"教えたい" 人のための「数学講座」

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Nintendo direct からの ワクワク数学教育ガイド

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

私が日頃から勉強や仕事において
大切にし、取り入れようとしている感覚
それは、ワクワク感

 

気持ちがワクワクすれば
向かい合っていることに前向きになり、
勉強や仕事の質や量が
向上していくものです。

 

先日放映されたNintendo direct
個人的にはその情報にワクワクし、
どんなゲームや新情報が出て、
私の心と頭の中を楽しませてくれるんだろう
大変楽しい・嬉しい気持ちで
約50分のひとときを過ごしました。

 

今回はそのワクワクと楽しむ気持ちを
どのように勉強に落とし込んでいくのか

 

ひいては、どのような姿勢を持っていれば
勉強に対して前向きに取り組めるのか、
教える側に立って、
押さえておくべきポイントをお話ししたく思います。

 

さあ、ゲーム感覚で読み進めていきましょう!

 

 

 

Nintendo Direct とは?

 

Nintendo Direct とは任天堂ハードにおける
新作ゲーム情報についてのお知らせ番組です。

 

故 岩田社長の頃は、社長自ら進行を務め
「直接!」
というフレーズは、有名な言葉となりました。

 

先日配信開始された
星野源さんの「創造」という楽曲の中にも
その歌詞が登場しています。

 

スーパーマリオなどで使用された効果音を取り入れ、
星野さんの任天堂に対するオマージュを感じます。
遊び心にあふれた、楽しい楽曲になっています。


星野源 創造

 

Nintendo Direct に話は戻りますが、
その番組の中で多いときには
30本ほどのゲームソフトの新作情報や
開発者からのお話、ゲームの中で使われているシステムが
どんどん語られていきます。

 

大規模な発表会という形ではなく、
youtubeニコニコ動画などで配信の形をとっています。

 

いつでも、じっくりと動画を視聴できる
いいシステムだなと感じています。
今はスマホでも見れますからね。

 

今回も多くの情報が発表されました。
動画と商品リンクを貼っておきますね。

youtu.be

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL - Switch
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL ファイターパス Vol. 2|オンラインコード版

Miitopia(ミートピア) -Switch

ブレイブリーデフォルトII〔早期購入特典〕Revo氏の「オリジナルアレンジ楽曲」のダウンロードコード封入 -Switch

DCスーパーヒーローガールズ ティーンパワー -Switch

ゼルダ無双 厄災の黙示録 -Switch

あつまれ どうぶつの森 -Switch
あつまれ どうぶつの森 島ましましガイドブック

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者・うしろに立つ少女 COLLECTOR'S EDITION -Switch

マリオゴルフ スーパーラッシュ -Switch (【Amazon.co.jp限定】アイテム未定 同梱)

モンスターハンターライズ -Switch (【数量限定特典】「オトモガルク」と「オトモアイルー」の重ね着装備など 同梱)

ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD -Switch

 

 

ワクワクの気持ちってそもそも何?

 

ワクワクする気持ち、皆さん味わったことありますよね。
遠足や修学旅行の前日
好きなアーティストのライブの前日
自分が得意な科目やスポーツのあるとき

 

行動をする際には、
気持ちがその気になるわけですが、
そのときのやってやるぞと
気持ちを起こす状態

 

それをワクワクという言葉で
表現するのではないかと思います。

 

やろうとする気持ちが起きる際に、
感じるのは、次のようなことですかね?

 

どんな楽しいことが待っているんだろう?
どんな経験ができるんだろう?

 

これから起こる楽しいことが、
自分の心の脳の中でどんどん結びついていく
好奇心とも結びつくかもしれません。

 

勉強においても同じことで、
その感覚をどうやって落とし込んで、
取り入れていくのかがポイントになるのです。

 

 

教える立場に立って、生徒をその気にさせる方法


教える立場としては
次のような取り組みをしてみてはいかがでしょうか。

 

年度当初の授業ガイダンス

 

亀きちが授業をする際には、
次の内容を授業時間1時間とって
生徒に伝えていました。

 

・いかに数学自体が楽しいものであるか
・自分の授業や考え方がいかに楽しいものであるか

 

自分の中にある数学の楽しさ
身に着けてほしいという想い
生徒に対する愛情
それらのポリシーを最初に伝えるのです。

 

要は、まさに授業の「Nintendo direct」状態(笑)
ゲームに例えても、
最初のプロモーション活動と同じですね。

 

プロモーションをすると、受ける側は期待値が上がります。
どんな内容なんだろう
実際にはどういうことをするのだろう

今後の生活でどう役に立っていくのだろう

その時が楽しみだな……と。

 

そして、第2第3弾として、
事あるごとに、数学での体系的なつながりの話をして、

・来年の今頃には、このような力が身に付いている

・3年後には、このことが理屈で理解することができる

 

その都度小出しでも伝えていくことにより、
生徒の中では
少しずつワクワクの種が植えつき、育っていくのです。

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単元の最初の授業にて

 

また、扱う単元の最初の授業でも、
単元ガイダンスを行うことは
とても大切な位置づけになってきます。

 

この単元が終了したときには
どのような力が身に付いているのか
どのような問題が解けるようになっているのか
社会に出てどのようなことに応用ができるのか

 

ゲームや商品に例えると、
最終プロモーションですね。

 

そのような話をできる材料をたくさん用意しておいて、
機会があるごとに、話ができるといいですね。

 

数学は社会に出てから
一切使わないと思っている生徒さん、実に多いですから。

 

 

実社会では数学はよく使われる!

 

実際に教員から、会社員として働き始めたときに、
数学の考え方はやはり使うものだと実感しました。

 

製造業に携わっているのですが、
刻々と変動していく生産量や必要量の数字
トラブルや理想と現実の乖離によるデータの変動

 

それらのことに対して、
いかにスピード感を持って
効果的な手を打てるか

 

また頭の中にある考えを他者(他社も含む)に対して
どのようにデータを作成し、裏付けを取って
理解・納得してもらうようにもっていくのか

 

この中には大枠の中でも、細部でも、
数学の考え方がふんだんに使われています。

 

先生方にはそのようなことが
ひょっとしたら経験が薄いかもしれません。
実際に私もそうでしたし。

 

でも、今なら胸を張って言えます。
数学は社会に出て役に立つと。

 

 

ワクワク感を生徒に「直接」伝えよう

 

生徒に楽しさや有益さを伝える上で、
先生の果たす役割はとても大きなもの。

 

ワクワク
⇒やる気を起こす
⇒数学に取り組んでみる

 

この流れを意識してみてほしく思います。

 

家庭教育でも同様です。
マンガやゲーム、
これと勉強が同列になれば言うことなしですよね。

 

保護者の口から「直接」経験に基づく
楽しいお話をしていただければと思います。

 

説得力を持つために、情報を随時仕入れて、
数学の考え方やその良さを
たくさん持っておくといいですね。

 

今は、インターネット上に様々な情報が溢れていますから。

 

授業のネタには事欠かないと思います。

 

先生方が脚本を書き、
主演もしくは助演で大活躍する「授業」。

 

そのステージを盛り上げるために
それまでの事前プロモーションを
たくさんしておくことをお勧めします。

 

今回のNintendo directで改めて感じたこと
それを私の想いを込めてみなさんにお伝えしました。

 

数学は遊びで、娯楽。
それを心から語れる人になろう。

 

 

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