"教えたい" 人のための「数学講座」

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勉強スタイルを確立しよう 時間と教材の効果的な使い方について

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

新学期が始まって数週間が経過しましたが、
ドタバタが続いている方もいらっしゃいますよね。

 

しかし、そのドタバタを許すことなく
次々と押し寄せる
イベントや、授業、宿題、部活……

 

本当にイベントの大波だらけで、
帰ったらクタクタで寝てしまう……(´;ω;`)

 

そして、疲れが残ったまま朝を迎えてしまう、
という方も多いのではないでしょうか。

 

そんな方のために、
今の時期、
どのように自分の生活や
勉強スタイルを構築すればいいのか

 

最新の考え方や方法、コツをお伝えしていきます。

 

忙しい生徒さんや先生方の
参考になれば幸いです。

 

では、まいりましょう!

 

 

時間管理編

 

3点固定はやっぱり基本

 

こちらは、とても有名な指導方法ですね。

 

起きる時間・寝る時間・勉強を始める時間
この時間を固定することを3点固定と言います。

 

この3点にあたる時刻を、きちんと決めておけば、
規則正しい生活と勉強開始ができるというものです。

 

勉強が朝型の人でも、夜型の人でも、
どちらの場合でも活用できるというのがメリットです。

 

勉強は一度始めると、
少なくとも数分間は取り組んでしまうもの。

 

回数を重ねることにより、
勉強の時間も少しずつ、
自然と増やしていくことが可能です。

 

 

1日の中で勉強に充てられる時間を考えよう

 

3点固定をした上で、
1日にいったい何時間勉強ができるのか、
考えてみましょう。

 

イメージは、目いっぱい勉強できたときの
8割程度がいいと思います。

 

人間、常にフルでの勉強が
毎日できるとは限りませんから。

 

割り出した時間を、
各教科の宿題や予習などに振り分けていきます。

 

これで、何の教科が何時間勉強できるのか、
大体の想像ができるようになりますね。

 

 

ちょっとしたコツを伝授!

 

3点固定にプラスして、
実はもう1点、
時間を決めておいた方がいいものがあります。

 

それは、お風呂に入る時間

 

勉強に集中しているときに、
お風呂に入るよう言われたこと、ありませんか?

 

せっかく集中してたのに……
と思った人もいると思います。

 

あらかじめ家族に
お風呂に入る時間を宣言しておくことで、
自分の中で準備もできますし、
入浴後は気持ちもさっぱりしていますので、
気持ちよくその後の活動にも取り組めます。

 

亀きち、おすすめです!

 

朝型・夜型、どちらがいい?


朝型や夜型のどちらがいいのか
よく質問されます。

 

結論としては、
自分が一番取り組みやすい時間が一番いい
という回答になります。

 

どうしても夜の方が頭が冴えるという人もいますし、
朝イチが脳が回転する!という人もいます。

 

それぞれの人の、特徴や心理としては
【夜型】
 体力がある
 眠気に強い
 すべてが落ち着いた状態で取り組みたい
 じっくりやりたい

【朝型】
 起きてすぐに勉強開始できる
 一番頭がフレッシュな時間
 勉強効率が一番いい

 

というところでしょうか。

 

一般の脳科学的な考えを紹介すると


・記憶分野(インプット)の勉強
 →寝ている間に記憶を整理するため

睡眠
・6~7時間は必須
 それでも記憶したことの半分近くは忘れてしまいます。


・演習(アウトプット)の勉強
 →1日の中の一番のゴールデンタイム
  夜覚えていたことも思い出すことができる、一石二鳥の時間

 

なので、
亀きちが考える理想の勉強は、
時間で言うと、
夜7割、朝3割だと思っています。

 

 

1問にかける時間

 

教科書の予習や演習問題にかける時間ですが、
むやみやたらに時間をかけても、
思ったような効果は表れにくいものです。

 

1問につき5分考えれば十分。

 

それで分からなければ、
解答を見る、やり方の理解を心がけてみる

⇒それでも無理な場合は、
 授業をしっかり聞く、質問する

⇒質問は、教員や友人、周囲の人、サイトでもOK
 このサイトでの質問も歓迎します。

 

また、参考書の問題も同様に考えるとよいでしょう。

 

自分で時間を決めて、
その時間は完全集中で演習や理解

 

決めた時間を経過すれば、
解答を見てやり方を理解し、
その問題でのポイントは何かを考えます。

 

効率的な学習を心がけてみてください。

 

 

アナログアイテム編

 

教科書・ノートの使い方

 

勉強の最初の母艦となるものは、
教科書とノートです。

 

どちらかに、
自分のその時の考えや思いなどを
なるべく克明に残していきます。

 

復習で見返したときに、
その時の授業風景や自分が勉強した様子を
思い出せるくらいまで。

 

亀きちとしては、
授業ノートを母艦にすることをおススメします。

 

ノートに思いっきり余白を設けて、
予習で自分が思ったことや、授業での先生の言葉、
その時の雰囲気などを書き残す。

 

日々の復習や、定期考査前の勉強のときに、
分からない問題だけをあぶりだし、
記憶の定着確認を効果的に行う。

 

その際に、授業の様子を思い出せれば、
その後、忘れることが少なくなる。

 

基本となるアイテムですので、
早い段階で自分の中に確立させましょう。


ノートの使い方については、
過去記事がありますので、
それも参考にしてみてください。

 

また、ノートかルーズリーフか迷っている人は、
こちらの記事もご参考に。
ここ数日でアクセス数が急増している記事です。

 

参考書(学校で使用しているもの)

 

学校により、
教科書以外に与えられる(買わされる)ものがありますよね。
有名どころだと、
チャート式、ニューアクション、フォーカスゴールドなど……

 

受験に挑むのであれば、
これらが母艦第2号ですね。

 

使い方ですが、
教科書の内容を越えていて、
覚えておきたいと感じている部分に積極的に記入します。

 

教科書で理解できている内容については、
ある程度省くことができますので、
ちょっとレベルの高い、覚えておきたい内容は、
参考書やそれ用のノートに
書き留めておくと復習しやすくなります。

 

勉強をするタイミングは、
学校によってさまざまかもしれません。

 

しかしできることなら、
学校のテストなどに左右されることなく、
定期的に自分の勉強に組み込むことをおススメします。

 

勉強は学校のためではなく、
自分の夢の実現の手段のために行うんですから。

 

参考書の勉強が進んでいる人は、
それだけ自分で走り始めることができている人となりますね。

 

なお、参考書は、受験まで使うことが予想されますので、
学情報や、模試の情報なども書いておくと、
自分のやる気にも火がつきやすくなり、おススメです。

 

 

デジタルアイテム編

 

これからの効果的な学習は
デジタルの活用がカギとも言われています。

様々な使い方あるので、紹介しておきましょう。

 

 

動画の活用

 

youtubeやスタサプなどでは、
授業動画を公開していますね。

 

自分が見たいところを、
じっくりと見ることができる。

 

がっつりでもよし、
スキマ時間でもよし。

 

再生速度の調整や、
繰り返し再生も思いのままなので、
自由自在に時間を使えますね。

 

活用しない手はないので、
しっかり使っちゃいましょう。

 

ちなみに、亀きちもyoutubeを始めていますので、
よかったらご覧くださいね。

亀きちのyoutubeは、
1つの授業に対して
・親子で実際に授業をしている内容(1回1時間弱)
 (1.25~1.5倍速での再生がおススメ)
・教員目線の教え方の解説

 

この2本立てでお送りしています。

 

また、ブログ内での紹介記事には、
その授業での板書ノートも画像として貼り付けていますので、
ぜひ、ご活用ください。

 

 

アプリの活用と思わぬ盲点

 

英語・数学などではアプリもいっぱい開発されています。

 

写真を撮るだけで、
和訳、英訳をしてくれるもの、
数学の解答を仕上げてくれるもの

 

chatGPTのように、
AIが様々な手順を示してくれるもの

 

大変便利なものばかりです。

 

ただし、これらには注意点があります

 

それは、
自分で考えた後に使うこと

 

便利だからこそ、
これをやっただけで勉強した気になってしまう

 

これがデジタル活用での落とし穴になります。

 

実は、デジタル媒体を使っているとき、
脳は紙媒体のときよりも
使う領域が狭くなると言われています。

 

想像しなくても
全部デジタルで解決してくれるからでしょうかね。

 

亀きちは、デジタル勉強推奨派です。

 

ただし、使い方に要注意。

 

脳をきちんと使えているか、
常に意識するようにしましょう。

 

 

デジアナ活用術

 

デジタルとアナログ、それぞれ紹介しましたが、
これらを両方活用する方法も存在します。

 

それが、写真やPDFを使う方法です。

 

【例】
教科書・傍用問題集

教科書での内容をチェック
⇒ 覚えておく内容は教科書やノートにコピー
⇒ 写真やPDFにしてフォルダ保存
⇒ 見直しに活用

 

これだと、スタートはアナログでじっくり、
慣れた内容は、デジタルで素早く
という、一挙両得の活用ができます。

 

亀きちは、今年ある資格を取得したのですが、
このやり方でした。

 

iPadでノートアプリに
テキストの内容を手書きでまとめ、
その内容を繰り返し見直す。

 

テキストの写真なども取り込みながら。

 

自分でも大変効率的な学習ができたと思っています。

 

数枚、写真を添付しておきますので、
よかったら、参考にしてみてください。

 

みなさんのような中高生の勉強にも
流用できると思いますよ (^^)/



最後に 研究はまだまだ続く

 

今回は、様々な年度初めに知っておきたい
時間の使い方と、学校教材の使い方について紹介しました。

 

私もまだまだ研究していますので、
お気づきの点がございましたら、
コメント欄からお寄せください。

 

時間が限られている中高生。

 

少しでも効率よく、効果的な学習をしたいですね。

 

パパ塾やっている亀きちも
研究を続けます。

 

一緒に頑張りましょう!!

 

 

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