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パパ塾【数学Ⅰ 集合と命題】命題と条件 数学〇×クイズ開幕!

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

今回から集合と命題についての授業。

 

実は、第一回目の内容は、
場合の数の初回授業と同じ内容になります。

 

ですので、
実際のパパ塾の授業は
初回ですが2時間目からスタート。

 

今回の内容は、
命題と条件についてとなります。

 

いろいろな専門用語が飛び交うこの分野。

 

意味をきちんと押さえることができていれば、
大して難しくない、と気づくのではと思います。

 

平たく言えば
「数学〇×クイズ」

 

合っているのか、間違っているのか、
間違っているときには、
なぜ間違っているのか、
それを専門用語を使いながら授業していく形となります。

 

まずはその専門用語ときちんと押さえて、
「数学〇×クイズ」をしているという感覚まで、
心の中のハードルを下げていきましょう。

 

 

緑色背景が親子のやり取りを楽しむフルバージョン
ピンク色背景が、教えることに特化した、解説バージョンです。

なお、長丁場の動画となりますので、
視聴速度を1.25倍~1.5倍にすると、
効率よく学習できるのではと思います。

ご意見等ございましたら、コメント欄からぜひお寄せください。

また、チャンネル登録、高評価をいただけますと幸いです。

 

この記事の最後には、
授業ノートも掲載しています。

youtu.be

では内容を見ていくことにしましょう。

 

 

まずは数学村専門用語の確認。

 

命題…〇×の対象となる文章
真…〇
偽…×

 

簡単ですよね。

 

簡単に意味を押さえたうえで、
さくさくっと練習問題に取り組みます。

 

本当に〇と×の札をもって授業をしても
面白いかもしれませんね。

 

ちなみに、偽(×)のときは、
なぜ違うのかを明確に言えるように
仕向けておきましょう。

 

1つで構いません。
専門用語ではそれを「反例」と呼びます。

 

反例という難しい言葉でも構いませんが、
なぜ違うの?とさらっと聞くよう、
問いかける方は習慣づけてみましょう。

 

数学的な言い方でなかったとしても、
最初は大丈夫です。

 

論理立てて違うということが言えれば
まずは十分。

 

プチネタとして、
自然数はN、実数はRを使って表されていますが、
自然数と実数を
英語で表したときの頭文字ということを
教えています。

 

こういうプチネタって
聞いた方はお得感がありますよね。

 

なるべく多くのことを
伝えていきたいなと思っています。

 



次に命題の性質についての説明。
押さえておきたいポイントは2点

 

まずは、
p⇒q が成り立つとき(真のとき)は、
「絶対に」という言葉が補われるということ。

針1点の穴も許されません。

 

そして集合で表すと、
包含関係が成り立つということ

p⇒qが成り立つとき、
Pの集合に入っているならば、
絶対にQの集合にも入っていることになります。

 

このポイントは図示すれば、
目からも理解できます。

 

Pが完全にQにすっぽりと包まれるとき、
p⇒qが成り立つことになります。

 

その後の練習問題でも、
図に示すことにより、考えを楽にしています。

 

数に関する問題の時は、
数直線を書くことにより見えてきます。

 

要素が分かっているときは、
集合の図を1つずつかいて、
その中に含まれる要素を書き、
ダブリがあれば、共通している部分に移動させていきます。

 

片方がもう片方にすっぽり収まれば、
包含関係が成り立ちますし、
1点でも入らなければ、
その命題は偽ということになります。

 

偽の場合には、
先ほども紹介しましたが、
なぜ間違えたのかを、
言ってもらう習慣をつけておきましょう。

 

この理由が反例となります。

 

反例は1つあればそれで充分。

 

偽の場合には、反例を記す
それを身に着けておきましょう。


次回は、今回の基礎知識をもとにして、
必要条件や十分条件といった、
高校特有の内容に入っていきます。

 

とはいっても、
数学〇×クイズということに変わりはありません。

 

楽しんで〇×つけていきましょう!

 

それでは、授業ノートです!

 

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