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パパ塾 わが子に訪れる様々な変化 

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

いよいよ学校の授業先取りで
「パパ塾」の中でも授業を開始。

 

教科書見開き2ページを45分で
例題と練習問題を解いてくる(予習)ことを前提に
授業を行います。

 

具体的な授業のやり方は前回の記事から


このスタイルで勉強を始めてから、
子どもに起き始めている変化がいくつか見られます。

 

今回はそれについて
まとめていきたく思います。

 

テスト前に、ちょこちょこと対策するよりも、
根本的な変化が見て取れる日頃の指導

 

変わってきたわが子、
私自身も楽しみながら書いていきます!

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変化1 思ったよりも予習をがんばる


「パパ塾」の掟として予習を課す

 

正直私の中では不安がありました。

 

わが子だから、甘えが出るのではないか。

部活などで忙しいのを理由にして
やらないのではないか

夜の勉強だから
やる気が起きなくなるのではないか……

 

しかし、その不安は杞憂でした。

 

わが子、頑張っているようです。
ただし、予習をするのは
授業が始まる1時間前くらいですが(笑)

 

追い込まれるまで手を出さないというのは、
これまでの積み重ねのなさもありますし、
「勉強あるある」ですので、
まあ、まだ言わなくていいでしょう(笑)

 

ただ、毎回やり遂げた予習は
一生懸命やっていることが伝わります。

 

きちんと教えたノートの使い方をし、
例題をきちんとノートに写し、
練習問題も解いている。

 

ちなみに、例題をノート写すことは
何も課しておらず、主体的に取り組んでいます。

 

取り組む時間帯は改善の余地があるものの、
予習をやっている、そしてそれが続いている
このことに、まずは進歩を感じました。

 

 

変化2 説明が一発で分かるように


授業の前に予習をするメリットは、
大変大きなものがあります。

 

その大きな効果の一つが、
私の授業が、
子どもの勉強にとっては2回目となることです。

 

初めて考える1回目の勉強と、
少しでも見覚えのある2回目の勉強では、
理解度は雲泥の差。

 

記憶の上書きで、印象にさらに残りますよね。

 

さらに、私が説明をするときは、
極論までぜい肉をそぎ落とした説明をします。

 

「教科書も学校のまとめも字が多いよね」
「パッと見てわかるように、できるだけシンプルにまとめるよ」

この言葉は、私の口癖です。

 

理由は、「作業」に当たる時間を極力減らすため。

 

板書(今はA4用紙に書いていますが(;'∀'))での内容を
写すのは、子どもにとっては作業に近くなります。

 

そしてその間は、
こちらの話を聞くだけ。

 

この間、授業は間延びすることも多くあります。

 

ですので、まとめはできるだけシンプルにしています。
特に図形の分野では、まとめはすっきりと見やすく。

 

後で見返したときにも、視覚に訴えるように。

 

教える側が
予習しているからこそできるまとめです。

 

「教科書の内容、たったこれだけ!?」

 

この子どもの驚きの声が、
実は私の中では何よりも嬉しかったりします♪

 

 

変化3 生活習慣が安定する

 

こちらは、パパ塾を始めてからの予想以上の副産物。

 

週3回、授業の開始時刻は決まっているので、
生活リズムが安定するようになりました。

 

我が家では、授業の開始は20時。
それまでに夕食、入浴を済ませるようにしています。

 

私もそれに合わせてちょっと早めの生活に……

 

下の子も、
パパ塾の開始に協力的になり、
率先して洗い物や入浴などを
済ませてくれるようになりました。

 

ここまで規則正しい生活が確立できるとは
正直予想できていませんでした。

 

やっぱり生活リズムって大切ですね。

 

 

変化4 子どもがノートの取り方を変えてきた


さらにびっくりしたことが1つ。
子どもがノートの取り方を変えてきたのです。

 

基本的なノートの取り方は、
今までご紹介してきた方法を実践しています。

 

まだご存じでない方は、
こちらからご覧ください。

 

ここからさらに一歩踏み込んだ
ノートの取り方をしているのです。

 

その内容がこちら。

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左が板書、右が予習

 

予習で、教科書の例題や問題を解くのはノート見開きの右側
左側には、私が説明したことをまとめているのです。

 

その理由を子どもに聞いてみると、
・左だけを見ているとまとめ集になるから。
・右だけを見ると、復習するときに〇×のメリハリをつけられるから。

 

これまでのぐーたらしていた子どもからは
想像もつかないような、見事な理由です。

 

私はこの取り組みを絶賛しました。
ノートは「後で見返したくなる」ものを作るのがベスト。

 

なので、自分の中で、
後で見返すためのきっかけを作ったのはすごい!と。

 

子どもが、
「これってそんなにすごいことなの?」
と言いながら、嬉しい表情を浮かべる。

 

私自身、すごく嬉しく、進歩を感じた瞬間でした。

 

こうして、わが子の変化を感じながら、
授業を進めて行きます。

 

分かるところはちょっとテンポを上げて、
分からないところは、やや抑えめにして。

 

そうしている間に、
次のテストがあるとのこと。

 

それは、実力テスト。

 

中1から今までのすべてが範囲となる、
自治体独自が行っているテストです。

 

今の客観的実力を測るいい機会!

 

次回はそこで起きた結果と、
現状の実力分析をしてみます。

 

 

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