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パパ塾 数学Ⅰ 因数分解の応用 1文字整理編(3つのレベルに分けて)

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

今回は前回に引き続きの因数分解の応用、
応用3兄弟の
置き換え
複2次式 に続く砦、
1文字整理となります。

 

我が子ましゅー
予習の段階でかなり苦労をしていて、
実は授業前は自信なさげな様子でした。

 

そういう子どもを見たとき、
読者のみなさんならどう接しますか?

 

子どもを追い込むのか、
はたまた許すのか、スルーするのか……

 

私、かめきちはこう考えます。
「授業は間違えるところ」

 

この本音でやり取りできるのが、
親子でともに行う勉強の、
長所の1つなのではと思います。

 

「分からない」
と本気で言える子どもと、
「別にいいよ、フォローするから」
と本気で言える親や教える人。

 

このプラスのやり取りが、
勉強へのハードルを徐々に下げていき、
満足感が増していくのではないかと思います。

 

では、動画をお楽しみください♪(^^♪

緑色背景が親子のやり取りを楽しむフルバージョン
ピンク色背景が、教えることに特化した、解説バージョンです。

ご意見等ございましたら、コメント欄からぜひお寄せください。

また、チャンネル登録、高評価をいただけますと幸いです。

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記事の最後には授業ノートも掲載しています。


では、ちょっと前置きが長くなりましたが、
中身に入っていきましょう。

 

 

 

1文字整理についての問題には、
過去のまとめにもありましたが、
高校で行う因数分解で押さえておくべき
大きなポイントとなります。

 

1つの文字についてまとめるということ自体は、
一番最初の授業で扱っていますので、
少しずつは慣れてきているかと思います。

その威力がここで発揮されることになります。

 

ポイントは
「最低次数の文字でまとめること」
文字が2種類なら2つ、3種類なら3つの
 それぞれの文字についての次数を考え、
・一番低い文字で、
・同じ文字ならば、
 後で扱いやすくするために、
 係数の易しい文字についてまとめていきます。


最初の例題(LV.1)では、
最低次数の文字でまとめ、係数を因数分解すると、
同類項が自動的に出るパターン。

 

もちろん、狙ってそのように問題を作っているわけですが……

 

慣れるまでは、1つ1つ置き換えを使いながら、
また、固まり( )を使いながらの、
丁寧な説明を心がけてください。


レベル2になると、
さらに、文字によるたすき掛けの作業が入ってきます。

 

モニターの授業ノートでは、
そのたすき掛けの様子もメモ書きとして残していますので、
同様にご活用いただければと思います。

 

こういうメモって、
子どものノートにも残すことが大切。

 

振り返った時に、
授業の様子や、説明の光景を思い出しやすくなるものです。


そして、最後の難関が
レベル33種の文字の扱い。

 

こちらも考え方は基本通りで、
・最低次数の文字でまとめて、
・係数を因数分解
・同類項が出てくればまとめて、
・さらに公式などで因数分解

 

こうやって文字起こしをすると大変そうですが、
本当に因数分解はパズルの一種のようなもの。

 

楽しんでできる部分ではないかと思います。


この辺りになると、
教科書でも応用例題クラスの問題となるので、
今の間に理解しておけば、
定期考査でもほぼ復習いらずでいけるでしょうね。

 

第2段階(文字のたすき掛け)あたりまでは、
今後のことを考えるとクリアしておきたいですね。


というわけで、今回は、
2次式の因数分解までやり遂げました。

 

因数分解のパズルが徐々に難しくなってきているので、
苦手という場合は、中学3年の復習から、
ゆっくりと階段を上っていきましょう。

 

焦ることはありません。
必ずできるようになってきます。

 

早めに上っておけば、
後で焦ることがないというだけです。

 

早めの自信は、
苦手意識そのものを撃退してくれる大きな力となります。

 

 

ぜひ、授業動画も参考にしながら、
理解を深めていただければと思います。

 

本日の授業ノートです!

 

 

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