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ドラゴン桜 教育活用法 3話 本質を掴む学習ツール3選

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

やっと前作のような
ドラゴン桜らしさがでてきましたね。

 

ドラゴン桜 DVD-BOX(2005年放送)

 

詰め込みの勉強だけではなく、
本質を理解すること
今回のポイントとして
大々的に描かれていました。

 

主に描かれていた勉強法は3つ
互いの得意な教科を教えあう
Youtube Twitter での発信
LINEでの問題発信会

 

今回は、本質を描くという観点から、
ドラマで紹介された勉強法や
それを活かした授業法について、
亀きちの経験も踏まえながら
紹介していきたく思います。

 

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互いに教えあうメリット

 

桜木(阿部寛)が東大専科の生徒に言った言葉

 

「問題を解き解説を読む。そして、互いの得意教科を教えあう」
「自分より少しできるやつに教えてもらえれば、
 自分でもできそうな気がするものだ」

 

まさに昔からある
勉強の本質の言葉ですよね。

 

生徒のみなさん、生徒だったみなさんも、
何となく身に覚えがあるのではないでしょうか。

 

先生に教えてもらうよりも、
友だちどうしで教えあう方が理解しやすい

 

理由は、
目線が上からではなく、
同じ目線から教えてもらうことになるので、
理解しようとする脳のハードルが下がるからです。

 

さらに、人に教えるということで、
自分の中で、理解がさらに深まり、
相手の立場になって考えることができるようになる。

 

1人で教えあうよりも、複数人で勉強した方が、
理解の深まりが格段に早くなります。

 

ライバル心も芽生えますしね。


授業では、よくこのことを実践されている先生方も
多いのではないでしょうか。

 

班での活動は、このことを利用していますよね。

 


【授業展開例】

 

私は、班活動での授業展開もしていましたが、
それ以外にも毎回の授業で、
教えあいのスタイルを取り入れていました。

 

数学で教科書の練習問題を解かせるのですが、
その後で、必ず答えの確認の時間を1分ほど取らせます。

 

目的は、
・周囲との解答の確認
・間違っていたときや、分からないときの解法の確認
・問題を解いていた時の緊張の緩和

 

授業をする方の立場としては、
緊張の緩和が大きな目的でした。

 

教員が説明して、その後生徒が解いてと、
なかなかリラックスする時間が生徒にはありません。

 

ですので、この瞬間だけは、
思いっきりしゃべってもらいたいと思っていました。

 

その様子や生徒の顔色をじっくり見て、
教員が理解度や、クラスの雰囲気を判断し、
答え合わせに移るのです。

 

生徒のメリハリがつくようになりますよ。

 

どの教科でも活かせる、
授業スタイル教えあい。

 

今はコロナで難しい面もあるかもしれませんが、
教えあうことは、
インプットもさることながら、
アウトプットもすることにより
より深い知識を身に着けられるいい勉強法・授業法となります。

 

ちなみに、
正面を向いてでも、
教えあいは十分に可能と考える亀きちです。

 

 

Twitter Youtube での発信で、教える力の向上

 

Twitter は普段から私もやっているので、
教育的効果については
何となく理解しているつもりでした。

 

まさか Youtube まで活用するとは…(笑)


天野(加藤清史郎)と瀬戸(髙橋海人)には、
ユーチューバーになれ
楓(平手友梨奈)と菜緒(南沙良)には、
1日20ツイートを全世界に向けて発信。

 

これはまさに、
アウトプット勉強の延長となります。

 

勉強はインプットだけではなく、
アウトプットとのバランスがとれて、
初めて効率的に身についていきます。

 

インプットとアウトプットのバランスの理想は、
4:6

 

要は、4割理解すれば、
問題集に入ったり、SNSで発信していけばいいのです。

 

私も Twitter やブログをこのように運営していますが、
目的は、自分のこれまでの記憶と記録を残すため。

 

ブログも、教員をしていた頃の教え方をすべて残すと同時に、
それをたくさんの人に知ってもらう。
ですので、自分の教え方は全部残そうと思っています。

 

教員って、
自分の教え方を、人にはなかなか教えないものですから……
手の内ってばらしたくない心情が、大きい人が多いです。

 

私は現在は会社員をしていますので、
そこで培った生きた教育もさらに+して、
1人でも多くの人に数学や勉強法を人に教えてもらいたい!

 

そう思って活動しています。


さて、話がずれましたが、
Twitter発信による勉強法。
早速、SNS上で見かけますね。

 

さすが、学生さんは実践が早い!

 

そうやってどんどん前に進んでいくことが大切ですよね。

 

勉強用のアカウントを作って、
どんどん学習状況を発信していきましょう。

 

英語でのリプ(返信)が来ることもあるでしょうし、
色々な国々の人と、つながりも生まれることでしょう。

 

亀きちがTwitterを覗いたときにも、
勉強に関する質問を呟いている方がいらっしゃいます。

 

私が目にしたときには、
なるべく答えているつもりです。
しかも、ポイントも踏まえた上で。。。

 

Twitterのリンクも貼っておきますので、
よかったら質問等してみてくださいね。
イムリーのお返事は難しいかもしれませんが、
できる限りの対応をしていきたく思います。

↓亀きちTwitter

twitter.com

 


あとは Youtube
ここまで実践できれば、アウトプットの達人ですよね!

 

動画投稿ですと、
さらに人の目に留まりやすくなります。
声で、その人柄を理解しやすくなります。

 

安心感も生まれますね。

 

相手に伝える練習として、
いかに理解してもらえるかを試す手段として、
大いに活用することは、ありだと思います。

 

亀きちは Youtube は開設していませんが、
ちょっといいなーって感じました。

 

…授業動画、解説してほしいと思っていらっしゃる方います?(笑)
いらっしゃるなら、前向きに考えますww

 

 

LINE勉強会 時間を決めてみんなで取り組む


目からうろこだった取り組みが、
このLINEでの勉強会。

 

水野(長澤まさみ)から生徒に都度問題が流れます。
それについて生徒が答えていきます。

 

出題された問題は、
すべて東大の過去問から。

 

生徒は、こんなことをする必要があるのかと
疑心暗鬼になりますが、
目的は、
東大は物事の本質を理解しようとする生徒を求めているということ
それをとことん掘り下げるためのツールである

 

そのような説明がありました。

 

勉強はなるべく効率的にしたいもの。
短時間で最大限の効果を得たい。

 

そのためには、
本質を理解することは、一番の近道ですよね。

 

今回の放送での「uni~」という言葉もこれで一発でしたし。

 

関連本として、現在爆売れ中
「単語の語源図鑑」
本質を掴むためにうってつけの1冊です。

 


英単語の語源図鑑

 

個人的に改めて気づかされたことは、
LINEの勉強は、
問題の出し合いがスムーズにできるということ。

 

例えば、一言で答えられるような問題、
地歴(社会)の問題などでは、
どんどん問題を出し合えますよね。

 

友だち同士でグループを作って、
時間を決めてどんどん問題を出し合う。

 

これだけでもかなりの脳の活性化に
つながるのではと思います。

 

 

【授業展開例】

授業でも使えますね。

 

LINEそのものを教育に入れるのは
ハードル高いかもしれませんが、
今なら、小中学生なら全員がタブレットを持っていますし、
高校生もその手の媒体は持っている人も多数かと。

 

学校で無線のWi-Fiルータを設置して、
そのときだけはデータ無制限で、
LINEで問題をだして、生徒が答える。

 

モニターにはその様子をどんどん表示させる

 

考えただけでも楽しそうで、
ワクワクしてきませんか?

 

スマホを一律禁止している学校も多いでしょうが、
社会に出れば、
TPOを身に付けているなら
使用することは何ら問題のない話。

 

禁止を考える前に、
TPOに応じての使い方をきちんと指導し、
学校内でフィルターをかける取り組みをすれば、
授業での活用も思いっきり可能になるのではと思います。

 

LINEですから、
誰がどのような活動をしたのかも、
すべて記録に残りますし。

 

 

まとめ 楽しい⇒協力⇒達成感 のスパイラル

 

本質を理解するためのツールとして、
今回3つが紹介されました。

 

物事には意味があり、本質がある。

 

それを理解することにより、
より忘れない正確な記憶ができる。

 

さらに、教えあったりSNSのツールを使うことにより、
勉強の楽しさを感じ、協力することにより一体感や、
さらには達成感まで味合うことができる。

 

これを繰り返すだけで、
勉強が楽しいというスパイラルの完成する。

 

ツールを使えば、
こんなに楽しく勉強のアイデアが出てくるんですね。

 


最後に、
桜木が生徒たちをを前に語る場面でこんなことがありました。

 

人を見下す人間は成長しない

 

勉強に大切なのは、
「素直であること」なんです。
こちらについては、私も過去に執筆したことがあります。

math-kame.hatenablog.com

 

素直な生徒ほど成長する。
教師を長年やっていましたので、これは確信します。

 

素直に取り入れ、勉強を心から楽しめる

 

このような生徒が、成績は伸びていきますし、
教員や家庭では、
学習が効率的にできるような働きかけや、
素直に取り組み、楽しめるような取り組みを考えていく大切さを
改めて感じました。


次回は、自己管理のスタディーサプリが登場していましたね。
さらなるツールとなります。

 

楽しみですね♪

 

 

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