"教えたい" 人のための「数学講座」

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夏にじっくり読みたい 数学を楽しむ一冊

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

夏も本番となってきました。

 

今年の夏休みは相当短いとは思いますが、
それでも、様々な決意を持った人が多いことでしょう。

 

数学の苦手をなくしたい
数学の知識を広げたい
分かりやすく楽しい数学の本を眺めてみたい

 

夏休みは、苦手をなくす絶好の時期と同時に、
見識を広めるためにも絶好の時期。

 

そこで、今回は、
亀きちがおすすめする、

数学そのものを楽しんでみたい

時間があるときに読むと、
ぐっと知識が広がる本を紹介します。

 

数学の意識改革をしたいと思っている生徒さんも、
新たな教え方を模索している教員の方にも、
お役に立てることと思いますよ。

 

 

知識を広げるために最適な1冊

 

考える力が身につく! 好きになる 算数なるほど大図鑑 (ナツメ社こどもブックス)

 

タイトルに「算数」と入っているので、
すでに小学生向けだと思う人も多いと思います。

 

が、それは間違い!

 

たしかに、
小学生にも分かる内容で書いてあります。

 

しかし、逆を言うと、
小学生の知識でも十分に、
数学の概要を掴める本なんです。

 

算数の知識で、
数学の内容をどんどん読めるとしたら、
これほど嬉しいことはないですよね。

 

本当に多くの内容が詰まった一冊なんです。
まさに図鑑!

 

 

【対象】どんな人に向いているの?

 

小学3年生頃~全年齢

 

+-×÷の四則を知っていれば、
そこからどんどん知識は広がっていくと思います。


具体的な対象は

学校数学に対して、
内容のイメージをつけたいと思っている数学が苦手な人

数学への入門として
予習も踏まえて読んでみたいと思っている人

数学が何の役に立つのか、
この目で確かめたいと思っている人

数学で勉強のきっかけ作りをして
生涯学習の基礎を作りたいと思っている人


全ページオールカラーで図も豊富。
元々は小学生も読めることが前提なので、
読んでいて詰まることがない。


内容も、
(例)
・数(すう)と数字の違い
・双子素数って何?
和算の歴史について
黄金比とは
・√って何?

これを説明しなさいと言って、
説明できる中高生、教員がどれだけいるでしょうか。

算数の知識だけで読める。
やっぱりこの本はすごい!

 

 

【使い方】勉強ではなく読み物(遊び)感覚で

 

辞書代わり

授業の予習や復習で
分からない分野になったときに、調べてみます。

この辺りの使い方は、小学生~中学生が適しているかも……

 

部分読み

 

図鑑ものの利点は、どこからでも読めること。
どこを読んでも、どこから読んでも
1テーマ見開き2ページなので、
簡潔にすっきりと読むことができます

5分間だけ読むということも十分可能です。

 

 

親子で眺める

 

個人的にはこのような使い方をしてほしいなと思っています。

 

親子で一緒に読んだり、別々に読んだりして、
ちょっと時間があるときに、
トリビア的に「こんなの知ってる~?」
と、いうような形で問題を出したり、
教えてあげたりするのです。

 

我が家でもよくやっていました。
「一から無量大数まで全部言ってみて」
「分・厘……涅槃寂静まで全部言ってみて」
など……
行楽地へ移動する車の中で30分で完全暗記!ww

 

 

教えるときの教材の1つとして(教員向け)

 

新しい分野などを教えるときの
導入効果として最適な教材です。

 

内容を自分なりにまとめて、紹介したり、
生徒を惹きつけるネタとして使用したり……

 

友愛数などをさらっと話せる先生、
何か、かっこよくないですか?

友愛数
 その数を除いた約数の和がお互いの数になる2つの数
 例:220と284

 

 

我が家での使い方

 

我が家では、私が勝手に買ってきました(笑)
そして、しれっと子どもの部屋に置いておきます。

 

小学生の子どもは、ちょっと興味を示します。
でも、当時小学2年生の子どもはペラペラとめくり終了。

 

そこで、次の段階として、
子どもの目の前で、
私が楽しそうにその本を読みます。

 

寝っ転がりながら、
生き物図鑑を眺めるように。

 

そうすると、
「何読んでるの?」って子どもが食いついてきます。

 

そこで、

数字って面白いね。
立体って奥が深いんだね
と、ペラペラとページをめくりながら話をしていきます。

 

カラフルな構成なので、
「見せて、見せて!」となります。


親としては、してやったり!(笑)

 

あとは、我が家共通の本棚に置いておくだけ。
勝手に読んでくれます。

 

図鑑なので、無理強いは一切しません。

 

 

まとめ 数学との壁を取っ払うために

 

いかがでしょう。

 

数学の読み物、
実際は本当にたくさんのものが出ています。

 

数学関連本については、特にかもしれませんが、
内容について、具体的なレビューがないと、
「内容が理解できないのでは……」
と不安になり、購入まで至らないということもあります。

 

この図鑑に関しては、
小学生~年配の方まで、
算数の知識で数学の世界を理解したいと思う人
まさに、最適な一冊となっています。

 

分数の割り算はなぜひっくり返してかけるの?
完全数って何?

 

考える力が身につく! 好きになる 算数なるほど大図鑑 (ナツメ社こどもブックス)

 

数学に興味を持つ方が増えますように。

 

 

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