"教えたい" 人のための「数学講座」

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ハラミちゃんから、数学教育を考える

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

亀きちは「お米さん」です。

 

このフレーズにピンと来た方は、
なかなかのツウですねww

 

実は、最近「ハラミちゃん」
どっぷりはまってしまい、
見事に新米(新規ファン)になりました。

 

ハラミちゃんは、
ストリートピアノで全国を回っているピアニスト。

 

先日のフジテレビ系列の
「TEPPEN」という番組で、
芸能人で最もピアノが上手い人で連覇を果たした方です。

 

きっかけは、youtubeだったのですが、
そこで観たハラミちゃんのピアノの音色は、
亀きちの心を一瞬にして奪ってしまいました(笑)

 

そして、今では毎日のようにyoutubeを拝見しています。

 

なぜ、
こんなに心が惹かれるのか
魅力は何なのか

 

そして、ここからが亀きち独自の視点となるのですが、
どうすれば、これを数学教育に横展開できるのか、
考えてみました。

 

ハラミちゃん数学教育
なかなか結び付きにくいテーマのように感じるかもしれませんが、
実は、共通点も多いような気がしています。

 

楽しみながらご覧ください。

 

 

ハラミちゃんってどんな人?

 

まずは、こちらにyoutubeのリンクを貼りますので、
ハラミちゃんの音色を
お楽しみいただければと思います。

www.youtube.com

 

さて、ハラミちゃんとはですが、
先ほども紹介したように、
ストリートピアノで、全国各地でゲリラ的にライブをしています。

 

それをyoutubeで配信することにより人気に火が付き、
昨年秋に放送された
フジテレビ系列の「TEPPEN」という番組で、
さらに人気に拍車がかかりました。

 

youtubeの総動画再生回数も2億回を突破し、
絶大なる人気を誇っています。

 

私自身は、
子どもが好きな「鬼滅の刃」の曲から
ハラミちゃんの動画にたどり着き、
一気にその音色の虜になってしまいました。

 

ハラミちゃんのファンのことは、
「お米さん」と呼ばれ、
Twitteryoutubeでもよく取り上げられるワードになります。

 

そんな見事なまでにお米さんとなった私ですが、
ハラミちゃんについての魅力を
たくさんある中から、3点紹介します。

 

・とても楽しく演奏している
・ファン(お米さん)との交流を大切にしている
・原曲への尊敬の念を感じる

 

それぞれを詳しく考察しながら、
ハラミちゃんの魅力を
数学教育に結び付けて考えてみたく思います。

 

 

楽しく演奏すること ⇒ 教える人がまずは楽しんで!

 

動画を見てすぐにお気づきのこととは思いますが、
ハラミちゃんはピアノを
心の底から楽しんで演奏している印象を受けます。

 

笑顔についても、作り笑顔というわけではなく、
本当にピアノを演奏することを楽しんでいます。

 

実際に耳に届く音色にも
楽しそうな感覚が乗っかってきます。

 

私はピアノを弾けるわけではありません。
ただ、昔からピアノをちょくちょく聴いていましたし、
数学教育でも、
音楽と数学の関連性については、取り扱ってきたものです。

 

例えば、
対数と音階
ギターを自作してみる
きれいな和音⇒3:4:5の法則
(下の図で、3和音を弾いてみてください。心地よく聞こえると思います。三角形をくるくる回して試してくださいね)
など。

f:id:math-kame:20210206213243j:plain

3:4:5の法則の例(きれいに聞こえる和音)

 

割と、理屈で音楽を学び、
趣味としてちょこっとだけ、曲を作って遊ぶ程度のずぶの素人の私ですが、
彼女の音の楽しさは本当に胸に響いてきます。
聴いていて本当に心地がいい。

 

ピアノが上手に弾ける人はたくさんいますが、
中には、音を自分が操って、
音色を引っ張ってきている印象を受けるピアニストの方もいますが、
ハラミちゃんは真逆。

 

1つ1つの音に個性があるように感じますし、
音色が弾けていくのを
後押ししているような感じがするのです。

 

……やばい、べた褒めや(笑)

 

さて、数学教育に置き換えて考えると、
演奏者 ⇒ すなわち授業者が、
数学を教えること自体を楽しむということです。

 

最初は楽しそうな姿を演じるだけでも構いませんが、
できることなら、
ハラミちゃんのように心から楽しんで
数学を教えることができるといいですよね。

 

生徒の前に立った時に楽しそうに、
家庭で教えるときも楽しそうに
数学の魅力を語れるような
心の余裕と準備をしたいところです。

 

亀きちなら、授業ストーリーを描き、
これをすると、
自分が授業を受けると楽しいだろうな、
身に付くだろうなと考えます。

 

そして、強弱やテンポを変えながら、
授業をしていくことでしょう。

 

数字にも愛着をこめて、
数式にも愛着をこめて、
授業を展開していくことと思います。

 

生徒がその姿を見て、
最初は引いてしまっても問題ないですよ。
すぐに慣れていくものですから。

 

授業者が楽しければ、
生徒もやがて楽しめるようになってきます。
「数学=楽しい」という方程式を
常に頭の中に留め置いて授業していきましょうね。

 

 

ファンとの交流 ⇒ 生徒の生の声を反映させる

 

ハラミちゃんの魅力は、
ストリートで、
通りすがりの人からのリクエストにも気持ちよく答えること。

 

もし、知らない楽曲の場合も、
耳コピして、それをすぐさま自分の中で組み立てて演奏しています。

 

また、youtubeTwitterの中でも積極的な交流もされていますし、
本当に腰が低くて物腰が柔らかい。

 

数学教育に反映させるとすれば、
生徒の声を授業の中に反映させること
になるでしょうか。

 

日頃の授業の中でも、
生徒からの質問を利用して授業をする。
(本当は、そういう質問が出ることを想定して授業展開するんですけどね)

 

また、定期的に生徒からの声を聞き、
自分の授業の振り返りをして、
授業の中に反映させていくことも考えられます。

 

私は、生徒からの授業の中における質問には、
できる限り答えていました。
(授業を妨害するものについてはもちろんはねのけますが)

 

一見授業とは関係のなさそうなところでも、
授業のネタに結び付けられそうなら、
意見を聞いた上で、その話を展開した授業の話をしていました。

 

やり方としては、
毎回の授業で数回質問タイムを設けます。

 

その中では、生徒から自由に質問を受け付けます。
分かりにくい部分、
もっと詳しく説明してほしい部分、
ただ聞いてほしいことなど。

 

それをライブのようにすぐに反応して示します。

 

例えば、答えが6になったとき
生徒  「私、6という数字何となく好きー!」
亀きち 「へぇー。じゃあ、あなたはパーフェクトな人だね」
生徒  「なんで?」
亀きち 「6は完全数(パーフェクトナンバー)っていうんだよ」
亀きち 「6の約数を全部いってみて」
生徒  「1,2,3,6」
亀きち 「1+2+3=6 って、本体以外の約数を全部足すと本体の数字になるの」
生徒  「へぇー!」

 

また、定期考査の際には
いつも「亀きちへの通知表」を書いてもらっていました。

 

教員が生徒を評価するだけでは不公平ですから。

 

どのような生徒の声も
教員は聞くべきだと思っています。

 

耳の痛い意見を書いてくれる生徒が必ずいます。
その意見に真摯に耳を傾けて、
取り入れることができる場合は、取り入れてみるのです。

 

よかったら過去記事がありますので、
ご覧ください。

math-kame.hatenablog.com

 

 

原曲への尊敬を感じる ⇒ 数学という学問への尊敬

 

ハラミちゃんを尊敬するべき点の1つが
原曲に対する尊敬の念

 

ピアノで演奏する際に、
原曲をいくらかアレンジを加えるのですが、
原曲の良さは必ず残しています。

 

演奏者によっては、
自らのアレンジに酔ってしまい、
よさがかき消されることも、ままあるのですが、
ハラミちゃんには一度もそれを感じたことがありません。

 

原曲の良さを消すことなく、
いや、最大限に引き出しながら、
ハラミちゃんなりのアレンジを加えて演奏している。

 

このメロディが耳に届くのが非常に心地よく感じます。
胸の中にストンと落ちてくるメロディなんです。

 

数学教育に置き換えて考えてみると、
教えている人が
数学というもの自体を好きでいるかどうか。

 

教えるときに、
その公式や考え方に本当に感銘を受けて
その感銘を伝道者として、
生徒に伝えようとしているかどうか。

 

こういう部分なのではないかと思います。

 

自分自身が
数学という学問のよさや、
今の生活や知識の中でどのように生かされているのか、
どのように役に立っているのか、
それを知ったうえで生徒に語るようにします。

 

そうすると、
より生徒の胸の中に
数学という学問がストンと落ちるようになりますし、
数学という学問自体を
もっと愛情を持ってみてくれるようになります。

 

今の生徒を見ていると、
そこまで数学に魅力を感じ、楽しさを感じ、
学習している様子がないようにも見受けられます。

 

小手先のタブレットやコンピュータで、
見る方向性をちょっと変えて見たり、
過度な課題を出して自己満足で進めている教師もいたりと、
全てを否定するわけではありません。

 

しかし、
その根底に数学を教えることに対する
愛情や誇りのようなものを感じないことがあるのです。

 

例えば、
タブレットは計算問題やクイズ、
簡単にいじれるグラフなどのアプリを使った授業に使い、
自分が書いて学んでについては、
Ipad並みのペンタブレット、紙と鉛筆を用いるようにしていきます。

 

その中で生活に使われている場面、公式の成り立ち、
公式ができあがっていく
数式の流れの美しさを感じてもらうよう伝えますし、
自分自身も美しさを楽しみながら、
その楽しさを前面に出した授業を行えばよいと考えます。

 

ハラミちゃんのような、
ピアノや音楽に対する愛情のようなものが
授業をする教員に必要なのではないかと思うのです。

 

 

まとめ 楽しさはすべてに通ず

 

今回はハラミちゃんから
数学教育というフィルタを通して感じたことや、
心がけると、授業力が向上する内容について記してきました。

 

ハラミちゃんの演奏を聴いていると、
自分の心が、ぎゅっとわしづかみにされて、
気分が必ず楽しく心地よくなってきます。

 

数学の授業に横展開して
・教える人が楽しんで
・生徒の声を積極的に取り入れ
・数学という学問や教授法への尊敬を忘れず

 

生徒にとって、
一生に一度の日々の授業を
展開していただければ、幸いです。

 

今回取り上げたハラミちゃんのCD、
新バージョンが先日発売されています。
よろしかったら聴いてみてください。

私も買って、ヘビロテ中です(笑)
見事な「お米さん」になりました。


ハラミ定食 DX ~Streetpiano Collection~「おかわり! 」(CD+DVD)

ハラミ定食 DX ~Streetpiano Collection~「おかわり! 」(CD)

 
……ハラミちゃんとお会いできる機会、ないかなあ……(笑)

 

あ、あとですが、
亀きちファンの方、
「子亀さん」って名付けるのいかがですか?

 

数学教育や勉強法を、万年生きる「亀」さんに乗せる。
子亀さん、応援よろしくお願いします!!

 

 

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