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中1 方程式 単元概要 威力抜群!「文字の式」の本領発揮!

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

中1の花形単元とも言える1次方程式。
小学校では□などを用いて計算していたことも多かったのですが、
本格的に文字を導入していくことになります。

 

文字を使うことにより、魔法のように問題が解けていく。
この美しさ楽しさ解ける快感をぜひ伝えていきたいところです。

 

それでは単元の概要について触れていきます。

 

方程式

最初は、専門用語がたくさん出てくるので、それを一通り覚えるところから始まります。
数学村用語ですね。
等式、左辺、右辺、方程式、解、解く など…
すぐに慣れていくとは思いますが、まずはきっちり理解しましょう。

 

等式の性質については、方程式の基本的な考え方を学びます。
天秤をイメージしてもらって、増えたり減ったり掛けたり割ったり…
想像すると、とってもおもしろいところですよ。

 

方程式の解き方

ここからは具体的な方程式の解き方について学習します。
移項」という専門用語が出てきますが、
等式の性質をまるでマジックのように使う、専門用語です。
方程式の醍醐味の1つですね。お楽しみに。

 

また、これまでの式の計算で行った計算をふんだんにつかった方程式も登場します。
複雑な方程式がするすると解けていく、この快感
小学校時代ではなかなか味わえなかった部分です。
解けることを快感に感じられるでしょう。

 

1次方程式の利用

最後は、文章題に取組むことになります。
文字と式の単元でも最後の部分にこの手の問題に取り組みました。
それを利用していく形となります。

 

もちろん、文章なので読む力(国語力)が必要
それを表や図に表して、分かりやすく紐解く練習や解説もします。
問題にしやすいパターンもいくつかあるので、それについてはきちんとまとめていきますね。

 

最後に

前の単元「文字と式」が理解できていることが前提となります。
が、それを理解できていれば、かなり楽しんで取り組める分野かと思います。
天秤の話、移項についての説明、文章題での解説、
いずれをとってもイメージを膨らませやすく、楽しんで取り組めるところです。

 

イメージ⇒解説⇒その日のうちに復習⇒理解確認
の流れをきちんととり、「楽しかった」だけで終わらないよう、
教える側としては、「解けること」に主眼をおいた、展開をしていきたいところです。


やはり、イメージが残っているうちの復習、これが大切でしょうね。

 

また、方程式の考え方は今後の連立方程式2次方程式にも直結していきます。
つながりを意識して伝えられると、生徒も先のことが見えやすくなりますよ。