今回は3乗の因数分解についてです。
これについては、覚えていかに活用できるかにかかってきます。
まずは公式をしっかり頭の中に入れるよう、コツを示します。
公式の教え方
【教える際のポイント】
・図で覚えること
・作り方
① 小さい( )と大きい( )を用意する
② 小さい( )には3乗の元になる式をそのままかく。
③ 大きい( )最初と最後はそれぞれ2乗した数字をかく
④ 真ん中には2つをかけて符号を元の式の逆にする。
・後ろの( )のabの項に2を入れてしまう間違いが多いので注意!
例題
↑ 因数分解の板書例です。
①~③の順に板書を書きながら進めていきます。
まずは3乗の元の数を考えるますが、( )を赤で書いています。
これがポイントとなります。
しっかり考えさせ、答えさせながら導きたいところです。
②は機械的に小・大の( )を先に書きます。
そのあとで、小( )には3乗の元の式をそのままで、
大( )にはまず左右に2乗した式を書きます。
③で、元の式の符号を逆にした符号を書き入れて完成となります。
まとめ
パズル的に進めればそれほど難しくない部分だと思います。
難しく考える必要がなく、3乗の元さえ考えれられれば解けることを強調し、
自信を深めさせていきましょう。