"教えたい" 人のための「数学講座」

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学習効果が何倍にも変化する 数学家庭教育法 ベース編

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

1年半ほど前から、
我が子に対して数学の授業を行っている、
名付けて「パパ塾」

 

試行錯誤しながら、教え方を研究しています。

 

今回、効果の残る最新の教え方について
イデアが一つの到達点に達しましたので、
数回に分けて、読者のみなさまにご紹介したく思います。

 

最新情報はTwitter

🍀亀きち🐢「楽しくなる」数学教育&勉強法コンシェルジュ (@math_kame)

で紹介していますが、
道具からやり方までをまとめて紹介するのは本邦初公開!

 

興味を持たれている方には、
ぜひご参考にしていただければと思います。

 

まずは、最新アイデアに至るまでに感じた、
ここ10年で感じる生徒の質の変化についてです。

 

 

10年前の教育と今の教育の違い

 

 

パパ塾を始めてから感じた、
この10年での教育や子どもの考え方です。

 

教員の進め方が割とゆっくり

 

学習指導要領が変わって
間もないということもあるかもしれませんが、
教員の進め方が、かなりゆっくり
→学年末に相当終われる
ように感じています。

 

旧学習指導要領に、なじんでいるからでしょうかね。

 

数学に関して言えば、
よく言えば、
計算分野などには時間を割いて
じっくり計算の基礎を身に着けさせるとも取れます。

 

逆の言い方をすれば、
図形分野では応用問題にじっくり取り組む時間は
なかなか取れないようです。

 

課題やプリントなどで
補助的に身に着けさせるといった
生徒任せになっている部分も見受けられます。

 

私は計算と図形の授業時間の配分ウエイトは逆と考えていて、
計算のような短時間で決着のつく問題は、
家庭学習などでひたすら反復練習が適している。


図形など思考力を要する問題は学校で、
グループ学習やコンピューターを用いた学習が適しており、
幅広いアイデアで、
生徒の理解を広げることが理想だと考えています。

 

 

深く考える生徒が少なくなっている

 

学校の進め方にもよるのかもしれませんが、
応用問題に意欲的に取り組む生徒の割合が
減少しているように思います。

 

私自身、とある模試の採点業務に携わっているのですが、
以前と比べて、
最後まで解き切るという
気概を感じる答案が減少していると感じています。

 

我が子に関してもまたしかり……

 

パパ塾を始めたときは、
見た瞬間に「無理!」という声を何度聞いたことか……

 

今まで以上に教える側にも
「戦略」と「忍耐」が必要だなと感じています。

 

 

家庭による教育格差が広がっている

 

教育格差という言葉を
ニュースなどでよく聞くようになりましたが、
実際に様子や答案などを見ていると、
2つの側面が見えてきます。

 

まず、我が子の中学校の様子を見ていると、
① 塾や習い事に積極的に参加させる
② ネグレクトに近く、教育に無関心
③ 学校を中心に考えている(従来の保護者)

 

この3パターンの生徒が混在しており、
まずは、勉強の必要性を感じていない生徒(②に該当)については、
教員に悪態をついたり、
平気で教室や廊下を歩いたりしています。

 

その様子を見て、
塾を中心に考えている生徒(①に該当)は、
学校の授業を軽視するようになり、
徐々に授業が成立しにくくなっていきます。

 

その中で一番不利益をこうむるのが、
従来の考え方(③に該当)の家庭。
授業を真面目に聞きたいと思うのですが、
乱す者の声やそれに対応する教員の姿勢により、
満足に授業を受けられない状態となります。

 

従来でしたら、
中3には進路の問題があるので、
落ち着く傾向が見られます。

 

しかし、中には中3の2学期が終わっても、
その意識が高まらず、全体の士気が高まることなく
入試に突入するクラスもあるのが現状です。

 

コロナ禍という状況で、
なかなか学校生活のしつけの部分ができなかった
という背景はあると思いますが、
授業を参観していると、
その光景にいたたまれなさを感じることもありました。

 

せっかく人生の中で一番、脳が活性化し、
爆発的に伸びる可能性を秘めている
中高生の時期がもったいないと……

 

また、大学入試を想定した模試を見ても、
先ほども記載しましたが、
最後まで粘り強く解答を書く生徒の割合が減っている印象です。

 

白紙の答案も見かけることもあり、
ここでも、教育の格差、理解度の格差を感じています。

 

亀きちの家庭は、
特に塾に行かせることもなく、
学校中心の生活を送らせています。
先ほどのパターンでいうと③ですね。

 

ここからは、亀きち🐢の
「勉強」に対する取り組み方

 

私も教育関連の仕事に携わっていましたので、
分からないところを持ってきたら
その質問には答えますが、
こちらからプラスαの知識や解法まで、
率先して教えることはしませんでした。

 

私自身が「勉強しなさい」と言いたくなかったからです。

 

「勉強しなさい」という言葉は、
子どもにとっては勉強の強制になります。

 

勉強の強制となると、
子どもにとっては「勉強はしなくてはならないもの」となり、
心の中で、勉強に対する障壁として、
勉強をする際のハードルが上がることになってしまいます。

 

それでは、本来の勉強をする目的から外れていくことになります。

 

実際、私も家内も、
それぞれの親からは
「勉強しなさい」と言われたことはありませんでした。

 

勉強は楽しむもの、
ゲームや読書、外での遊び、その延長線上に勉強がある
そのイメージを小さいころに植え付けてもらった感覚があります。

 

本はどんなジャンルであっても、
買ってもらえましたし、
暗くなるまで外で遊んでも
特に注意されることはありませんでした。

 

そういった経験から、
物事の不思議を自らの肌で感じ、
自分で調べるという習慣がついたのではないかと思っています。

 

新聞を見て変化する野球の打率は
どうやって算出されているのか、

バスの料金は停留所に停まるたびに変化するけど、
どんな関連性があるのか、

野イチゴにはいろいろな形があるが、
何が違うのかなど。。。。。。

 

 

ついにその時が来た!


話は戻りますが、
我が子にもこのような感覚になってもらうまで、
待つことにしていました。

 

そして、ついにその日がやってきたのです。

 

中2の秋でした。
その頃の学習の進め方は過去リンクを掲載しますので、
ぜひご覧ください。

 

↓チェック🐢

パパ塾 わが子に数学を教える日 ~家庭内での環境はこうやって作る~

パパ塾 ノートのチェックポイント~独学で陥りやすい罠~

パパ塾 いざ数学定期考査 1週間前の対策法

パパ塾 定期試験結果 見えた成長の跡

パパ塾 第2幕始動! 学校の授業を3回目の勉強に

パパ塾 学校先取りの数学授業 基本的な取り組み方・教え方

パパ塾 わが子に訪れる様々な変化

 

ただ、紙媒体で授業するよりも、
効率のいい学習方法があることに、ある時ふと気づきます。

 

これまでの難点は次のことでした。
・A4の用紙に授業板書→ノート
・回答を書いたものを写す
・腕の角度で見えにくい
・ホワイトボードの購入も考えたが……

 

それを解決するものが、
ノートとタブレットのハイブリッド授業です。

 

家庭でも道具をそろえれば可能なもの、
次回、そのすべてを紹介していきます!

 

 

 

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