"教えたい" 人のための「数学講座」

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数学授業講座 生徒を引きつけるために必要なことって何?

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

生徒を引きつける授業をしたい!
どの先生も思う事柄ですよね。

授業で、亀きちが行っていた実践について
引き続き、語っていきたいく思います。

今回のテーマは、
生徒を引きつけるための演出について、
何が必要で、どのようにすればいいのか。

夏休みに入り、授業がやや緩やかになる時期かもしれません。
(高校では補習などで引き続き授業をされている方も多いでしょうが…)

参考にしていただければと思います。

 

 

 

引きつけるための前提

まずは、引きつけるための前提条件です。

・どうやったら生徒に一番効果的に残るのか
・どうやったら生徒が再度ノートや教科書に戻ってもらえるのか
・どうやったら生徒が自分からやる姿勢になってくれるのか

これを常に頭の片隅において、
演出のイメージを膨らませていきます

 

 

引きつけるための武器は持ってますか?

演出の基本となる手法(武器)について。
教える側がどのような手法を持っているのか、
その手法の種類を増やすことと、その予習が必要となります。

 

例を挙げてみますね。
・例題の解説
・個人で考えや意見をまとめる
・周囲と雑談程度で相談させる
・班やグループで相談させる
・発表させる
・問題を解かせる
・復習や振り返り
・次時の予習や予告
・授業での小道具の用意
・自身の体験談
・教える事項の前後のつながりの説明
・数学史
・数学の雑学

…キリがない(笑)
後日、一つ一つ語らなくては… (^^)

 

特に、知識としての雑学や体験談、小道具などは、
日頃から脳内アンテナを張っておくことをおすすめします。

亀きちも20代の頃には雑学の本は10冊以上読破し、
ある程度の教養は持ったつもりです。
例えば、円周率について江戸時代での覚え方や、宝くじの知識など。

 

小道具は、生徒を一瞬で引きつけるためには有効な手段です。
できれば生徒自信がその後、使えるものがいいですね。
復習になりますから。

特に図形分野では、かなり理解の助けになることと思います。
中1の平面図形や空間図形では、効果抜群です!

 

体験談は生徒をぐっと引きつける手法です。
やっぱり身近な人の生の声って、引きつけられますよね。
導入などでうまく使うことによって、スムーズに授業が流れていくことと思います。

 

 

台本は引きつけるための第一歩

授業での台本は、演出を考える上での最重要事項。

基本的な流れや教え方の筋ができあがったら、
次に考えるのが、どのように生徒に見せる(魅せる)かです。

 

目的は最初の項で記しましたが
「生徒が思い出して、自分から学習するため」
にどうすれば効果的かを考えることです。

 

以前、生徒が1つの授業で覚えることのできることは3つが基本と記しました。
教員の演出も同様で、最初は3つからでいいと思います。
慣れてくればその場でいくつでも思いつくようになりますが…(笑)

math-kame.hatenablog.com

 

導入での惹きつけ方、
展開の中で、理解を深める手法
まとめで、次につなげてやる気を持続させる方法

この3本を基本に、台本の肉付けをしていくとよいかと思います。

 

前の時間の復習でしたら、
・前回の内容を話す(生徒でも、教員でも)
・復習問題を解かせる
・小テストを実施する
・わざとお得な知識を残しておいて、ここで披露する
など、これまた考えればたくさん出てくるのではないかと思います。

 

頭の中で常に思考を続け、
生徒の心により残るものを見つけるアンテナを張っておいてくださいね

 

 

役者になりきっていますか?

亀きちは、授業は1つの舞台だと思っています。

授業が始まると、誰も助けてくれません。
1人がすべての進行をしていきます。

 

そのためには、役者になるスイッチが必要かなと感じています。

 

私はチャイムが鳴った後の
「はい、始めましょう!」
この一言を発することによってスイッチを切り替えていました。

切り替えると、完全に役者モード覚醒!!

しゃべりは落語家さんのように、
あるいは、ジャパネットタカタの高田明さんのように、
やや前のめりかもしれませんが、流ちょうに話すようになっています。

そして、生徒の質問についてもオーバーにとらえ、
褒めるときは大きく褒め、失敗してもいいという雰囲気を作り出し、
生徒を授業の波に乗せることを常に意識しています。


あと、声はわざと大きめの声を出すことをデフォルトにしています。
大きい声を出していると、曖昧な説明ができないからです。

適当なことを言っていると、生徒はすぐに見抜きます。
自分自身でそれを防ぐためにも、大きな声を出して、
万が一、詰まってしまったときはごまかさずに素直に謝り、
思い出したときは、次時の頭で再度説明をしなおします。


生徒は、舞台を見に、そして参加してくださるお客さんだと思えば、
役者になることの意義も見えてくるのではないでしょうか。

 

 

最後に

生徒を引きつけるためには、手法はたくさんあります。
その最適解を常に思考の片隅において、
転がし続けることが大事ではないかと思います。

 

この解というものは、意外なところで見つかります。
寝る直前とか、お風呂に入っているときとか、散歩しているときとか…
その時のひらめきを、覚えておくか、何かメモを残してしておき、
それを元に思考を広げていけば、きっといい演出方法が見つかってくるものと思います。

 

生徒にとって最大限の思い出と、
自分から振り返りたくなる仕掛けを残していきましょう。