"教えたい" 人のための「数学講座」

「数学を教えたい!楽しさを伝えたい!」そう思うあなたに、教え方や勉強法・やる気創出法など、動画と記事でノウハウのすべてを紹介!塾講師、学校教員、会社員と多角的な視点、生きた数字を扱う視点から、生涯学習にも役立つ話題が満載です。教え方の研究、勉強法の修得、中高生の自主学習用にご活用ください!

MENU【クリック・タップで開閉】

パパ塾【中1 文字の式】章末Lv1,2① 説明させることの大切さ(亀きち、きつめの指摘…)

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

今回は前回に引き続きの、章末A問題と、
発展的内容の章末B問題を行います。

 

章末A問題では、
・基本的な知識や考え方が身についているか
・分配法則を用いての計算が身についているか
・文章から式を作ることができるか
を確認します。

 

B問題に入ると、
応用的な問題が登場します。

 

ヨハンも解いていて、手が止まることに……

 

はじきや割合などの文章題、
図形の面積や体積を求める問題にも
文字が登場してきます。

 

小学校の頃の知識を思い出し、
この単元で学習したことを融合させて、
問題をクリアしていきましょう。

 

ここで扱う内容は、
次の単元となる、方程式につながっていきます。

 

教える側としては、次につながることを意識させて、
やる気と知的好奇心を
どんどん上げていきたいところですね。

 

 

黄色背景2つが親子のやり取りを楽しむ、フルバージョン
青色背景が、教えることに特化した、教え方バージョンです。

※実際の授業をほぼノーカットでお送りしていますので、
 再生速度を1.25倍~1.75倍にすると、効率よくお楽しみいただけます。

 

ご意見等ございましたら、コメント欄からぜひお寄せください。

また、チャンネル登録、高評価をいただけますと幸いです。

 

記事の一番最後に、
今回の授業ノートも掲載しますね!

youtu.be

youtu.be

youtu.be

 

では内容に入っていきましょう。

 

 

最初にチェックしておきたいのは、
( )を外す計算
が身についているかどうかです。

 

特に( )の前が-のときは、
符号が逆転するので要注意!

 

すぐ後の問題で出てくる分配法則も
この部分を特に注意しながら、
確認をしていきたいところです。

 

( )を外していく問題で
カギとなるのは、
項の考えが身についているかどうか。

 

-の記号は後ろの数字についている
ということを理解し、

どんどん練習し、素早く計算できるよう、
繰り返していきましょう。

 

中学数学の基礎体力をつけるのは、今ですからね。

 

 

その後では、文章を式に表す問題を扱いますが、
目新しいのは
余りを等式で表す問題

 

◎÷△=□…〇

 

これを小学校のころに使っていた
余りを表す記号(…)を使わずに、
等式の形で表します。

 

私はヨハンには、
具体的な数字にて練習をしていたという
話をしています。

 

例:22÷5=4…2
これを
「22を、5と4と2を使って表してごらん」
と投げかけます。

 

具体的な数字だと、比較的簡単に答えを出せます。
「5×4+2」

 

答えを出すことができたら、
この「22=5×4+2」
先ほどの文字の式に当てはめるのです。

 

この方法は、
私も学生時代に、よく利用していました。

 

割り算の考えは、
高校でも整式の除法などで使用します(高校数学Ⅱ)
求め方を求めるイメージは持っておいて損はないと思います。

 

続いて、
図形の面積を文字式で表す問題では、
面積の公式の確認を当然ながらしています。

 

さらに、台形においては、
公式の成り立ちまで解説を求めています。

 

どんどん、知的好奇心をくすぐるかのように……

 

公式の成り立ちまでは答えられなかったヨハンですが、
いろいろな知識を紹介して、
「なるほど!」と思ってもらえる機会を多くすれば、
さらに数学に興味を持ってもらえるのではと思います。

 

立体については、
もし苦手であれば模型を作るのが一番です。

 

おそらく、平面で図形を描いて、
それを立体として認識できるようになって
間もない年ごろ。

 

実際に作ったものを見せると
理解も早いと思います。

 

今回は、図形は用いずに進めました。
今思うと、
ポリドロンなどで見せておけばよかったなと思います。

 

文字の大小の問題では、
丁寧に文字を代入することが大切。

 

文字の見た目で答えを出そうとすると、
見た感じの錯覚で見事に騙されてしまいます。

 

今回は、この問題を、
直感的に見た感覚で答えを出していた
ヨハンに対して指導を入れています。

 

きちんと丁寧に、途中過程をかくように、と。

 

小学校までなら、答えがあっていればそれでいい
という場面も多かったかもしれませんが、
中学校ではそうはいきません。

 

証明問題など、
自分で考え方を説明するような問題も
どんどん出てきます。

 

今のうちから、
どうしてその答えがでたのか、
自分の言葉できちんと説明ができるよう、
毎回働きかけていきたく思っています。

 

パパ塾開始以降、
その方針で指導しているヨハンは、
「最近は学校で友達に教えるのが面白い」
と言うようになりました。

 

友だちを巻き込んで、
楽しい勉強の輪を
広げていってくれたらなと思います。

 

ちょっと感動した一言でした。

 

次回が文字の式の単元の最後となります。

 

次回も応用問題ですが、
粘り強く考えてくれることに期待しています。

 

では、今回の授業ノートです!

 

 

教えたい人のための数学講座
第4巻、電子書籍にて発売開始!!
教える側として生徒をどう引き立てるのか
その極意を書き綴りました。
応援、よろしくお願いします!

教えたい人のための数学講座 第四巻: 生徒を押し上げる脇役編

 

 

亀きちのブログが、電子書籍に。いつでもどこでも数学を楽しく!第1~4巻 絶賛発売中!

 

公式LINE開設!
旬の情報や、勉強法、授業で使えるプチネタなどタイムリーにお届け!
ご登録お待ちしています! (^^♪

 

リアルタイムでブログ記事を受け取りたい方!読者登録はこちらから  

ご質問・ご感想・ご要望等お気軽にお問い合わせください。

 また、「気になる」「もう一度読み返したい」記事には
↓↓「ブックマーク」もどしどしお願いします