"教えたい" 人のための「数学講座」

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春のスタートダッシュ勉強法 中2編 心と学習、2面アプローチ法

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

学校生活にも慣れて
ある程度ゆとりも出てくる中学2年生。

 

学校での1年間の流れも分かり、
体も慣れてきた頃だと思います。

 

それに反して、精神面ではグッと成長し、
これまで当たり前にやってきたことに関しても
疑問を持ち始める年代でもあります。

 

中2の勉強に関しては、
心のケアも取り入れながら、
前向きに取り組めるような話が中心となります。

 

亀きちが中2生に対して
最初の授業で話す内容。

 

勉強法と精神面の両面から、アプローチをしていきます。

 

教える側の方も、保護者の方も
揺れる年代の中2生を導く際の
参考にしていただければ幸いです。

 

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中2数学の亀きち授業キャラ「どぐーくん」

↓この授業をほんのちょっとだけ紹介

数学の授業 x ドラゴンクエスト コラボするとこうなる - "教えたい" 人のための「数学講座」



 

 

自分にまっすぐ、頼られる存在に

 

頼もしく見える先輩になろう

 

入学してきた新1年生。
1年前の皆さんのように
期待と不安で胸がいっぱいでしょうね。

 

良くも悪くもみなさんは
先輩として見られています。

 

生活の仕方、勉強の仕方、部活動
しっかり後輩に案内したり、
教えてあげたりすることはできますか?

 

教えている姿、導いているかっこいい姿を
イメージしてみてください。

 

後輩からするとすごく頼もしくみえるでしょうね。

 

これでいいのだ14歳

 

14歳になると、
進路や将来、家族や自分のこと
いろいろなことが気になり、
特に理由もなく不安に陥ることがあります。

 

このままでは進むことができないのは分かっているけど、
どう踏み出せばいいのか分からない……

 

あれこれ、考えてしまう人、
それでいいんですよ。

 

悩むということは
成長しているということ
少しずつ心が成長してきているんです

 

ただし、マイナスに考えてもいいものは生まれないので、
できるだけプラスに、
自分も周囲も楽しくできるように考えていきましょう。

 

悩む自分、これでいいのだ。

天才バカボン公認副読本 これでいいのだ14歳。 ~バカボンパパに学ぶ14歳からの生き方哲学100~

 

 

あなたは成績が伸びやすい?チェックしよう

 

勉強でも頼られる先輩かチェック!

 

後輩へ向けて
数学でいかに先輩らしさを発揮させられるか、
考えてみましょう。

 

数学の勉強について、
1年生の最初で難しかった部分、
気をつけないといけない部分、
後輩に聞かれたときに、説明はできますか?

 

後輩に上目遣いで聞かれている
自分の姿をイメージしてみましょう。

 

具体的な教科書の問題を
目の前に開いてみてください。
それぞれの単元の重要ポイントを説明できますか?

 

このイメージトレーニングだけでも、
自分自身への復習になります。

 

後輩にあれこれ教えてあげるために、
まずは去年の教科書から、
重要なポイントを説明できるかどうか、
試してみてください。

 

 

成績の伸びやすい生徒の特長

 

勉強に悩んでいる人へ
成績の伸びやすい人については
明確な特徴があります。

 

ずばり、素直な人!

 

理由は分かりますか?
人のことを真似ることができるからです。

 

真似るということは、
一旦自分の中で取り入れ、
その学び方の型を身につけることができるから。

 

型を作ることができれば、
そこから自分らしさも出すことができます。

 

全てに反発しても、自分らしさの型はできません。
勉強的にも、人間的にも小さくなるばかり。

 

まずはドーンと受け入れて、
自分の型を作っていきましょうね。

 

今、最大限の効果を発揮する数学アドバイス

 

文字の計算を速く正確に

 

ここからは、具体的なアドバイスです。

 

文字式の計算については、
中1の頃からたくさん勉強してきました。

 

もし、苦手な人がいれば、
今の段階で不得意をなくしておきましょう。

 

たくさんの問題をひたすら解くのです。
計算マシンのように。。。

 

機械のようにと例えられると
カチンとくる人もいるかもしれません。

 

でも、
正確な計算力を手に入れることができれば、
解答への考え方さえ見えれば、
一気にゴールへ突き進むことができますよね。

 

中3になっても、
高校生になっても
文字の計算とは、ずっとお付き合いをしていきます。

 

ずっとずっと切れない、長いお付き合い。

 

なので、苦手意識を持っておくのは本当に損なんです。

 

逆に得意にしておけば、
余計な雑用(計算)に時間を取られる必要がないので、
数学を一気に得意にする事も可能。

 

中1の計算ドリルを引っ張り出してきて、
一度、計算の総復習をしてみてくださいね。

 

その際に、持っておくと便利なものは
ストップウォッチか、スマホのタイマー。

 

時間を計りながら、自分を追い込みながら、
ゲーム形式で楽しく、
タイムアップを喜びながら
前向きに取り組んでみましょう。

 

 

1次関数までは自学で予習できる!

 

中1数学と中2数学は、
学習内容が密接につながっていることが特徴です。

 

中1の内容を押さえておけば、
中2の範囲もある程度までは予習可能なんです。

 

実は、1次関数までは十分に予習できます。

 

中高一貫校では
中1で中2の1次関数まで、一気に授業を行います。

 

裏を返せば、
この単元までは十分に自学で予習可能という証拠。

 

特に、
・図形が苦手で早くから図形の練習をしたい人
・意識が高くて新しいことに興味がある人
・勉強の無駄を省きながらコスパ良く勉強したい人
にとてもおすすめです。

 

今のうちに予習をしておけば
少なくとも1学期の範囲は大丈夫。

 

・式の計算
連立方程式
・1次関数

この3つの単元は、さっさと片付けて
授業を復習のように聞けるようにしておくと、
定着度合いもぐっと上がりますよ。

 

 

イメージ力を鍛えておこう

 

中2の後半からは図形分野に入ります。
この図形分野がなかなかの強敵。

 

小学校の頃からやってきた
角度の問題もありますが、

「証明」と呼ばれる、
文章で解答を書く問題が中心となってきます。

 

文章を書いたり読んだりする読解力も大切ですが、
その解答を仕上げる論理力も重要になってきます。

 

中2の証明問題でしたら、
文章の練習は後でもできますので、

今の時期は図形のイメージ力


例えば、
角度を鉛筆を使わずに答えだけで求めたり、
図形を反転や回転させたときに
対応する辺や角がどこに移ったのかを見極めたりと、

 

じっくりと図形を見ながら、
頭の中で描いたり、
動かしたりする練習をしておきましょう。

 

亀きちがかつて授業で使っていた
教材も紹介しておきます。

 

鉛筆を使わずに、
目で解いていく一風変わった問題集です。
イメージがしっかりできないと
解答までたどり着けなくなっています。

 

図形の練習・パワーアップにおすすめの1冊です。
使用した学年の図形分野の平均点は、
飛躍的に向上しました。

 

よかったらチェックしてみてください。

目で解く幾何―高校への数学 (直線図形編)

 

 

最後に 自分の核を作っていこう 

 

中学2年生は、
目の前の目標が漠然としていて、
ぼーっと過ごしがち。

 

高校入試もまだ遠くに感じますし、
入学当初の新鮮な気持ちも薄れてきています。

 

だからこそ、
自分に使える時間も、心の余裕もあり、
何かを始めたり、
定着させたりするのには、もってこいの年代です。

 

いろいろしたいこと、浮かんできませんか?

 

ぜひ、やりたいことを紙いっぱいに書き出してみてください。
3分間で、思いつくまま書いてみましょう。
どんな小さなことでもかまいません。

 

その中で、気持ちが前向きになれて、
始めるとこれから役に立ちそうなことを、
できる範囲でいくつでも始めてみましょう。

 

そして、始めたもので
思っていた時と違うときは絞っていきます。

 

例えば、
5つの新しいことを始めたら、
1か月後に3つに絞ってみる
半年後には1つか2つに絞る

 

そうすれば、
本当にしたいことを
効率的に継続的にできるようになります。

 

 

社会人でも同じような方法で、
勉強する内容を決めるんです。

 

新しく始めたいことを5つ書き出して、
時間と興味から少しずつ絞って、やがて1本にする。

 

そして、その1本を極めていく。

 

そうすることにより、
人生の1つの柱ができるんです。

 

勉強は学生時代にしなくてはいけない柱の1つですが、
それ以外の柱をぜひ作ってみてくださいね。

 

少し余裕の出てきた今が好機です!
もちろん、部活動などですでにその域に達している人は、
ぜひ継続してください。

 

中学時代の体力・知力は
一生使える、自分自身の財産になりますから。

 

充実した1年にしましょうね。

 

 

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