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パパ塾 数学Ⅰ 展開(2)・因数分解(1) おきかえの展開と、たすき掛け

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

今回は、展開の応用から、
因数分解のたすき掛けまで幅広く一気に学習を進めました。

 

中学時代で得意にしていれば
スッと流せるところでしょうし、
もし、苦手にしているようであれば、
じっくり復習をしておく必要があるところです。

 

「私を置き換えて」
そう言っている式を見つけることができるのでしょうか。

 

「たすき掛けはパズル」
そう感じて楽しんでやってもらえるでしょうか。

 

動画をお楽しみください♪(^^♪

緑色背景が親子のやり取りを楽しむフルバージョン
ピンク色背景が、教えることに特化した、解説バージョンです。

ご意見等ございましたら、コメント欄からぜひお寄せください。

また、チャンネル登録、高評価をいただけますと幸いです。

 

記事の最後には授業ノートも掲載しています。

 

youtu.be

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では、具体的な教え方のポイントとともに
中身を見ていきましょう。

 

 


まずは、展開の応用についてです。

 

展開の応用については、
展開は積み木崩しだから、
基本はバラバラにしていけば誰でもできる


ただし、崩すときにも弱点があるから、
そこを一気に攻撃すれば、相手も一気に崩す事ができる
そういう理由づけで展開の応用を紹介しています。

 

 

置き換えについては、
「私を置き換えて!」という顔をしている式を
見つけられるかがポイントになります。


a+bを置き換えてくださいという顔をしているな
と、きちんと見つける事ができれば、
その部分を別の文字で置き換えをしてやります。

 

そうすれば、いつも見慣れた形の展開に早変わり。

 

ただし、最後は元に戻す作業を忘れないようにしましょう。


模試などでも時々、
そのままにしている生徒さんもいますので、
サザエさんポイントとして、要注意です。
ケアレスミスしやすいポイントの意味ですww)

 

順番の工夫については、ここでは2種類を紹介しています。


まずは、指数法則を利用したもの
展開しようとすると、難しそうだなと思ったとき、
頭の片隅に留めて置く程度でいいかと思います。

 

そして、一手先を読むパターン。
こちらは一手を暗算などで読んで、
楽ができることを見越すやり方なので、
ちょっと慣れが必要かもしれません。


一発でできない場合は、
繰り返し同様の問題をこなしていきましょう。

 

後日、展開をちょっとでも楽にできる組み合わせに関する例を、
パパ塾の中でも扱います。

 

 

続いては因数分解についてです。


因数分解は、教科書通りにいくと、
共通因数 → 公式 → 1文字着目
因数分解の流れとなっています。

 

が、まずは、
高校の因数分解でどんな事ができるのかという
ロードマップを見せる事が大切なのではないかと考えます。

 

ですので、
因数分解の全般的なことをまとめて、
中学時代にはここまで学習した、
高校になると因数分解はここまで複雑になる
そして、ここにたどり着くために、
これからこの順番で学習をする

 

ということを、
まとめを通じてましゅーに伝えました。

 

教わる側も、
因数分解の流れがある程度
頭の中に残るのではないかと考えます。


では内容に入ります。

 

まずは共通因数をくくり出すものです。
今回、ましゅーはすんなりとクリアできましたが、
この共通因数が何なのかを
理解できていない生徒も実際は多いかもしれません。

掛け算の要素に1つずつ分解をして、
同じものを前に出すというトレーニング、
必要であれば取り入れてみましょう。
定時制で生徒に教えた時は、この部分から復習をしていました)

 

続いて公式の確認です。
中学時代のものは、
今回はましゅーが理解していたので、
ほぼスルーする形となりましたが、


理解不十分な際は、
やはり中学時代に立ち帰り、
じっくりと復習する必要があります。

 

たすき掛けの因数分解については
じっくり時間をかけて教えていますので、
親子わいわい編の動画内でも
重点的にご覧いただければ幸いです。

 

① ○と△各2色で色分けして2乗の項と定数項の2箇所の積を分解する
② x の項は公式を見てもややこしいので、計算確認用で使用する

 

○と△をそれぞれ組みあわせて、
数字が x の項の数字を合うようパズル感覚で試行錯誤する


一発で合うかどうかは、最初は運次第のところもあるが、
慣れてくれば、先がある程度読めるようになるので、
スピードも自然と上がっていく

 

パズルだが、努力次第でスピードが上がるということを強調して、
達成感をどんどん感じてもらいたい部分です。

 

次回の授業では,その確認をしていきたく思います。

 

本日の授業ノートです!

 

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