"教えたい" 人のための「数学講座」

「数学を教えられるようになりたい、楽しさを伝えたい」そう思うあなたのために、教え方や勉強法・やる気の出し方など、ノウハウのすべてを紹介!20年教壇に立ってきた視点、および社会で生きた数字を扱うからこそ視点から、生涯学習にも役立つ話題が満載です。教え方の研究、勉強法の修得、中高生の自主学習用にご活用ください!

MENU

春のスタートダッシュ勉強法 中3編 自分の未来の構築術

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

中学最高学年の春。

 

部活動も最後の大会などが近くなり、
少しずつ卒業の足音が遠くから聞こえてきたかなと
いったところでしょうか。

 

ただ、修学旅行や体育祭・文化祭などもあり、
まだまだその先の高校というものは、ちょっと先のようで、
今の段階でそこまで準備しなくても……
と思っている人は多いと思います。

 

たしかに、まだ1年もあります。

 

だからこそ、
今のうちから準備をスタートさせておけば、
その先にできることの選択肢がググっと増える時期。

 

1年後の未来は
まっさらな白紙のキャンバスなんです。

 

今回は、
亀きちが中3生を担当するときに、
最初の授業で話す内容について、
その一部をまとめます。

 

日頃の生活から受験勉強へと、
スムーズにシフトチェンジできるよう、
今のうちから「受験」という言葉を頭の片隅に置いて、
動けるようにしておきましょう。

f:id:math-kame:20201205201127p:plain

 

 

 

1年後の自分を想像しよう


来年の今頃は
どこで何をしているのでしょう?

 

1分間、イメージをしてみましょう。

 

目の前に広がっているのはどんな風景?
どんな友人が側にいる?
どんなことをしている?

 

自分の理想で構いません。
何をしているのか、
できるだけ詳細にイメージしてみてください。

 

1年後の未来が全く見えず、
不安感がこみ上げてくる人

逆に、明確な目標が定まっていて、
そこでバリバリ活躍している自分が想像できる人

 

みなさんはどちらになりますか?

 

不安な気持ちはあるかもしれませんが、
考えても答えが出ないことですので、
ひとまず置いておいてと。。。

 

前向きに、できることを考えてみましょう。

 

できることは?
受験への準備となってきますよね。。。

 

今の1分間で、
未来を少しでも考えることができた自体、
ここからの1年を充実させるためには大きな前進です。

 

では、受験の準備といいましたが、
具体的には何をすればいいのでしょうか。

 

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」

 

そう、1年後の関門、
高校入試問題を知ることです!

 

では次のステップへGO!

 

 

過去問を解いてみよう


入試は中学3年の2学期までの内容を想定して作ってあります。

 

よって、今の段階で
全部の問題が解けるというわけではありませんが、
入試の概要やレベルについては
何となくでも知ることができます。

 

数学なら、
最初の計算問題は十分に解けますよね?

 

意外とあっさり解ける問題もあるな
という印象を持つことができればしめたものです。

 

実際に時間を計って、解いてみましょう。

 

解いた後に、その手ごたえや答案を見ながら、
今の自分に足りないものは何か考えます。

 

計算力?
文章を読んで理解する力?
学習した公式などの使い方?

 

漠然とでもいいので、
思いついたことを紙に書き出してみましょう。

 

 

高校の内容に触れる

 

数学に自信のある人は、
ぜひ、高校の内容に触れてみてください。

 

実は、中3数学と高1数学では、
連携している部分が多くあります。

 

展開・因数分解、2次関数の序盤、連立方程式など
中高一貫校では、
中3から高1までのこの内容を
一気に学習するところもあるくらいです。

 

教える側の方も、
高校1年の内容について触れていただき、
「高校になったら、こういうことを学習する」
というイメージを
しっかり生徒に持ってもらえるよう働きかけてみてください。

 

そのときに、マイナスのイメージではなく
プラスのイメージとして……

 

数の広がりについての話題に触れてもいいでしょうし、
たすき掛け(数学パズル)のことでもいいでしょう。

 

高校に入ると、難しいけど、
結構楽しいこともやるんだ。

 

そういうイメージを持ってもらえれば成功です。

 

教える側の知識や話術で
しっかりイメージを広げて伝えてみましょう。

 

 

年間計画を立ててみよう


高校入試という敵を知ることができたなら、
次に行うことは、
年間の計画をたてることです。

 

1年間の行事予定やカレンダーなどを取り出します。

 

その中に、次の順番で予定を書き入れます。

・入試の大体の日
・学校行事や部活動がある時期
・家庭での旅行などの大きな予定(プライベートも書きこむことがコツ)

 

学校行事の前後や部活動、
家庭イベントの前などは、
時間をとった勉強は、しづらいかもしれませんね。


そういうイメージを持つことができればOKです。

 

ちょっと埋まったスケジュールを見て、
空いた日程が、いつもの時間ということになります。

 

あとはその空いた日程の中に、
日頃の勉強のルーティーンを当てはめていきます。

 

手帳のイメージが浮かばなければこちらをどうぞ


NOLTYスコラ [ 2021年 4月始まり ] NOLTY スコラライト [ 手帳/学生向け (中学生 高校) ] 定期テスト 受験対策 学習 (A5 変形サイズ/白)


中学生・高校生のための手帳の使い方

 

 

入試勉強って何時間くらいできる?

 

毎日の勉強のルーティーンが見えてきたら、
自分の勉強のために毎日何時間使えるのか、考えてみましょう。

 

目標は1日3時間(最低2時間)

 

自分の中で、
帰ってからの時間割を作成するというイメージです。

 

夜にまとめて2時間でもいいですし、
1時間+30分×2回と分割しても構いません。

 

毎日の予定表に埋めこんでみてください。

 

実は、残された時間はあまり多くないのです。
具体的に例を挙げて説明しましょう。

 

1日3時間として、
受験まで300日とします。

 

で、余裕をもって
7割の勉強しかできなかったと仮定します。

 

受験までに勉強できる時間は
3×300×0.7=630時間

 

各5教科に均等に割り振るとすると
630÷5=126時間(!?)

 

意外と少なく感じませんか?

 

中学校全範囲の勉強+日頃の予習復習を含めて 126時間
日数で5.25日

 

たいていの人は
部活動引退後に入試勉強について考え始めると思うのですが、
実は今から始めたとしても、
全然遅くはないということになりますよね。

 

入試について始めて考えた、
この記事の読者のみなさんは、
この「意外に少ない」という感覚をぜひ持っておいてください。

 

そうして、やる気に火をつけていきましょう!


ちなみに……
読者の方限定で、
この学習時間をコスパよく、
有効に使うコツをお伝えします。

 

・その時間には机に向かうこと
・やるべきことをあらかじめ手帳やスマホで予告しておくこと
・机の上に参考書やノートなどを広げておくこと

 

そうすると、
取組み初めまでの時間が大幅に短縮されて、
密度の濃い時間を送ることができますよ。

 

 

因数分解まで自力でマスターしてみよう


今できる入試勉強は
まだそれほどは多くないかもしれません。

 

だからこそ、日頃の授業を大切にしていきましょう。

 

数学で言うのなら、
最初の単元である式の計算。

 

高校入試に直結しますし、
高校に入ってからも、
さっそく深掘りしていく分野となります。

 

文字式の計算は
反射的に解けるようになっておく必要があります。

 

特に因数分解辺りで、
因数?言葉の意味から分かんない!と
投げやり気味になる人も出てくるかもしれません。

 

言葉の意味は授業できちんと説明してもらえることと思いますので、
やり方については、
自分の中で理解しておくことをおすすめします。

 

因数分解は、数字パズル!
そう感じるところまで予習してみてください。

 

数を組み合わせるパズルを
小難しい言葉で表現しているだけです。

 

反射的に計算できるところまで修得できれば、
因数分解という言葉を聞いても、
敵ではなく、友達という感覚でとらえられますよ。

 

そうすれば、中3数学の序盤は問題なし!

 

生まれた余裕で、
その次の単元の平方根などにチャレンジしてみましょう。

 

 

最後に 未来を創れるのは楽しい!

 

単純に1年後の未来と考えると、
進路も決まらず、
どんな環境で生活を送っているのかも分からず、
不安が押し寄せるかもしれません。

 

しかし、逆の考え方をすれば、
「1年後の未来を創るのは自分」ということになります。

 

自分の考え方ひとつで未来を切り拓くことができるんです。

 

自分の将来を作れるって、
なんか楽しくなりませんか?

 

これまでは周囲の人の考えや、
生活している地域で縛られていたものが、
自分の考えを反映させることができる

 

その考える楽しさを感じ、
そのためには何が必要か、
どんな勉強が必要なのかを考えると、
次第にやるべきことが、順を追って見えてくることと思います。

 

このような体験は初めてという人もいることと思いますので、
困った時には家族や先生に積極的に相談してください。

 

もちろん、このブログを通じて、
亀きちに相談してもらえれば、一緒に考えます。
問い合わせ欄や、公式ラインからどんどんお寄せください。

 

亀きち、教員時代は教育相談を得意としていたので、
きっと何かのお役には立てるのではないかと思います。

 

では、自分自身の素敵な未来のために、
少しずつ道をつけていきましょう。

 

 

亀きちのブログが、電子書籍に。いつでもどこでも数学を楽しく!第1~3巻 絶賛発売中!4巻目も執筆開始!

 

公式LINE開設!
旬の情報や、勉強法、授業で使えるプチネタなどタイムリーにお届け!
ご登録お待ちしています! (^^♪

 

リアルタイムでブログ記事を受け取りたい方!読者登録はこちらから  

ご質問・ご感想・ご要望等お気軽にお問い合わせください。

 また、「気になる」「もう一度読み返したい」記事には
↓↓「ブックマーク」もどしどしお願いします