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数学 50点から80点の人のための勉強法 基本・応用・基本の順で自信をつける

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

現在地の点数別による数学勉強法。

 

今回、テーマとするのは、
50点から80点のゾーンにいらっしゃる生徒の皆さん。

 

このゾーンにいる人は
平均点から、ややその上の点数をとっており、
その次の段階を目指す人、
現状からどうしようかなと迷っている人もいるかもしれませんね。

 

数学という教科の特性上、
このゾーンからさらに上に伸びていくためには、
これまで以上に集中した時間が必要となりますし、
より計画的な学習も必要となってきます。

 

なぜなら、数学という教科は、
・小学生からの積み重ねが必須
・単純に時間をかけても、その通りに成績は上がらない
単純な教科ではないんです。

 

真から理解をして、
理解した内容を活用していく能力が
求められる教科だからです。

 

理解から活用まで、
どのように効率的に
気持ちを前向きに伸ばしていくか、
それがさらに上を目指すときのポイントとなってきます。

 

では、効率的な定期試験前の勉強法を紹介していきましょう。

 

普段の勉強でも使えることも多いと思いますので、
ぜひ活用をイメージしながら読み進めてみてくださいね。

 

 

 

教科書の練習問題は頭の中で解く

 

このゾーンの方は、
教科書の「例」や「例題」については
ある程度頭の中には入っていることと思います。

 

問題を見ても、
「あ、この問題は授業でやったな」とか、
「グループ学習したな」とか、
その時の授業の風景まで思い出せる人もいることでしょう。

 

まず取り組んでみること、
それは、教科書の練習問題を一気に解くことです。

 

その際に、効率的なのは、
問題は頭の中で(図形なら目で)考えること

 

教科書の「例」「例題」「練習問題」を10秒眺め、
やり方が浮かべばそれでOK。

 

実際に紙に解いて進めてもいいのですが、
分かりきった問題を解くのも、
定期考査のような広い範囲の試験では非効率。

 

なので、問題を見て、
解答の流れを頭の中で浮かべて、
解いているノートや教科書で答え合わせをしていきます。

 

流れが合っていればOK
間違っていれば、印をつけたり付箋を貼ったりして、
一通り見終わった後に、
実際に書きながら問題を解いてみます。

 

これだけで、分からない問題をあぶり出すことができます。

 

基本の定着の確認をし、
間違えている部分だけを重点的に、
復習をしていくのです。

 

この一通りの勉強ができれば、
試験範囲にあたる知識の部分は
ほぼ網羅することになります。

 

あとは、文章を読む力や
応用力を試す問題へとシフトしていきます。

 

平均点を超えていくためには、
ここからがポイントになりますね。

 

では、次のステップです。

 

 

教科書の章末の問題は実際に解いてみる

 

次のステップは、
教科書のその単元のまとめの問題、
すなわち、章末問題を解いていきます。

 

まずは高校教科書ならば章末A問題
中学教科書ならばまとめ定着の問題です。

 

ここで出てくる問題は、
これまで培った問題を生かすもの。

 

解答の流れを確実なものにするためにも、
実際に書きながら解答を作ってみることをお勧めします。

 

きちんと解答を書くことができればOK
できていなければ、解答を読んで確認を深め、
必要があれば1回は写しながら理解を深めて行きます。

 

分かる分からないの判断は3分。
1問につき3分かけて分からない場合は、
解き方が染み付いていないと判断できますので、
解答を見たり、写してみたりして解法をマスターしていきましょう。

 

 

余裕がある場合には章末最難関にチャレンジ

 

章末のA問題や、まとめの基礎問題がマスターできたなら、
副教材での範囲の問題と並行して、
ぜひ、最難関の問題にチャレンジしてみてください。

 

この部分の点数がプラスαで獲得できれば、
一気に次のステップへと駆け上がることができます。

 

勉強法は章末基礎問題の解き方と同様。

 

1問につき3分程度考えてみて、
やり方が浮かばない場合は、
解答を読み、あるいは写して理解を深めます。

 

そして、再びチャレンジして、
解けるかどうかをゲーム感覚でチャレンジ。

 

ただし、1つ注意すべきことが。

 

それは、
深追いしないことです。

 

特に試験直前に応用問題を解くことはお勧めしません。
なぜなら、メンタルにダメージを食らう可能性があるから。

 

テストはメンタル(そのときの前向きさ)がカギを握っています。
メンタル次第では、自分の想像以上の結果を残すことも。

 

そのためにしておくことは、
「自信をつける」こと。

 

要は、教科書の基本のまとめや練習問題を、
徹底して頭で解いていくのです。
そうして、自分が理解できていることを実感して、
自信をどんどん深めていくのです。

 

テスト前については、
応用問題は必要最小限にとどめるようにしましょう。

 

 

さいごに メンタルがテストを左右する

 

平均点を超える辺りから、勉強法が基礎の定着から
応用での勝負へと徐々にシフトしていきます。

 

基礎の定着はすばやく確認して、
応用問題になるべく多くの時間を割く。

 

ただし、テスト前は基礎のチェックを再度行う。

 

範囲も広く、やることも多く、
勉強自体に戸惑いを覚える人も多いかもしれません。

 

効率を考えながら、
自分の今よりも少しレベルの高い問題に
じっくりと時間をかけられるよう、
心がけてみてください。

 


勉強のポイント
・教科書の基本問題は頭でやり方を追う
・章末のまとめ問題を実際にかいて解く
・章末の応用問題に割ける時間を作って勝負
・テスト前は基本に戻って自信をつける

 

 

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