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タイプ別 学力UP スタイル養成講座 ポカはあるが要領のいい子編

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

世の中には、「要領のいい人」
いますよね。

 

他の人が、何時間もかかって理解できるところを
あっという間に理解したり、
丁寧に仕上げた解答をよそに、
ちゃちゃっと書いたように見えて、
実はそれがツボを押さえていて、高得点だったり。

 

採点をしていても、
この子は、要領よく点を取っていくな……
そのような印象を受ける生徒さんは
少なからずいます。

 

しかし、
実はこのまま放っておくと、
せっかくの才能が頭打ちになる可能性があるのです。

 

スタイル別の、学力UP養成講座
今回は、ケアレスミスが多いけど、要領のいい子」
このタイプについて、学力UPの方法を探っていきます。

 

持っているすばらしい才能がより一層花開くよう、
生徒さんも周囲の方も、
一緒に考えていただければと思います。

 

 

 

要領のいい人の性格分析

 

【長所】
何でもスピーディーにこなす
話の要点をつかむのが得意
理性的で簡潔なコミュニケーションを好む

 

【短所】
不注意なミスが多い
ルールを軽視するところがある
めんどくさがりで、性急に成果を追い求める

 


要領のいい人、
本当に実作業のスピードが速いです。

 

要点をパパっととらえ、
その部分を確実にこなしていく。

 

仕事をしていても、
要点を的確にとらえて、
そのときの最適解を求められるようになります。

 

話をしても、
話の要点をつかむのが上手く、
的確なアドバイスを返してきたり、
相談者が話が終わる前に、回答を伝えたりと、
その頭の回転の速さには、本当にびっくりさせられます。

 

しかし、裏を返せば
「時間をかけたくない」という心理が。

 

いったん解答を出してしまった答案には興味がなくなり、
見直しをするということがあまりありません。

 

その結果、
不注意のミスで、得点を失うこともあります。

 

簡単な数学の例ですと、
「6」と「0」を見間違える
「19」を「9」と勘違いする(1の存在を忘れる)
本当にもったいないですよね。

 

また、回答を求めることを最優先に考えるので、
せっかちな人が多いのも、このタイプ。

 

人の話をじっくり聞くことが苦手な人も多く、
相談事をしても、
その人の立場になっての会話が苦手という人もいます。

 

このようなタイプの生徒にアドバイスすることは、
「見直しの習慣化」です。

 

後ほど詳しく述べていきますね。

 

 

テストでの傾向

ケアレスミスが多い

 

テストでは、
応用問題も含めてまんべんなく点数が取れます。

 

しかし、基本的な部分での簡単なミス
(亀きちは「サザエさんミスと呼んでいます)

 

応用問題では、最初のところでミスをしている場合、
解答方法は合っているのに、
実際の解答がことごとく違ってきます。

 

 

成績の波が激しい

 

自分の型にはまり、ミスがない場合
かなりの高得点が取れる場合があります。

 

しかし、簡単な部分でミスが重なった場合、
点数が思った以上にとれていない場合もあります。

 

数回テストをすると、
成績の波が激しく上下している
これが、要領よくやるタイプの生徒に当てはまる傾向です。

 

 

伸びる対策① 過去を振り返る習慣をつける

 

要領のいい生徒の成績を
さらに着実なものにさせるための1つの方法が
「過去を振り返る習慣」です。

 

課題もテスト問題も、
解いたらそれでおしまい、
としてしまうのが、もったいないところ。

 

確実にケアレスミスがないのであればいいのですが、
簡単な部分の見落としがあると、
そのせいで後の部分の点数が台無しになってしまいます。

 

まずは、そのことを理解してもらう必要があります。

 

 

答えが合っていても 見直すクセをつける

 

問題演習や宿題などで
一通り解答が終わったとします。

 

そのあとで、
もう一度見直しをする(させる)のです。

 

解答が間違っていないかどうか、
数字の書き間違いや、見落としがないか。

 

見直しは、1回でも十分に効果はあります。

 

この見直しを問題を解くたびに
(見直すタイミングは、生徒自身が決めることになるのですが)
実施するのです。

 

最初は、抵抗を感じるだろうし、
めんどくさくて、
モチベーションも下がるかもしれません。

 

しかし、間違いを見つけたときに、
見つけた生徒さん自身は、
自分でしっかり褒めてあげましょう。

 

保護者の方や教員の立場でしたら、
思いっきり褒めてあげましょう。

 

その間違いを見つけることに
面白さを発見することができれば、
元々持っている要領の良さとの相乗効果で
成績の向上が、かなり見えてきます。

 

 

解き方やプロセス、考え方の間違いがないかをチェック

 

ケアレスミス以外にも、
考え方を出だしから間違えて、
突っ走ってしまっていることもあります。

 

それも見直すときに、
チェックできるようになると
さらに確実性が増します。

 

保護者の方なら、
解き方の説明、どうしてその式が出てきたのか、
解答を導き出した意図を聞いてみましょう。

 

間違いがあるときには、
指摘をして、解き直しをさせてみましょう。

 

生徒さん自身の取り組みならば、
自分が人に教えるつもりで、
自分の答案を見直してみましょう。

 

上手く説明できそうですか?
理解してもらえそうですか?

 

頭の中で解説のプロセスが見えるのならOK
次の段階に進みましょう。

 

 

解答に残すこと

 

見直すことを習慣づけようとすると、
解答をしていく中での考え方や
計算式を残さなくてはならないことに気づいてきます。

 

残しておくと、
見直しの時に時間短縮になりますからね。

 

考え方を余白に残す習慣、
合わせて身に着けていきましょう。

 

 

伸びる対策② 複数の視点から見れるように

 

要領のいい生徒は
自分の解答法を持っており、
それに当てはめて、
すぐに自分にとっての最適解を導き出すことができます。

 

社会人になってからは、相当に貴重な能力。

 

その土台作りのためにも、
中高生までは、その才能を持ったまま、
「複数の視点から物事を見る」
ということを、意識してみてください。

 

 

複数の解法で答えを導く

 

数学の問題でも、
解答という頂点は1つかもしれませんが、
アプローチの仕方はたくさん存在します。

 

例えば、
高校の最大値や最小値を求める問題にしても、
グラフからのアプローチ
方程式からのアプローチ
ベクトル分野からみることだって可能です。

 

中学生の問題でも、
様々な解き方を意識して、
少しでも時間的余裕のあるときに、
別の解答はないかなと、
アンテナを張ってみてください。

 

そして、
別解を発見したときには、
それをノートにメモをして、
自分の中での解法の武器を、
さらに増やしていきましょう。

 

保護者の方や教員の方は
「別解」を意識してもらい、
他の解き方はないかなと、
働きかけるようにしてみましょう。

 

テレビなどでのクイズ感覚で。

 

子どもと一緒に
別解があるかどうかを楽しめるようになったら、
子どももきっと成長していくことと思います。

 

 

自分の弱点分野を選んで 問題演習に取り組む

 

そして、
仕上げは弱点に目を向けられるかどうか

 

効率よく成績を向上させるには、
弱点の克服が一番です。

 

得意分野は
最低限の勉強で学力を維持しつつ、
弱点と思う分野に取り組むよう計画を立ててみましょう。

 

苦手な分野の問題演習をたくさんする
⇒ 見直しをする
⇒ その答えに至った考え方を説明・イメージする
⇒ 他の解法がないか考える

 

この一連のサイクルが回るようになれば、
もう怖いものはありません。

 

 

最後に ポカのない要領のいい生徒に


要領のいい生徒の特徴は「不注意が多いこと」

 

それをなくすために、
注意を促す指導・考え方が
成績向上のための近道となります。

 

一気に問題演習
⇒ 見直し
⇒ その答えに至った考え方の説明
⇒ 他の解法の模索

 

これだけの注意を払うことが習慣化できれば、
ケアレスミスのない、
かつ要領のいい模範となる生徒の誕生です!

 

成績もどんどん上向いていくことと思います。

 

最初に時間が「ちょっとかかる」かもしれません。

 

しかし、その壁を越えて、
自分がイメージしている未来を手に入れていきましょう。

 

 

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