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パパ塾【中1 方程式】方程式を解く 移項までの準備が勝負!

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

方程式の単元も進み、
徐々に解き方を身に着けてきたヨハン。

 

小学校のころには解けなかった問題も、
少しずつ、解けるようなり、
笑顔も増えてきているように感じます。

 

今まで苦労していたことが、
さくっとできるようになると、
達成感があって、嬉しくなりますよね。

 

さて、今回は方程式が少しだけ複雑になります。

 

そんな問題も、きちんと乗り越えられるか、
方程式の解き方のまとめを、きちんと作り、
その流れに従って解いていけるよう、
うまく乗せていこうと思います。

 

黄色背景2本が、親子のやり取りを楽しむ、フルバージョン
青色背景が、教えることに特化した、教え方バージョンです。

※実際の授業をほぼノーカットでお送りしていますので、
 再生速度を1.25倍~1.75倍にすると、効率よくお楽しみいただけます。

 

ご意見等ございましたら、コメント欄からぜひお寄せください。

また、チャンネル登録、高評価をいただけますと幸いです。

 

記事の一番最後に、
今回の授業ノートも掲載しますね!

youtu.be

 

では、教え方の解説に入りましょう。

 

 

 

まずは、前回の復習問題です。
移項の知識が身についているかを確かめます。

 

最終的な答えは、x=〇という形となるので、
項にxがついているものは左辺に、
数字の項は右辺に集めることになります。

 

そのときに、=の橋を越えることを移項と言いますが、
注意するのは、
=の橋を越えると、符号が逆転するということ。

 

それを
「=の橋を越えたら性転換」
と教育上よくないですが、
インパクト重視で教えています。

 

今回の授業の手始めの問題は、
( )がついているので、
分配法則で( )を外し
移項することになります。

 

進め方としては、
なるべくヨハンにすべてをしゃべらせるよう心掛けました。

 

分配法則を使うところ
・移項させるところ
・同類項をまとめて計算するところ
・解の部分

 

もし、間違っているときは反応を変えて、
間違っていることを、
本人になるべく気づいてもらえるよう、
それでいて、ポンポンと楽しく進めるよう努めました。

 

まだ方程式の問題を解き始めて間もないですので、
時間がかかるのは仕方ないと思います。

 

じっくりとで構わないので、
解答まで自力で、
あるいは、教える人の補助つきでたどり着くこと。

 

それを繰り返して、
自信をつけ、スピードアップしていければと思います。

 

授業動画の中でも、
考えさせる部分が割とありますので、
動画自体が長尺になっています。

 

そのあたりは、
1.5倍速などでご覧いただければと思います。
もし、同じ空気感で進めたいと思う方は、
ぜひ等速でお楽しみください。

 

続いて、分数を含む方程式
ここでは、分母を払うという手法を教えます。

 

注意点は、
方程式(てんびんの式)だから使えるということ。

 

これまでの計算問題は、
=でどんどんつなげて答えを出していました。
もちろん、勝手に分数を取っ払うという強引なことはできません。

 

方程式は1行1行独立した天秤の式なので、
同じ数字をかけても=が成り立ちます。

 

つまりは、分数のない形へ変形することができるのです。

 

その際、ヨハンは見事に答えましたが、
かける数字は、分母の最小公倍数。

 

この辺りは、

いくらの数字をかければいいのかを
じっくりと考えさせたいところですね。

 

授業の中では1問解いたところで、
まとめを作っています。

 

これは、
1回まとめてやり方をきちんと提示した上で、
残りの問題を
型通りにやってみようという思いからです。

 

特に左辺全体と右辺全体に
同じ数をかけるので、
( )をつけることが必須となります。
このあたりも注意させたいところです。

 

さらに、小数が登場したときには、
そのまま計算すると、
小数点などの計算ミスが起きやすいので、
共通の数字をかけて、小数点をなくすこと。

 

逆に、数字が大きい時は、
両辺を共通の数で割れるときには割り算をすること。

 

特に10の倍数などでは積極的に取り入れたいですね。

 

この辺りは、
「どうすれば楽に、シンプルに解けるか」
ということを意識させながら、
一緒に取り組むことが大切になります。

 

数をこなして、シンプルな手法をひらめくよう、
練習していきましょう。

 

では、今回の授業ノートです!

 

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