"教えたい" 人のための「数学講座」

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数学を教えるために 脚本編(ルーティーンの中での安心感で授業効率UP!)

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

教員にとって、授業とは何ぞや?
この第2弾です。

今回は、台本(基本的組み立て)についてです。

教員と生徒との予習の違いについては、以前の記事の中でも語っています。

・その日の授業で伝えたいことが何かを第一に考える
・それについて授業の台本の骨格を作り、肉付けをしていく
・教科書「で」教える

授業の50分の中では生徒の集中力にも、教員の感情にもいろいろな起伏があります。
私がルーティーンとしている、授業の流れについて記載していきます。

 

① 導入

ここでは、授業開始から生徒が集中段階へとギアを上げるために取り組むことです。
・計算ドリル
・プロジェクタを使っての図形問題(鉛筆は使わずに)
・落語のように世間話から数学への導入
・テストなどの話題を出して、生徒の注意喚起を煽る

 

これらを基本としてチョイスしています。
数学に関するニュースがあればそれが最優先かも…
(時事ネタにもなりますし)

時間にすると一番長いドリルでも、解いて丸つけして7~8分といったところでしょうか

② 授業

前回の授業について

前回の授業内容については、落語調で流暢に説明をします。
生徒を引き込むストーリーのようなものですね。

 

生徒を指名しながら進めることもありますが、
全体をぐっと引き込むときには、
自分の空気間で間とテンポを意識し、落語調で話をします。

 

今回の内容とゴールについて

 

今日の授業のゴールについては、先に話をします。
「今日は○○ができるようになります」
「○○について、今日の最後には解明されることになるのです!」など。

 

ゴールが明確になると、生徒も内容をとらえやすくなりますよね。

 

 説明(板書含む)

説明についても、ある程度ルーティン化しています。


1.今日のポイントになる部分のまとめ


2.まとめの説明(証明)の板書


3.1と2についての口頭での補足説明
 この際に生徒には鉛筆やペンを持たせて
 板書はしないけれども、追加で知っておきたい事項を追加記入させます。


4.例題の説明
 ここは生徒と一緒の目線で、生徒のペースで書きながら進めていきます。
 生徒との対話(指名)はここでたっぷりと行っています。
 イメージは生徒が発表したことを、板書として書いていくイメージですかね。


5.練習問題
 このときは生徒には私語はさせません
 とにかく解くことに集中してもらいます。

 

 一定時間経過後は、周囲と話をさせます。
 基本は答えの確認をしてもらっていますが、
 その際に、感想や教えあい、息抜きをしている生徒もいるようです。

 まあ、緊張後の緩和ですね。(←これ、意外と大切だと思います)

 

6.練習問題の解答と補足説明
 知ってて得するハイレベルな話もこの段階ですることもありますね。
 理解度の高い生徒は非常に食いつきます。


あとは時間に応じて3~6を繰り返していくことになります。

 

 

③ まとめ

 

 授業最後では、今日やった内容について話をします。
 人間は1回のことで頭に入るのは3つまで。
 ですので、3つ以内に収めるようにはしています。

 

 

 最後に次回の授業範囲とその予習範囲について話をして終了です。
 

最後に

教えられる側も、毎回の授業の流れというものは、
基本的にはルーティンとして知っていてもらうのがよいと考えます。


毎回変化してると、余計な緊張感が生まれて、
記憶に残るものも残らないですから。

 

もちろん、だらけていると感じた時には、緊張や注意を引く何かを小ネタとして用意しています。

 

安心感の中から生まれる、知識の効率的な吸収と楽しかったという想い。
これが私の授業を組み立てる上での基本です。

 

よかったら参考にしてみてください。