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教員が受験生になる。受験生目線で教員的思考を入れた最新アドバイス

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

大人になると、
なかなか受けることのない「試験」。

 

なのに、学生時代に受験した実体験を
さも最近のように語る大人。

 

このブログを運営する上で、
私は個人的に、
遠い昔の過去や、机上の空論での話は控え
できるだけ新鮮な気持ちを
ありのままの言葉で伝えたく活動しています。

 

実は、とある試験を受けてきました。
180分というかなりの長丁場の試験。

 

数日ブログの更新をお休みしていたのはその影響です。

 

今回、実際に受験生として
・試験の時に感じたこと、
・学生ではない自分が受けて、発見したこと
・教員の立場をさらにミックスさせて、
 学生の人に今の間に磨いておいてほしいこと

 

これらを、
私の実体験の声で
伝えたく思います。

 

夏本番。
受験や試験勉強を頑張っている人にとって
プラスの材料となれば幸いです。

 


前半は
あらためて集団の中で
試験を受けて思ったこと

 

後半は
これから試験を受ける人の中で
意識してほしいこと


この2本立てでお送りしたく思います。

 

 

 

試験を受けて思ったこと

 

試験会場の空気の迫力

 

私が今回受けた試験は、
大学生から年配の方までが
幅広く受けることができるものでした。

 

難易度も高く、
本当にやる気のある人しか受験していないので、
迫力が違います。

 


あ、その前にワンポイント。

 

試験会場に入る前に、
消毒と検温がありました。

 

検温は家では測ってきていますが、
もしダメだったら……
と、一瞬マイナスに考えてしまうと、
ちょっとドキッとしますね。

 

受験会場は、
ソーシャルディスタンスの影響で
1人1人のスペースは広めでした。


さて、試験の空気の話に戻しましょう。

 

受験する人は、
いろいろな世代の人が座っています。

 

みなさん、試験を受けるための準備に余念がありません。

 

独自のノートを作って、
最後まで見直している人、
SNSをやっているように見えて、
最後の復習をしている人。


本当に様々です。

 

受かろうとする迫力は
同じ目線で、生の空気感でしか味わえないなと
改めて思いました。

 

 

そして、試験の始まり。

 

 

試験に集中するまでに時間がかかる

 

以前は考えもしなかったことです。

 

「はじめ」の合図で、
一気に自然と集中できるものと思っていましたが、

問題全体を広く見て
ざっと時間配分をして
解き始めるときに、
文字がなかなか頭の中の映像として見えてこないんです。

 

いつもの「これは集中できている」という感覚になったのは、
試験開始から30分近く経過した後のことでした。

 

 

持続力の低下

 

180分間の試験となると、
集中力もさることながら、
その持続力も求められます。

 

思考力を働かせる問題では、
一気に考えて没頭できるのですが、
それでも、
途中でふっと疲れを感じる瞬間がありました。

 

たしかに、
180分間フルに集中する訓練って、
なかなかできていませんでした。

 

これは反省すべき点でした。

 

そして、
その根幹にあるのは、
体力の低下ではないか
ということも感じました。

 

今回の受験で、
一番痛感したのはこのことです。

 

体力をつけておかないとまずいな……

 

 

時計を見て焦る

 

集中力が欠けてくると、
つい時計を見てしまいます。

 

時間に目が行ってしまうと、
あとこれだけか時間がない ⇒ ヤバイ
という負のループが始まります。

 

今回は、
試験の前半と、最後の最後でこの思いをしました。

 

集中力の大切さを痛感しました。

 

 

少しでも苦手に感じる分野は、本当に頭に浮かんでこない

 

集中力が少しでもかけてくると、
襲ってくるのは、頭の中が真っ白になる現象

 

今回、この現象も垣間見えました。

 

どれもこれも、
難しくて分からないように感じてしまうのです。

 

冷静になっていれば、
問題の強弱や、自分に合った分野、
得意問題などはある程度見えるものですが、

緊張感のある中で、一斉に集中していると、
見えなくなるものなんですね。

 

あ、これは対策をしていたので、
結果としては乗り切りました。

 

後の項目でも書きますが、
それは自分の「型」です。

 

 

受験生へ最新アドバイス

 

解法を身体に覚え込ませよう

 

緊張すると、身体も頭も硬直してしまい、
なかなか考えがスムーズに働かなくなります。

 

ということは、
身体が自然に動く、脳が自然に動くまで
鍛えておくことがベストです。

 

【対策】
1冊の問題集をとことんやり込む

 

何があっても、
その1冊に戻ることができる。

 

その1冊からなら、
いつどこで聞かれても的確に答えることができる。

 

最初は、簡単な薄っぺらい問題集でいいと思います。

 

染み込ませましょう。

 

身体と脳の中で熟成させて、
反射的に答えられるようにしましょう。

 

 

時間の感覚を身に着けよう

 

自分が解いているときには、
時間が見えなくなりがちです。

 

自分が集中していても、
これくらい集中したから何分経っているだろうな
という感覚を、持てるようにしましょう。

 

【対策】
5分、10分、30分、60分
タイマーをかけて、
この時間で繰り返し問題を解いてみて、
時間的感覚を身に着ける

 

これは、定期考査対策でも使えますね。

 

例えば、
自分なら、5分なら、10分ならここまでなら解ける。
という感覚を身に着けられればベストですね。

 

 

反射的に答えられる問題でブーストをかけよう

 

テストの最後では、
大きく左右されるのは気持ちの持ち方です。

 

気持ちを高めるために、
必要なことは自信を持つこと。

 

反射的にポンポン答えられる分野を持っておくことです。

 

数学に置き換えると、
それでも小問集合の問題や、
大問の(1)の問題などで
反射的に解ける問題は、
ささっと解答しておきましょう。

 

図やグラフが早くきれいにかけるということも、
鍛えておくといいですね。


【対策】
1問1答形式の問題をスキマ時間でこなしてみよう

 

社会(地理歴史)英単語などは、
いくらでも鍛えられそうですね。

 

スマホでも役立つアプリは多いですし。

 

数学でも教科書レベルの問題は、
反射的に解答をかけるようになっておくといいですね。

 

 

体力をつけよう

 

今回私が、一番痛感したことです。

 

体力って必要なんだなと。

 

体力がなくなると、
集中力の持続する時間も短くなりがちです。

 

【対策】
自分に合った方法で体力をつける


体力のつけ方は人それぞれだと思います。
ヨガやボクシングなど、
コロナ禍の中で、
今は、おうちの中で体力をつける方法もありますよね。

 

私は、
自転車が趣味の1つなので、
1時間くらい気分転換を兼ねて、
近所や、目的地を決めて、
チャリンコドライブでもしようかなと思っています。

 

暑い季節なので、熱中症には要注意です!

 

 

「普段通り」を試験会場に持ち込もう

 

周囲の空気に飲まれてしまいそうになった私。
これは想定できていたので、
普段通りをなるべく持ち込むようにしました。

 

【対策】
文房具はいつも使っているもので。
試験対策もその文房具を使うようにしましょう

 

私が勉強するとき、
文房具については、
勉強する可能性のある個所にはいくつも置いていて、
その場で気に入ったものを使うのですが、

今回は1本のシャーペンだけは持ち歩きました。


お気に入りの。

 

慣れたシャーペンで書く文字が、
自分の速さや癖も把握できていて、
やっぱり書きやすいなと実感しました。

 

日頃の勉強から、
やはり慣れたものを使うことが大切ですね。

 

あとは、いつものバッグ、消しゴム、いつも飲んでいるもの

 

受験会場の席についたとき、
いつもの見慣れた道具をみて、
自分を保てるよう、
周囲に飲み込まれないように心がけましょう。

 

 

声に出さず口を動かす

 

これは私独自かもしれませんが、
テストを受けるときは、
口を動かしています。

 

……周囲から見ると気持ち悪いですね、きっと(笑)

 

自分に言い聞かせたり、
問題の進捗や、問題の内容を理解しようとするとき、
ぶつぶつ声に出さずにつぶやくんです。

 

口元だけをちょっとだけ動かして、
脳を活性化させようとします。

 

例えば、
黙読だけでは問題文の内容を把握しにくいとき、
口元をほんの少しだけ動かしながらつぶやいてみる。

 

割と効果があります。

 

声に出さないよう、注意は必要ですが。

 

 

自分の「型」を持とう

 

試験では自分の「型」に当てはめることが大切です。

 

これも今回、
改めて実感したことです。

 

試験本番では、頭が真っ白になりがち。

 

頭真っ白を立て直す方法の1つとして、
自分の「型」を持っておくと役立ちます。

 

解く順番
見直すタイミング
経過時間の把握


あとは、
本番形式の過去問を解いて、
解くときの「型」をイメージすることも大切ですね。

 

過去問、ペラペラになるくらい解いてみてくださいね。
自信につながるし、
自分の「型」ができあがりますよ。

 

 

「自分はできる!」と思いこもう

 

会場に飲まれてしまわない対策の1つ

 

周囲を見渡した時、
人の感じ方は2パターンあると思います。

 

周りのみんなできそうだなぁ。
自分は大丈夫かなあ

 

周りは周り。自分は自分。
この中で1番になれば合格できる!

 

どう思うかですよね。
試験の最後はメンタル。
自分が合格できるとしっかり言い聞かせましょう。

 

たとえ、ハッタリでも……

 

実は、周囲を見渡すと、
緊張してそわそわしている人、
たくさんいるんですよ。
条件はみんな同じです♪

 

 

考えている自分、戦っている自分を楽しもう

 

最後は、やはり楽しむ気持ちが大切。

 

試験が始まる前は
今日もたくさんのことを学ばせていただきます

 

試験中は
この問題、いい問題だなあ。
たくさん考えさせられたなあ

 

試験後は
今日もたくさん楽しませてもらいました。
ありがとう。

 

というように、
常に自分の心に「楽しい」という感覚を持ち続けましょう。

 

マイナスのイメージを持ってしまうと、
脳が思考をシャットダウンしてしまいます。

 

苦しいときこそ、楽しいことをイメージ。

 

自分は試されているんだ。
自分はさらに成長できるんだ。

 

そう言い聞かせて、
1問1問乗り越えていきましょう。

 

 

最後に 直近で感じたリアルなアドバイス

 

受験生は夏が勝負ですね。
その夏も始まりましたね。

 

今回は、
私が一足先に体験したことを、
語らせていただき、

受験の経験と教員目線での勉強したことをミックスさせて、
今、受験生に話したいことを記事にしました。

 

少しでも多くの人に読んでいただいて、
夏の受験勉強の、お役に立てれば幸いです。

 

実際に受験生として体験したので、
なかなかリアルですよ。

 

貴重な経験をさせてもらえた今回の試験に感謝です。

 

 

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