正負の数の4回目は乗法について。
マイナスが入ったかけ算になると
いよいよ難しく感じ、
手が止まってしまう生徒が続出……
その大半は符号によるイメージの欠如。
特にマイナス×マイナスがプラスになる意味が
なかなか理解できない生徒が多いのです。
教員や保護者の方でも
きちんと説明ができる人は
それほど多くないかもしれません。
ここでは、
損得勘定を入れながら、
アニメ調でかみ砕きながら説明をしてみますね。
それではスタートです。
単元概要はこちらからどうぞ
本日のノート
乗法 ジャイアンとスネ夫の関係で身近に
乗法の授業では、
「ドラえもん」の中から、
ジャイアンとスネ夫に登場してもらいます。
お金のやり取りを通して、
負の数のかけ算を概念的に展開していくのです。
やはり、生徒にとって
身近に感じる存在はお金ですから。。。
そして、キャラクターの人間関係が有名であろう
ジャイアンとスネ夫のやり取りが
理解の一助になると考えています。
二人のやり取りを
軽快に話をして教えられるといいですね。
授業ノートの中には、
その2人のやり取りのイメージを載せていますので、
参考にしてみてくださいね。
私が授業するときは、
完全にモノマネに入ります(笑)
その中で特に、
マイナス×マイナスがプラスになる
スネ夫のずる賢さをアピールするのです。
乗法の交換法則と結合法則 小学生を思い出して
言葉は難しいですが、
かけ算ばかりのとき、
かける順番を入れ替えても
どこから計算しても
構わないという確認です。
負の数が入ったかけ算になると、
難しく感じる生徒も多いですが、
「符号」⇒「絶対値の計算」
を徹底させることにより、
正解率はぐっと上がります。
マイナスは逆言葉。
それを2回繰り返したら元に戻り(プラス)
3回繰り返したらマイナスになる。
言葉遊びでしっかり感覚を養っていきましょう。
逆の逆は、元に戻る
逆の逆の逆は、逆
このようなイメージで。
また、かけ算の順序についてですが、
「10」をつくると楽に計算できる
この感覚はぜひ持っておきたいところ。
2×5 4×5など、
10の束をつくるイメージを持っておけば
計算スピードがぐっと上がりますよ。
最後に (-)×(-)=(+) 教えることができれば一人前
中1数学の最初のつまづきが
この部分になる生徒が多いかもしれません。
ここを流暢に教え、
納得させることができれば、
なかなかの授業力ではないかと思います。
かつて勤めていた学習塾でも、
この部分の教え方は研究する講師が多かったですから。
数学も話術。
実生活などを利用してイメージさせながら、
理解させるためにも、
教員自身がしっかり授業準備をして、
自信を持って授業に臨みましょう。
あっ、話術については
亀きちが思いのたけを執筆しておりますので、
よろしかったらご覧ください。
負の数の乗法や除法は、
教える方にとっても、なかなかの鬼門。
流暢に授業を盛り上げ、
その後、多くの問題に取り組んでいきましょうね。
教え方、覚え方など
ご意見、ご質問は
コメント、お問い合わせ、公式ラインからどうぞ(^^♪
亀きちのブログが、電子書籍に。いつでもどこでも数学を楽しく!第1~3巻 絶賛発売中!4巻目も執筆開始!
公式LINE開設!
旬の情報や、勉強法、授業で使えるプチネタなどタイムリーにお届け!
ご登録お待ちしています! (^^♪
リアルタイムでブログ記事を受け取りたい方!読者登録はこちらから
ご質問・ご感想・ご要望等お気軽にお問い合わせください。
また、「気になる」「もう一度読み返したい」記事には
↓↓「ブックマーク」もどしどしお願いします