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高校3年冬休み数学の勉強 体調・メンタル・知識の確認法

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

高校3年生にとっては、
センター試験前の直前の大切な時期。

 

来る1月のセンター試験に向けて、
体調の管理、メンタルの管理、勉強の総復習など
取り組んでおくべきことが多岐にわたっており、
調子を整えていくことが必須となってきます。

 

そこで、教師や親に何ができるのか(もちろん受験生自身も含めて)、
まとめていきたく思います。

 

 

体調管理がすべての基本

 

受験生にとって、まずは体調管理が第一です。
勉強を追い込んで進めていくことも必要かもしれませんが、
まずは、自分の体調がきちんとできておかないと、
心も頭の中は、絶好調に届かなくなります。

 

教員は、
睡眠時間の確保を呼びかけることが、精一杯かもしれませんね。
保護者でしたら、受験生のやる気をそがないような、
体調管理の言葉がけを考えてみてください。

 

話しかけられたいタイミング、
話しかけてほしくないタイミング、
生徒にとっても様々だと思います。

 

食事や休憩後、落ち着いた後を見計らって
次の食事のことや、睡眠のことなど
雑談程度で構いませんので、
気にかけているということだけを、受験生に伝えれば十分かと思います。

 

小学生のような手取り足取りの指導は、
もはや必要ありません。

 

遠くから巣立とうとしている、
ひな鳥を見守るかのように、
必要なことはしっかりしてあげて、
気持ちが前向きになるようなフォローをしてあげるよう心がけましょう。

 

3食の時間も決めておくといいですね。
休日でも、決まった時間で家族で食べる、
その中で少しでも息抜きができるような環境ができることを願っています。

 

 

メンタルは「自信」を持つこと

 

試験は最後はメンタルが勝負を決めます。
特に数学は。

 

自分はこの問題は解けない!
と思った瞬間、脳の思考回路は停止をしてしまい、
発想することを、受け付けなくなってしまいます。

 

経験のある方も多いと思いますが、
数学では、その傾向が顕著に表れます。

 

なので、
「自分は絶対にできる」という
空自信でもいいから持つこと。
その自信を試験当日まで積み上げていけばいいのですから。

 

教員の方で、
生徒が質問に来た場合でも、
できないことの指摘よりも、ここまで分かっているということの、
プラスの部分を必ず見つけて指摘をするよう心がけてください。

 

家庭でも、基本は褒めること。
ただし、見え透いた誉め言葉には、
ナーバスな受験生は必ず気づきます。

 

私であれば、
必要以上の言葉をあえてかけることはしないでしょうが、
何か困ったことがあれば頼ってくるように、
そして、子どもが前向きになれるような、
心や環境のコーチングを行います。

 

その際のヒントとなりそうなフレーズをいくつか記しておきます。
ご参考にしてみてください。

 

・子どもに安心感を与える
・レッテルをはずす言葉を考える
・「〇〇をしなくてはならない」を捨てる
・自分の意見は、許可を取ってから提案する
・漠然とした言葉は、具体的に数値化してみる

 

 

知識の確認は解答を出さなくてもよい

これは私が実践していた学習法ですが、
センター試験の数学でしたら、
問題を最後まで解き切るのは、1日に1回分もあれば十分。

 

残りは次のようにして学習をするのが効果的です。

 

 問題文を読む
→解答の流れを頭の中で、できるだけ明確にイメージをする
→解答を見て、流れがあっているかどうかの確認をする
→合っていれば次の問題、合ってなければ実際に解いてみる

 

一つ一つの問題を解いていくのは、
この時期には時間の無駄です。
特に数学では。

 

ですので、問題から明確に解答方法を見つけ出せる練習を、
数多くこなしていきましょう。
何回も何回もペンキで塗り固めていくように……

 

数学ですので、
勉強の時間は、午前中の目覚め3時間以内がベスト。
その時間にできるよう、時間調節してみましょう。
そして、実際の数学の試験の時間に、解いてみるのもいいですね。

 

徐々に、本番モードに切り替えていきましょう。

 

 

最後に

 

受験直前となる冬休み。
規則正しい生活、これまでの勉強、鍛えられたメンタル
すべてに自信をもって、最後の総仕上げをしていきましょう。

 

教員や保護者は、
がんばっている受験生のやろうとしていることをまずは認めて、
バックアップしていきましょう。

 

勉強は集団戦。
いい年越しができることを願っています。

 

【試してみよう】
・規則正しい生活をし、無理をしない
・やる気を引き出し、伸ばす方法を絶えず模索しよう
・知識は引き出しが開けられることを確認できれば十分

 

 

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