中1 正負の数5 鬼滅の刃で累乗をマスター
正負の数 第5回は
累乗~四則演算の方法までを扱います。
累乗の考え方は中学で初めて登場し、
ぼーっと聞いていると、
一気に置いてけぼり感を味わってしまいます。
除法は一気に、
四則演算は小学校の復習も兼ねながら、
新しいルールを追加していきます。
イメージが湧くように
最初はかみ砕いてじっくり伝えて、
一気に「練習」⇒「解答確認」の繰り返し
この積み重ねで、
計算マスターへと駆け上がるイメージを
持ってもらうよう、進めていきましょう。
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本日のノート
累乗 鬼滅の刃「累」をイメージして
累乗の導入では使う必要性について、
語れば、イメージが広がります。
亀きちは、物語風に語ります。
例
世の中の数学者は考えました。。。
「2×2×2×2×2」と5回書くのはめんどくさい!
なんとかすっきりかけないものが……あ、そうだ!
かけ算した個数を数字の右上に小さく書けばいいじゃん!おお、そうだ、そうだ
そうしよう、そうしようそうして、累乗の考え方は生まれました。
ポイントは、「人間が作り出した表し方」ということ
このイメージが植えついてくれればOKです。
累乗の部分にはもう1つポイントがあります。
それは、
指数は直前のものにかかっていくということ。
試験でも毎回と言っても過言ではないほど出題されますし、
出題したくなる問題。
指数は「直前のものにかかる」
この認識をしっかり持ってもらうことが大切です。
イメージで教えるとすれば、
鬼滅の刃の「累」を登場させるのはいかがでしょうか。
累の放つ血気術「糸」。
糸は手から放出されて、
近くにあるものから切り裂いていきます。
累乗の指数も、
一番近くにあるものを料理するのです。
すなわち、一番側の( )や数字に
糸がかかっていくことになるんです。
少しは意味が通じやすくなりますかね?(笑)
除法 逆数の考え方は注意!
除法の計算そのものは小学校と同様。
そこに、乗法で行った符号の考え方が入るだけです。
なので、基本はいたって単純。
しかし、逆数の定義だけは確実に押さえておきましょう。
逆数とは「かけて1になる数」
負の数の逆数は、負の数のままです。
分母分子だけでなく、
符号も逆転させてしまう生徒がいますので、
その部分だけは注意して確認しましょう。
四則の混じった計算 かっこつけは抹殺せよ!
四則の計算方法も
本的な流れは小学校と同じです。
( )の場所 ⇒ かっこつけを外すとこから始まります。
中学で初めて登場する部分としては、
その後に累乗の計算が入ります。
理由は、人間が表し方として創り出したから。
そのイメージがあれば、
累乗の解体は閃きやすくなります。
乗除法、加減法については、
小学校と同様ですね。
ポイントは
結びつきが強いものから切り離していくことです。
「抹殺」という言葉は、教育上は……ですので、
ご配慮を(笑)
最後に 基礎体力を鍛える楽しさを部活から
この辺りの計算については、
夏休み中がレベルアップの絶好の機会。
毎日コツコツと
脳トレのつもりで、トレーニングしておくと、
2学期からの計算がぐぐっと楽になります。
2学期を迎えてからでも、
土日で少しずつでもレベルアップさせることは可能。
基礎体力をつけるつもりで、
その上に、文字計算や方程式の考え方が乗っかってきます。
部活動での基礎体力の必要性とリンクさせて、
必要性を感じてもらえるような話をすることが大切です。
体力づくりを楽しく!
方法を教員の方も、保護者の方も、
子どもと一緒に考えられるといいですね。
教え方、覚え方など
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