチベーション 一石二鳥の取組みを考えよう

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

まとまった休みが近づくと
考え始めるのが、この期間の時間の使い方。

 

勉強や受験を考えいる人にとっては、
大きく飛躍するチャンスの期間。

 

この期間で身に付けることといえば、
大切なのは、もちろん解く技術となるわけですが、
その先を考えていくと、
モチベーションをうまく保っていくことが、
勉強をやる上で、大切になってきます。

 

当ブログの中でも、
長期休業中にどのような取り組みをしていけばいいのか、
「心を大切にしながら」
勉強を進めて行くということを中心に、
記事を配信してきました。

 

冬休み向けの記事をご紹介しますので、
よかったらご覧ください。

【中学生編】

中1 冬休みの数学学習法 スピードとじっくり眺める意識づけを - "教えたい" 人のための「数学講座」

中学2年生へ 冬休みの数学で仕掛けておくこと - "教えたい" 人のための「数学講座」

中学3年生へ 数学の受験ブーストのかけ方 - "教えたい" 人のための「数学講座」

 

【高校生編】

高校1年の冬休みの勉強 大学入試の1科目を意識させてますか - "教えたい" 人のための「数学講座」

高2数学冬休みの勉強 自分の現在地分かっていますか? - "教えたい" 人のための「数学講座」

高校3年冬休み数学の勉強 体調・メンタル・知識の確認法 - "教えたい" 人のための「数学講座」

 


さて、効率的な学習を求めている亀きちは、
あるアプリと出会いました。

 

このアプリが、これまでの勉強に対して持っていた気持ちを
一段階上に引き上げてくれましたので、
今回はアプリとともに
学習の記録からモチベーションを上げる手段について、

 

それを学校教育や家庭教育の中で、
取り入れることはできないのか、
そのあたりまりまで考察してみたく思います。

 

 

 

「Studyplus」という神アプリの紹介

 


さて、今回取り入れてみたアプリですが、
「Studyplus」というものです。
(ご存じの方も多いかもしれませんね)

 

f:id:math-kame:20201213154100j:plainリンクは下記から

簡単に特長を紹介しますと、
・無料
・学習時間を計測
・ジャンルごと、テキストごとに設定可能
・目標時間の管理
・学習時間や量の可視化
・SNSでの交流
ができます。

 

紙や手帳に書いていたものを、
手軽にデジタル化しているイメージです。

android版】

ios版】

 

 

亀きちの使い方

 

では、亀きちの使いを紹介しましょう

 

1.プロフィールの入力

仮名でも構いません。
私は設定ジャンルを「自己啓発」としています。

 

2.使用する教材やジャンルの登録

教材については、
実際の本やアプリを検索する機能もついていて、
便利さには驚かされました。

また、ジャンルの登録についても、
自由に名称や色などをカスタマイズすることができるので、
学生から社会人まで幅の広い使い方ができます。

 

3.学習記録

学習の記録は、
学習後に時間や進んだ問題・ページ数を入力することもできますし、
ストップウォッチ機能もあるので、始めるときにタップして、
終わったら完了をすると、自動で計測してくれます。

 

4.レポートを見る

前日の勉強時間、前週の勉強時間などを
全体やジャンルごとに見ることができるので、
今週はこの辺りができた、できなかったという分析が可能です。

 

5.周囲の反応がある

勉強時間や、学習内容については、
公開設定ができます。
フルオープンにしておけば、
様々な人から「いいね」やコメントが寄せられることがあります。

 

受験勉強や、資格試験など、
また同じ問題集を使っている人に対して、
コメント送ったり、交流することも可能です。

 

とまあ、使い始めて数日なのですが、
たくさんのことがつまっているのに無料。
これはなかなかの優れものではないかと思うわけです。

 

では、なぜここまで亀きちがおススメするのか、
その理由を記していきましょう。

 

 

【亀きちが推す理由】

 

1.やった勉強の可視化

勉強の結果が目に見えるということは、大きいです。
もちろん、手帳などに随時何をしたかを残すこともできます。

 

几帳面な人は、それで何ら問題ないと思いますが、
ずぼらな私のような性格だと、
その手帳を取り出すまでが実は一苦労。

 

やったことをその場で入力し、
それを見える形で、棒グラフや円グラフにしてくれて、
さらに、その分析結果も表示してくれるというものは非常に大きいですね。

 

目に見えて「勉強の成果」が残せるのです。

 

2.可視化からのモチベーションの維持・向上

 

この部分がとても大きいと感じました。
日頃から使っているスマホタブレット

 

そこから、常に自分の勉強の状況を確認できるんです。
どれだけ進んでいて、どれだけ遅れているのか…
みんながどれだけのことをやっていて、進んでいるのか…

 

日々修正することも可能ですし、
周囲の勉強のペースや交流からやる気をもらうこともできます。

 

自分のモチベーションの向上に役立てられるということが、
とても有用で、ついつい「もうちょっと勉強しとこうかな」
という気分にさせられるのです。


ただし、懸念点も

データが残せるかどうか

スマホの機種変更やソフトのバージョンアップ、不具合で、
これまで蓄積されたデータが吹っ飛んでしまうのが一番の懸念です。

 

これまでやってきたものが消えてしまうのですから。

 

ゲームで例えると、
セーブデータが消えてしまうということですもんね。
ファミコン時代を思い出します。。。(笑)

 

そう考えると、対策としては、
紙ベースでの両立が一番賢いのではないかなとは、思います。

 

スマホのデータを、
簡単でいいので手帳などに残しておく。
どれだけやったのかを分かるようにしておく。

 

そうすることにより、
この懸念点もある程度は、払しょくされるのではないかと思います。

 

 

学校での「学習時間調査」 このままで大丈夫?

 

学校で取り入れているところが多い「学習時間調査」。

 

特に定期考査前では、
事前に、学習する予定を書きこみ、
その後勉強の実績を書かせる。

 

自分自身の反省や、
保護者の意見を書いて提出。

 

それをおもに担任の先生が閲覧して、コメント。
学校側としては、それをデータとして入力し活用。

 

生徒へは捺印をして(手をかける先生は丁寧にコメントを書いて)返却。

 

このような取り組みを行っている学校、
多くありませんか?


このようにコンピュータが発展して、
1人1台がPC関連に携われるようになった今、
この紙媒体で行うものを、さらにバージョンアップできないか、
その必要性を感じています。


もちろん、
この計画を立てること自体を楽しみながら取り組み、
学習実績についても、自分の感情まで組み込みながら記入して、
それを次回に役立てるべく、反省材料として使っているのであれば、
完璧で、非常に有用な使い方です。

 

ただ、過去の経験上、
そこまで活用できている生徒がどこまでいるかは、未知数。

 

提出直前に、チャラチャラっと書いている生徒も多数いました。

 

実は、
勉強時間の数字のみを書きこむのであれば、
コンピュータで十分なのではないかと考えるのです。

 

今回紹介しているアプリを活用するもよし、
google formなどから、
回答を入れてもらって送信してもらうのもありですよね。

 

教員側も、
データだけ書いてもらって当てはめるのではなく、

そのデータから読み取れるものを
きちんとアドバイスの形としてフィードバックできるような
双方向の仕組みを開発すべきではないかと考えます。

 

問題集のレベルの選定もできるかもしれませんし、
おすすめの問題や、問題への取り組み方についても、
もっと突っ込んだアドバイスができるかもしれません。

 

データの蓄積や、問題レベルなどの更新は、随時必要かもしれませんが、
成績にこだわっていく教員でしたら、
データ分析や活用は、これからさらに求められる要素になるでしょうし、
使えるレベルになってほしいと考えます。

 

私も教員の頃にそういった取り組みを試みたことがあります。
過去の偏差値の推移をグラフにして、
1人800字ほどのアドバイスを100人以上に書きました。

 

アドバイスの部分は、すべて様式はなく感覚で入力していたので、
冬休みのほとんどを費やしましたが……(笑)

 

今なら、
勉強時間や問題集のデータをリンクさせて、

例えば
「基礎問題にはあと1日あたり10分時間をかけて、応用問題は分からないときは解答を理解するようスパッとした切り替えをつけていきましょう」
「勉強時間は、遅い時間に集中しているので、30分早く就寝するよう心がけてみましょう」
といったアドバイスも十分に可能ではないかと。

 

生徒のみなさんに、アドバイスするとすれば、
学習時間調査のような
自分で書きこんで管理するプリント類は、
一通り終わったら、
スマホで写真を撮っておくことをおすすめします。

 

基本、過去の調査を見る機会なんてほとんどないのですから。
写真に撮っておけば、まだ見る機会も出てきますので。

 

 

最後に 学習時間を管理してモチベーションも向上させよう

 

学習時間の管理は、
モチベーションを維持向上させるため

 

学習時間の入力や、進めている教材の管理は、
すべて、生徒自身(社会人自身)のこれからさらに向上していくための
モチベーション管理のツール
であると、亀きちは考えています。

 

勉強や知識を身に付けることは、
本来はとても楽しいこと。

 

その手立てとしての学習支援ツールの使い方について、
学校現場でも、再考の時期に来ているのではないかと、
今回の便利なアプリを使っていて考えてしまう亀きちでした。

 

 

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