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数学 0から40点の人のための勉強法 教科書の音読で世界が変わる

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

数学という教科はなかなか点数が上がりにくいもの。
そうは分かっていても、テストで思う点数が取れないと、
悔しい思いはしちゃいますよね。

 

0点から40点の点数だと、
点数を隠したくなる人もでてきますし、
自分のことを歯がゆく感じる人もいるかもしれませんね。

 

でも、大丈夫!
過去は変えられなくても、ここからの未来は変えられます!

 

点数に応じた勉強法は存在しますし、
点数向上の近道となるものを、
今回の記事では紹介していきます。

 

ただし0点から40点ということは、
試験範囲の4割までが理解できていないという状態。

 

4割を下回る理解度ということは、
試験範囲の内容の「基本的な部分の理解がストップしている」ということ。

 

まずやっちゃダメなのが、問題演習に入ること。

 

分からない問題の方が多く存在するので、
解けば解くほど、分からない壁にぶち当たってしまい、
やる気がそがれ、効率が悪い勉強になっちゃうんです。

 

ですので、理解度が40点までの人は、
多少遠回りに感じるかもしれませんが、
基本的な内容を「読んで(あるいは書いて)」理解しようとすることが、
結果として一番効率的な勉強につながるのです。

 

では、具体的な準備物と、
効果的な学習方法について紹介していきましょう。

 

 

準備物 ポイントは「2年前にタイムスリップ」

 

【準備物】

・2年前までの教科書やノート
・ない場合は、参考書やyoububeなどのサイトでもOK
・時間を計れるもの(キッチンタイマースマホなど)

 

なぜ、2年前の教科書やノートが必要なのか。

 

それは、
「不得意内容のつまづきは2年前に原因がある」
ことが多いからです。

 

現在行っている勉強も、
小学校からずっと続いている積み重ね。

 

小学校からの土台の部分があやふやだと、
その上に家を建てようとしても、グラグラで不安定になっちゃいます。

 

まずは、恥も外聞もかなぐり捨てて
2年前、必要によっは3年前の教材を用意してみましょう。

 

また、スマホタブレットを用いて、
ピンポイントで説明してもらえるサイトがあればその活用もありです。

 

キーワードは「2年前にタイムスリップ」
心に留めておくと、飛躍のカギとなりますよ。

 

 

具体的勉強方法 「○○してみる」スパイラル

教科書の読み返し ⇒ 音読


まず行う勉強は、教科書の音読です。

 

教科書というと、
分からない言葉のオンパレードのように思うかもしれませんが、
教科書の作成には実に多くの人が携わっています。

 

大学教授や現役の高校・中学の先生などたーくさん。

 

知識の結集が教科書。
長い文章もたくさんありますが、
なんだかんだ言って、
やっぱり教科書は、勉強する上での根幹となるものです。

 

その上で、理解しやすく解説しているものが、
参考書や問題集だと思ってください。

 

なので、最初に行うのは教科書の勉強。

 

ただし、教科書をまとめていくのではなく、
ただ読むだけ。
最初の最初はただ見て眺めるだけでもOK。

 

教科書とお友達になることです。

 

まとめようとすると、それだけで時間がかかるので、
そのためには音読がおススメ。

 

実際に声に出して読むので、
ただ目で追っていくよりも頭に入りやすくなりますし、
本当に分からない部分も、自然とあぶりだされてきます。

 

読んでいく中で、分からない部分が出てくれば、
付せんや印を入れていきます。

 

1回の勉強で、
がんばって3回音読するよう心がけてみてください。

 

3回読むと、雰囲気で分かってくる部分もあります。
なんとなく、こうじゃないのかな?
と、類推(予測)する力も養われます。

 

お、これだけで頭がよくなっている気分!!(^^♪

 

ちょっと時間がかかる場合もあるかもしれませんが、
がんばって取り組んでみてくださいね。

 

後の取組みでの花の開き具合が違ってきますから。

 

 

教科書の「例」や「例題」を解く


教科書を3回通り読んだら、
教科書の「例」や「例題」に目を通します。


まずは、「例」に当たる問題を、
解答を隠してみて、自分なりに解答を作ってみましょう。

 

もし、詰まった時は、10秒がポイント。

 

10秒考えてやり方が浮かばなければ、
隠してある解答を見ればOK。

 

これを繰り返して、解答を自分なりに作ってみます。

 

もちろん、
結果として解答を写すことになるかもしれませんが、
それで全く問題ありません。

 

解答を自分で仕上げることにより、
流れを掴み、自信を持ち、解けるきっかけを掴むことになるのです。

 

 

教科書の練習問題を解く


教科書の例や例題を解いた後は、
それにくっついている「練習問題」を解いてみます。

 

解き方は「例」や「例題」を使ったものがほどんど。
なので、分からないときはその部分を見ながら、
今度はがんばって自分の力で解答を仕上げてみましょう。

 

今度は、ちょっとハードルを上げて、「30秒」考えてみて、
やり方の道筋が見えないときは、
教科書の例や、その練習問題の出だしを見てみましょう。

 

大切にしたいのは
「本気で考える」
(⇒「ヒントを見て解くきっかけをつかむ」)
 ⇒ 解答を自分で作成してみる

 

自分の中に、この流れを作り上げていくことです。

 

間違っているときには、
どの部分がどうして間違っているか考えてみましょう。

 

計算ミスもあるかもしれませんし、
公式や数字を当てはめ間違えた場合もあります。

 

その教科書では理解が進まないときには、
準備しておいた1年前、2年前の教科書に戻ることも大切。
ヒントが隠されていることもたくさんありますよ。

 

さらに、もう1つ知っておくと有益なことが。

 

それは、必要によっては周囲の力を借りること。

 

分からないことをそのままに放っておいても、
分からないことすら、やがて忘れてしまいます。
それでは、せっかく始めた勉強の効果も半減。

 

ぜひ、分からない瞬間に解決を心がけてみてください。

 

SNSで聞いているものもありですね。
友だちに聞くのもあり。

 

分からないことは聞いてみる
この流れも自分の中で作ってみましょう。

 

このサイクルでの勉強が進めば、
一気に40点の壁は超えることは十分に可能!

 

「自分自身の理解力は思っているほど悪くない」
そう感じられると思いますよ。

 

 

最後に 苦手脱出のコツのまとめ

 

数学に限らず、他教科もそうですが、
苦手と感じるところから脱出するためには、
その教科に対する「心の障壁」を取り除くことが最優先。

 

そのためには、
実際に手に取り、
  読む
⇒ 眺めてみる
⇒ 写してみる
⇒ 解いてみる
⇒ 直してみる

 

「○○してみる」という
行動を起こしてみることが大切です。


この段階での勉強にはさらなるコツが。

 

このときに、「教科書を10ページ進める」などといった、
量で目標を設定しないようにしてください。

 

目標を定めるとすれば「数学を60分勉強する」というように、
時間で設定すること。

 

そうすれば、その時間になれば
とりあえずは息抜きができます。

 

量だと、終わる時間がなかなか見えないため、
時としてかなりの負担になることもあるからです……

 

では、ここのレベルをクリアするためのコツをまとめましょう。


・○○してみる 考え方を大切に
・分からないところは、その場で解決する気持ちをもつ
・勉強は「時間」で計画を組む
・何より、ちょっとでもできた自分をしっかり褒める!

 

もし、ご意見やご質問があれば
問い合わせからご連絡くださいね。

 

公式ラインも設置していますので、
そちらからでも可能です。

 

まずは、苦手という意識からの脱却!
とりあえず1週間、がんばってみましょ♪(*'ω'*)

 

 

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