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「努力」と「覚醒」を教えてくれる言葉

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

「努力」という言葉


かったるいなぁと、
心なしか、抵抗を感じる人もいるかもしれませんね。

 

努力せずにぱぱっとできるようになればいいのに。

 

そんな才能があればいいのに。

 

努力するってめんどくさいな。

 

コツコツと努力を積み重ねていくことは、
相当な覚悟と持続力が必要です。

 

中高生では、思春期の時期も相まって、
大人が言えば言うほど、
努力に対して、否定的な目を向けがちになるのも事実。

 

しかし、努力の大切さを心から理解し、
実践に移せた人には、
あるとき道が開けて、
新たな才能が大きく開花していくのです。

 

今回はみなさんが天才だと思っているであろう
有名人の言葉を掲載しようと思います。

 

実は、誰よりも努力をしてきた、
いわば「努力の天才」

 

その中から、
努力の大切さを感じていただければ幸いです。

 

 

イチロー(野球選手)の言葉

 

努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、
僕はそうじゃない。

努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、
僕はそうだと思う。

人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、
それは間違いです。

 


100年に1人現れるかどうかというほどの
スーパースター、イチローさん。

 

数々の記録を打ち上げ、
記憶にも記録にも残る人となりました。

 

みなさんが彼のことを、
「天才」だと思っているかもしれません。

 

しかし、実際はむしろ逆で、
「努力の天才」と表現した方が
適しているかもしれません。

 

プロに入った当初は、
「レーザービーム」「背面キャッチ」で
有名となった守備についても、
実は、それほどうまくなかったとのこと(プロのレベルでは)。

 

それを努力で埋めていった人なのです。

 

打撃についても、
地道な努力を重ねて、才能が開花。

 

開花してからは、
自分のルーティンを大切にし、
そのための努力を怠らなかったといいます。

 

視力も決して良かったわけではなく、
努力を重ねることで、
一時的に相手(ピッチャー)との間合いを
測ることができるようになったと聞いたこともあります。

 

その積み重ねが、
1本1本のヒットにつながり、
世界記録を打ち立てることになるのです。

 

 

数学の教科でみる「努力」と「覚醒」

 

本当に天才で、
努力せずに数学ができたとしても、
努力を怠れば、
やがて、その才能は頭打ちになってしまいます。

 

教員をしていた頃、
よく感じていました。

 

勘の鋭い生徒、
非常に頭の切れる生徒がいました。

 

しかし、
・努力が苦手(飽きっぽい)
・忘れ物が多い
・手を抜いて楽をしようとする
・楽しむことができず、言われたことしかしない

 

このような生徒は、
やがて、徐々に成績は下降していきます。

 

そして、数学という教科の特性上、
非常にコスパの悪い教科ですので、
気づいたときは、
高校卒業までで成績的を取り戻すのは
非常に困難な状態となっています。


逆に、
入学してすぐの頃は
そこまでの鋭さを感じていない生徒。

 

・日々楽しみながら勉強をする
・素直に実践してみる
・自分で方法をどんどんバージョンアップしていく

 

このような取り組みをしている生徒は、
ぐんぐん成績が伸びていくことが、よくあります。

 

やはり、楽しんで努力を重ねることが
成績向上につながっていくのです。

 

そのような努力を重ねる生徒は、
中学と高校で1回ずつ、
爆発的に成績が伸びる時期が訪れます。

 

私は、それを「覚醒」と呼んでいます。

 

きっと他の教科ではもっと覚醒を
何回も味わうことでしょうが、
個人的な教えてきた経験からすると、
数学では、中高6年間で2回かなと思っています。

 

1回が、小学算数からの脱皮
もう1回が、大学受験へ向けてブーストがかかったとき

 

それまでは、
他者をどんどん追い越していくほどの
爆発的な成績の伸びは、あまり感じません。

 

しかし、覚醒は必ず訪れる。
それは、日頃の努力があるからです。

 

積み重ねがあるからこそ、
ある時、一気に回路がつながって
様々なことが一気に見えるようになるのです。

 

ぜひ、覚醒するときを楽しみにして、
努力を続けられる人になってほしいですね。

 

数学の覚醒は、
本当に世界が開けた感覚を持てますよ。

 

「数学は勉強の止め時が分からない」
覚醒した教え子が、言ってくれた言葉です。

 

本当に数学教師冥利に尽きる言葉です。


このような体験を多くの人にしてもらいたい!

 

努力が楽しくなる仕掛け、
このブログでもたくさん作っていきますね。

 

 

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