"教えたい" 人のための「数学講座」

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圧倒的授業力を手に入れる方法

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

今の教員に求められている素養は
圧倒的な授業力である

 

以前、私がある教育委員会から聞いた
採用を考えるときの最優先選考基準像です。

 

当時は、「人間性は?」と思った私なのですが、

 

「圧倒的な授業力」
実は、すごく奥深い言葉だなと、
最近になって、強く感じています。

 

授業力があれば、
人間性もかなり包括できるのではないかと……

 

圧倒的な授業力を持った教員とは、
どんな教員なのか。

 

今、求められている教員像、
子どもをもつ親として、
また、教員経験から感じることを
経験を踏まえながら、考察・提案していきたく思います。

 

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「圧倒的授業力を持つ教員」とは?


まず、圧倒的な授業ができる教員とは
いったいどんな教員なのか。

 

私が思っている定義は次の3つです。

 

授業を通じてルール作りができる教員

人生の「道」を見せることのできる教員

いかなる場合でも堂々としている教員

 

それぞれを具体的に考察していきます。

 

 

ルール作りができる教員は生徒指導ができる


日頃行われる授業のルールは、
教科担当が決められる裁量によるところが大きいものです。

 

・用いる教材
・毎日や毎週に課す提出物の内容
・授業を受けるときの注意事項やお得ポイント
・授業中にしてはいけないこと

 

これらのことを、
自分の考えをもとに自分の言葉で、
年度の最初の授業で、きちんと生徒に伝えることができる先生

 

これがルール作りができる先生と考えます。

 

このことは、
学校での教育に限らず、
家庭で子どもに勉強を教える際にも言ることです。

スマホのこと
・食べながら、飲みながら
・人の話を聞く

 

あくまでも一例ですが、
このような、勉強の際のルール作りはできているでしょうか。

 

 

亀きちの授業ルール

 

ここからは、亀きちが教員時代に、
授業をするときのルールをお話ししますね。

 

ちなみに、私が授業をするときのルールは

・他人の学習権を奪わない
・私がしゃべっているときには、口を挟まない
・提出物、言動をすべて点数化する

おもにこの3点です。

 

特に他人の学習権を奪わないことについては、
最初の授業で相当厳しくに伝えます。

 

おそらく、最初の授業では亀きちのことをこう思うでしょう。
「こいつ、うざい教員だ……」って(笑)


特に、他人の学習権を奪う言動には厳しく接します。

・大声で話す、はしゃぐ
・他人にちょっかいを出す
・授業の邪魔をする

 

他人の心理を阻害するものも同様です

スマホなどの着信を鳴らす(バイブレーションも含め)
・飲食(嗅覚が邪魔をする)
・雑誌などを見る(視覚が邪魔をする)

 

授業でのルール、学習権のことを
最初の授業でバシッと言う。

 

そうすれば、
生徒もそれなりに気合が入るでしょうし、
根度当初は生徒のとの関係が
ギクシャクすることもあるかもしれませんが、
結果として、良好な関係が構築できるものと思います。

 

 

「道」を見せる教員に必要な能力

 

高い段階の「教える力」

 

授業力の高い先生と言われて、
おそらくみなさんも想像するであろう、
教える力が高い先生。

 

教える力についても、
いろいろな段階があることをご存じでしょうか。

 

ここに、「授業が分かりやすい」先生がいたとします。
次の4つのパターンで授業力の最も高いのはどの先生でしょうか?

1「易しい内容を、易しい言葉で教える」
2「易しい内容を、難しい言葉で教える」
3「難しい内容を、易しい言葉で教える」
4「難しい内容を、難しい言葉で教える」

 

亀きちの考える正解、
それは4番
「難しい内容を、難しい言葉で教える」
でも「授業は圧倒的に分かりやすい」

 

これが一番の理想ではないかと思うのです。

 

ポイントは、
難しい言葉に生徒が興味を惹かれるかどうか。

 

最初は何を言っているのか分からない!
という生徒もいたとしても、
繰り返し聞いているうちに、
意味がどんどんつながってきて、視野が一気に広がる。

 

それを見越して日頃からの種まきを行える先生が、
真に授業力が高い先生ではないかと思うのです。

 

例えを、教育外の業界から挙げるとすると、
ジャパネットたかた」の先代社長の高田明さん。

 

あの方のしゃべりは、
難しい内容を難しい言葉を用いて、
分かりやすく印象に残るように話されていました。

 

難しい言葉(専門用語)を多用するのですが、
なぜか心に残るんですよね。
そして、誰かに話したくなるんですよね。

 

尊敬する方の1人です。

 

以前記事にしたこともありますので、
よろしかったらご覧ください。
授業におけるしゃべりの極意を記載しています。

 

 

 

つながりを説明できること


今学習していることが

社会ではどのような場面で使われていて、
生徒自身にはどのような影響があるのか。

ひいては、
これまでの内容からどのようにつながり、
これからどのように発展していくのか。

 

これらのことを
先生の体験や生徒たちの経験から、
自らの言葉として伝えられる。

 

まさに、学習する道のり(一生の)を
きちんと説明できる先生。

 

生徒にとっても、現在地が見えれば
これからどれだけの努力をすれば自分の理想が見えてくるのか、
人生にとって役立っていくのかも見据えることができます。

 

教える段階の力が高く、
生徒の「歩んでいく道」の
想像力を掻き立てることのできる人が、

授業力の高い先生なのです。

 

 

どっしりと構えて安心感を醸し出そう


生徒から見て、
どっしりと構えている教員。

 

生徒には安心感が芽生えますよね。

 

人は第一印象が大切と言われます。

 

第一印象で、
「あ、この人頼れる存在だ!」
という印象を生徒に残すことのできる先生が
授業力も高いと考えます。

 

どっしりと構えて、
自信に満ち溢れた先生

 

そうなるためには、
大きな声で(ハッタリでもいい!)
自信にあふれた表情で(演技力!)
教科書を持たない(生徒はびっくり!)

 

要は、自分の中の不安要素を一切出さない
自身を持って授業をできる先生が、
堂々としている教員と言えるのではないでしょうか。

 

私が授業をするときに心がけていたことは、
授業内容の全暗記です。

 

数学の授業では、
教科書などをちらちら見ることなく、
数字もすべて暗記し、教える内容の把握をする。
ときには、教室中を歩き回りながら板書解説をする。

 

授業準備は、
若いもベテランも関係なし
男女も一切関係ありません。

 

最初は大変でも、努力次第で絶対できます!

 

自分に自信を持って、
最大限に知識と魅力を発信しましょう。

 

 

知人のA先生の話

 

 

私が出会った中で、
これはすごい!と感じた先生がいらっしゃいます。

 

以前、定時制高校にて勤務をしていた同僚なのですが、
定時制高校の荒れた生徒に
「あいつの授業は面白いし、内容を思い出すわー」
そう言われていた先生なのです。

 

すごくないですか!?
定時制のやんちゃな生徒にこれほどの言葉を発せられる先生って。

 

別に身体が大きいとか、迫力があるとか
そういうタイプの先生ではありません。

 

何が違うか
まさに、授業力が圧倒的に違います。

・毎時間確認の小テストで終わる
 内容はその日の授業の内容
 ただし、教科書からの出題だけではなく、
 授業中に先生がしゃべったり、映像を見せたらその内容からも出題

 

・授業に対する生徒への接し方はかなり厳しい

 

・自分自身も常に勉強をしていて絶えることなく知識を身に付けている
 その内容を常に生徒に話している

 

授業を見学させていただいたことがあるのですが、
とにかく授業に引き込まれます。

 

デフォルメして簡単に伝える部分と、
しっかり正確な知識を教え込む部分
このメリハリがはっきりしています。

 

生徒の立場からすると、
しゃべった内容からも小テストでは出題されるので
聞かざるを得ない。
知識を身に付けざるを得ない。

 

小テストを行うことで
その日の授業の復習がさっそくできる

 

定時制高校なので、
宿題はまず課さなかったにもかかわらず、
知識がきちんと身に付いている生徒たち。

 

まさに、
分かりやすく
難しい内容を難しい言葉で教える教員の典型だなと思いました。


圧倒的な授業力
それは、授業の中でもしつけができて、
内容でぐいぐい惹きつけることのできる授業の力。

 

もっと詳しく見てみたいと考えていらっしゃる方は、
私も電子書籍を出版しておりますので、
授業の際の参考にしていただければ幸いです。

 

では、これからも
圧倒的な授業で、楽しい日々を送りましょう!

 

 

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