"教えたい" 人のための「数学講座」

「数学を教えられるようになりたい、楽しさを伝えたい」そう思うあなたのために、教え方や勉強法・やる気の出し方など、ノウハウのすべてを紹介!20年教壇に立ってきた視点、および社会で生きた数字を扱うからこそ視点から、生涯学習にも役立つ話題が満載です。教え方の研究、勉強法の修得、中高生の自主学習用にご活用ください!

MENU

こうしてやり遂げる!社会人(時間がない人)の勉強法①

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

社会人になると、目の前の日常に追われてしまい
自分のスキルアップのための勉強が、
思うようにはできなくなってしまいます。

 

また、学生時代の勉強がゴールと思ってしまい、
その後の「勉強」そのものに
意識が向かない人も……

 

本来、勉強は一生に渡って行うもの。
自分が必要と感じたとき、
これからの生活で活かせると思ったときに
楽しんで行うもの。

 

しかし、久しぶりに勉強をしようとすると、
学生時代の感覚が思い出せない!
そういう壁にぶち当たってしまう人もいるのではないかと思います。

 

そういった人のために、
亀きちの考える、
社会人になって行う勉強法を紹介したく思います。

 

限られた時間の中で最大限の効果を出せる、
しかも楽しく勉強できる、
娯楽のように感じることができる、
考え方や取り組み方をご紹介していきます。

 

これから紹介する学習法は、
今、勉強に忙しい学生さんにとっても、将来に渡って使えますし、
学習状況を一定の水準まで引き上げるには
とても効果のあるものだと思います。

 

ぜひ、読み進めてみてください。

f:id:math-kame:20201205201127p:plain

 

もちろん、机上の空論で進める話ではありません。
人に教えるためには、自分の学習から。

 

私、亀きち、
先日、とある検定試験に合格しました。


その際の学習法を紹介し、
良かった部分失敗部分も絡めながら、
最適な学習方法について、探っていきたく思います。

 

道筋を全部お話をしますので、
良い点、改善すればいいのになと思う点を、
ぼんやりでいいので探りながら、
読み進めていただければ嬉しいです。

 

 

 

亀きちの合格体験記

 

試験概要の紹介

 

まずは、今回受けた検定試験についてお話しします。
・資格を取得すると、今の業務に活かせるもの
・予備知識は、自分が日頃携わっている一部(3割程度)
・試験範囲テキスト4冊、約800ページ
絶対評価で、合格得点率は約65%
・過去データでの合格率は約45%
・過去問は一切公表されていない
・問題形式は択一式、選択式

 

…合格率から考えると、
勉強しても半分以上は跳ね返される、
割と厳しめの検定となっています。

 

推奨学習期間は最低3か月……
これを半分の日数(約1か月半)で合格するよう、動いています。
(結構、ムチャな取り組みでした (;'∀') )

 

 

試験勉強を始める前に思ったこと


検定試験を受けようと思ったきっかけです。

 

それは、自分のステータスを高めることができ、
今の仕事で、より自分が思うような未来図が描けることです。

 

ここで考えたのは、
資格を取得した後の自分の姿です。
・受かって喜んでいる自分
・受かったことにより、さらに業務を安心して任せられる上司の嬉しそうな表情
・今の仕事をより簡単に進めることができてほくそ笑んでいる自分(笑)

 

やっぱり、モチベーションがないと勉強は始められません。
自分から湧き出てくるいいイメージをキャッチしていきます。
マイナスに感じることは、排除していきます。
考えても、前には進みませんから。

 

 

テキスト代、検定代ってこんなに高いの!?

 

申し込んで、さっそく届くテキストと検定の案内。
テキスト代は合計で35000円
検定受験量は合計で15000円(!?)

 

なかなかのお値段です。

この費用は、幸いにも会社が持ってくれるということになったので、
会社に感謝しながらの勉強のスタートとなりました
(それが「落ちられない」というプレッシャーにも。。。(;'∀'))


では、どういうことを行ったのかをいよいよ紹介!

 

 

全体学習の学習法の手の内+所要時間


今回の目標点数は75%に設定
(合格得点率が65%なので)

 

ちなみに、100%理解しようとすると
時間がどれだけあっても足りなくなります。

 

まずは、合格点+10%の得点率を目指し、
それを達成できたら、徐々に目標を引き上げていきます。

 

業務で使用する内容なので、100%の理解は、
合格してから考えればいいという思いでした。


さて、学習した内容です。

 

学習したことは、
ズバリ


「テキストを読み込む」

これだけ。

 

ただし、何回も読みますし、
それぞれの回に応じて、読み方を変えていきます。

 

私は、このメリハリのつけた読み方こそが、
今回の合格のコツではないかと思っています。

 

実は合計で6回読んでいます。
それぞれの読み方を、まずはまとめます。

 

【試験範囲:テキスト4冊(約800ページ)
1回目 試験範囲を目で追う読み方 (所要時間:約2時間)
2回目 精読(蛍光ペンをラインを引きながら) (所要時間:約24時間)
3回目 2回目でラインを引いたところのみ読む (所要時間:約12時間)
4回目 全体をパラパラと読んでいく (所要時間:約2時間)
5回目 全体で分かっていない部分を中心に精読 (所要時間:約20時間)
6回目 全体パラパラ読み (所要時間:約2時間)

所要時間の合計:約72時間(学習期間:45日)

ざっくりと1日2時間弱ですね。

 

1回目の勉強 「試験範囲パラパラ読み」

 

1回目は、範囲にどのような知識が必要かどうかも分かりません。
なので、範囲をざっと目で追っていくところから始めます。


目標は1ページにつき6秒

 

それ以上は時間をかけず、
分かろうが分かってなかろうが、
とにかく範囲の概要を入れていきます。

 

文章は、かいつまんで読む程度になるでしょうし、
図表は右脳を使って、イメージしていくことになるでしょう。
まさに、ざっくりとした内容を、右脳でイメージする。

 

その時に抱く感情は
必ずプラスのイメージ。

 

こんな知識が理解できるんだ、
ここまで仕事に活かせるように、
自分のステータスを上げることができるんだ

そう心に唱えながら読んで(見て)いきます。

 

初日に一気に2時間ほどかけ、
試験全範囲の4冊に目を通しました。

 

当然、ぐったり。。。
あとは、睡眠中に脳が記憶を整理してくれる
そう信じて眠りにつきました。

 

 

2回目の勉強 「直感仕分け精読」

 

2回目は「直感仕分け精読」です。

 

【用意するもの】
蛍光ペン2色
・シャーペン

 

今度は初めから文章に目を通していきます。
蛍光ペン2本とシャーペンを用意して、
次のように学習を進めて行きます。

 

蛍光ペン①……大切(出題される)と思うところ
蛍光ペン②……その章や節の中で一番重要と思うところ
シャーペン……自分で思いついたところやメモ

 

このやり方で、
線をひきまくり、書きこみしまくりで読み進めます。

 

しかし、まだ本当に大切かどうかは十分には分かっていません。
難しい専門用語や略語、数式もありましたが、
解答を導くことができるかどうかは分かりません。

 

でも、重要だなと思うところにラインを引いていくのです。

 

目的は、3回目の勉強の下地作りのため。
テキストの中でのメリハリをつけていくためです。

 

実際に線を引きながらの勉強となるので、
一番時間がかかるかもしれません。

 

私は、ざっくり1冊6時間かかりました。。。
4冊で約2週間ですね。

 

でも、理解しなくてはいけないという気持ちではなく、
理解は後で追いつくから、まずは重要かどうかの仕分けなんだと、
自分に言い聞かせながら進めて行きました。

 

理解しなくてはいけないと思い込んでしまうと、
精神的負担は相当大きくなりますからね……

 

感覚は「大事なところ、ライン引きゲーム」です。

 

何事もゲーム感覚を大切にしている亀きち、
2週間かけて、ライン引きゲーム完了です。

 

 

3回目の勉強 「ライン勉強」

 

3回目の勉強から
いよいよ本格的な内容理解に入っていきます。

 

ただし、全ての内容を理解するというのは
なかなか難しいと思いますので、
まずはラインを引いたところを中心とした勉強をしていきます。

 

私は、黄色とピンク、
2色の蛍光ペンを用いていました。

 

自分で大事だと思える黄色の部分、
最重要だと思うピンクの部分から読み込み始めます。

 

人間は忘れる生き物なので、
どうせ忘れるわ!くらいの気持ちで、まずは十分。
でも、覚えるときはもちろん一生懸命覚えます。

 

そんな中でも、
楽しく取り組むことが亀きち勉強法の真骨頂。

 

お気に入り(ドラクエの交響組曲ww)の音楽をかけ、
なるべく右脳を使ってイメージで、
論理立てる必要があるときは、
図示しながら、
左脳(論理)➡️右脳(イメージ)へ
バトンタッチすることを意識しつつ読み進めていきます。

 

そして理解できて進歩する自分をすごいと自画自賛します。
この知識を理解できたら、自分のレベルが1つ上がる
自分の中には
・へぇー
・なるほどー
・おもしろいなぁ
この3つのフレーズは常に意識していました。

 

さらに、自分だったらどのように伝える(教える)
この辺りまで意識をしていました。

 

自分が大切だと思った部分を暗記していくやり方ですので、
全てを網羅できているわけではありません。

 

それでも最初に引いた2色のラインは、
割とテストに直結するものです。

 

重要なことだけを効率的に覚えていく

 

それを心がけた勉強でした。

 

 

4回目の勉強 「パラパラ読みリターンズ」

 

4回目は、1回目に行ったような
再度パラパラとテキストをめくるような読み方を行います。

 

1回目と同じじゃん!
と、思う人もいるかもしれませんが、
実は目的や効果が違うのです。

 

・少しは内容が理解できているので、読んでいて思い出すところが増える
・全体を再度俯瞰して読んでいくので、新たな発見がある


1回目と同じパラパラ読みでも、
目が追ってしまう場所が少し違ってくるんですね。。

 

そこで見つけた新たな発見は、
再度ラインを引いてもよし、
次読むときのやる気につなげてもよし
理解できている自分と、
さらにレベルアップできる自分、
両方の自分に、気づくことができるのではと思います。

 

さらにレベルアップできる自分のすばらしい(!?)姿を
ぼんやり頭に浮かべたら
次のステップへ移ります。

 

 

5回目の勉強 「効率全体精読」

 

その次のステップは、
全体をじっくり読むことになります。

 

時間がかかるかもと思う人もいらっしゃるでしょうが、
2回目と3回目にある程度はじっくり読んでいるので、
実は記憶の片隅に残っている知識が多いのです。

 

所要時間で言うと、
3回目にかかった時間とほぼ同じくらいでやり遂げることができます。

 

この精読では、ラインを引いたところだけではなくて、
それ以外でも、試験問題を想定したときに、
「出題者が出しそうだな」
「問題にしやすそうだな」
そう思ったところは、頭に入れていきます。

 

自分自身が行う
勉強重要箇所の取捨選択の第2ですね。

 

改めてじっくり空白のところを読んでみると、
実は意外と重要な知識が隠されていたり、
押さえておくべきポイントが見えたりしてくるものです。

 

長い道のりでしたが、
ここまでくれば、一通りの勉強は終了!

 

あとは、いかに漏れている知識を思い出すか、
その繰り返しとなります。

 

 

6回目の勉強 「再・パラパラ勉強」

 

5回目までの勉強を経て、
ここからは一通り頭に入っていることを前提として、
それを思い出す、知識を定着させることを目的とした勉強となります。

 

完全集中するために、
1ページ5秒と決めて、
ページをめくっていきます。

 

この段階になると、
「あ、この知識勉強したな」
「この前もやったなぁ。覚えてきたな」
と実感してくることでしょう。

 

もし、
「あ、この知識どうだったっけ?」
と思うようなところが出てくれば、
その部分だけを抽出して勉強をし直していきます。

 

そうこうしているうちに、あっという間に検定試験当日。
気持ちは75%は取れるだろうと思い会場に向かいました。。

 

 

いざ、検定! そして合格へ……!?


さて、これだけの勉強をやって臨んだ検定試験。
自信はある程度いけるだろうと、ワクワクしながらの受験。

 

そして、
亀きちの結果はというと…

得点率65%のところ、
63%で見事に不合格。。。

 

がーん……

 

でも、ショックを受けている場合ではない。
喜ぶ自分と周囲の顔を見たい!見せたい!

 

不合格となった瞬間に、
自己分析を始めます。

 

・過去問が全くない試験なので、出題形式や出題傾向が見えていなかった
・オンラインの試験なので、目が想像以上に疲れた
・1問1分以内のペースで回答しないと間に合わないので、
 分からない問題の見直しがほとんどできずじまいだった

 

悔しさがじわじわと浮かび上がってくる私。。。

 

実は、生粋の負けず嫌い(笑)

 

そこで何をしたかというと…
再び試験の申し込み。
しかも、最短日程で(笑)

 

試験料が15000円かかるものでしたが、
それも気にならないくらい(本当は気にしないといけないんでしょうけど)。
中1日で、再試験の予約をします。

 

その中1日で、やった取り組みが、以下の内容

・テストに出た問題にチェックを入れていく
・1ページ10秒の速読

 

記憶のあるうちにチェックを入れていくことで、
出題パターンや形式を見て思い出すようにしました。

 

すると、あるわあるわ。。
読んでいたにも拘わらず、抜けていた場所が…
その場所を徹底的に読み込みます。

 

そして、さらに10秒と、ちょっと時間をかけた速読。
これでイメージしている問題パターンに
当てはまりそうな部分を読み込んでいきます。

 

これでやっと出題パターンが見えてきました。
出そうな問題も何となく見えてきました。

 

こうなってくると、勉強することが実に楽しい!
読めば読むほど、知識が身についているような気がする。

 

イメージとしては、
ドラクエメタル狩りをしているような…(笑)
飛躍して経験値を得て、レベルアップしている感覚です。

 

その良いイメージを付けて、
1回目の試験の翌々日に、再受験。

 

今度は、よく試験が見えました。
時間配分も、出そうなところも。

 

結果は、無事に合格!

 

ほっとしましたし、
自分に自信を取り戻すこともできました。

 

周囲の皆さんにもお祝いしていただき、
今後の自分の業務にも思いっきり活かしていきたいと思います。

 

ここまで、
私の体験談をお読みいただきありがとうございました。
(*'ω'*)

 

さて、次回、
この勉強について、
さらなる改善点や、おすすめできる点について、
まとめていきたいと思います。

 


次回、社会人勉強法(まとめ編)へ続く

 

 

亀きちのブログが、電子書籍に。いつでもどこでも数学を楽しく!第1~3巻 絶賛発売中!4巻目も執筆開始!

 

公式LINE開設!
旬の情報や、勉強法、授業で使えるプチネタなどタイムリーにお届け!
ご登録お待ちしています! (^^♪

 

リアルタイムでブログ記事を受け取りたい方!読者登録はこちらから  

ご質問・ご感想・ご要望等お気軽にお問い合わせください。

 また、「気になる」「もう一度読み返したい」記事には
↓↓「ブックマーク」もどしどしお願いします