中1 平面図形 直線に関する専門用語 右脳で覚えよう
平面図形に関する、具体的な内容の初回です。
専門用語が登場しますので、
図で示しながら1つずつ丁寧に覚えていきましょう。
ポイントは、
かいた図の中に、
必要な情報や、覚えておきたい内容を書きこんでいくこと。
一気に覚えられて便利ですよ。
また、高校につながる知識も後半に記していきたいと思います。
では、さっそくスタート!
平面図形の専門用語(基本編)
数学村専門用語が、たくさん出てきます。
数学村に入村しているのですから、
用語については、この村の中で生きていくためには必要な言葉だと思って、
1つ1つ吸収していってください。
ただ、これまでの分野と違って、
図形分野は数学村用語を覚えるのに便利なことがあるのです。
それは、図形を使えること!
イメージで記憶することがしやすいのです。
ぜひ、図として覚えていくようにしましょう。
では、専門用語を図とともに一気に示します。
① 線の表し方
線分 半直線 直線 この3つの言葉の違いを覚えましょう
線分……始まりと終わりがある
半直線……片方(後で書いた文字)は突き抜けて終わりがない
直線……永遠に終わらない
さらに……
線分ABの長さを「距離」といいます。
半直線は 半直線ABときたら、
AからBへ向かうイメージを持つと覚えやすいです。
直線ABときたら終わりがないので、
実際には地球を1周してしまいます(笑)
② 垂直
垂直という記号があります。
いちいち「垂直」と漢字で書くだけでも画数が多い!
記号では⊥と一発で表すことができます。
しかも、見やすい!
③ 角度
角度の場所を示す記号は∠というものを使います。
見た目そのまんまですね。
また、場所をきちんと示すために決まりもあります。
角度を示す頂点の場所を、
必ず真ん中に書くようにしてください。
これで万国共通で相手に「この場所です!」というのが伝わるようになります。
④ 平行
記号の「//」は右上から左下です。お間違いのないように。
逆にすると、「打消し」の記号とごちゃごちゃになってしまいます。
平行とは、2つの直線がずっと交わらない状態
どこまで伸ばしても、ずっと交わることのない2直線
ABさんとCDさん、ずっと伸ばしていっても出会うことがないんです。
この2組の関係は「平行線」
恋愛関係に当てはめると、どこか虚しいですね。。。
生徒はかなりウケてくれますね。(笑)
応用編(ちょっと先取りの話を交えるなら)
① 線の表し方
線分等の表し方は
線分ABですとAからBへ向かうイメージと書いていますが、
これは将来的に、ベクトルの始点と終点につながっていきます。
ここでそのイメージを持ってもらっておくことがよいと思います。
AB間の距離は「最短距離」であることを、
伝えておくこともいいかもしれませんね
② 垂直
この記号自体を使うことは、それほど多くないかもしれません。
しかし、今後幾何学をやっていく上では必ず必要な記号ですので、
頭に入れておく必要があります。
こちらも、高校に入ってからの幾何の分野の証明などで使うことになります。
③ 角度
中2や中3でも三角形の合同や相似の証明で頻出ですので、
否が応でも覚えていくことでしょう。
もちろん、高校分野に入っても、三角比やベクトルの中でも使います。
④ 平行
平行の覚え方は前の項で、恋愛に例えて紹介しました。
平行でない記号「∦」を、
紹介しておくこともありかもしれませんね。
まとめ やっぱり図があると覚えやすい
図形分野は図があるので、説明もかなりしやすいと思います。
用語の説明ですので、
具体的なこれらの書き方の説明はまだだと思いますが、
1つ1つ丁寧に書いて、
右脳で覚えることを強調してみてください。
例えば、
「10秒間かいたノートをじっと見つめる」など
自分が書いたノートが、頭の中に浮かぶようにすれば、
テストの時などでも、自分の記憶が思い浮かびやすくなると思います。
また、発展的な知識も書きましたが、
ここの部分では、
できるだけそのあたりまで踏み込んで教えておきたいところです。
得意な生徒は、「ひまー」って状態になるでしょうから。
こういうふうにつながっていくんだよという、
先の話をしていくのがよいかと思います。
しっかりイメージができた状態で、
次につなげていきましょう。
【試してみよう】
・図でイメージをして覚えよう
・プラスアルファの知識もついでに覚えてしまおう
亀きちのブログが、電子書籍に。いつでもどこでも数学を楽しく!第1巻・第2巻ともに発売中!
読者になって、リアルタイムでためになる記事を受け取りませんか?読者登録はこちらから
ご質問・ご感想・ご要望等お気軽にお問い合わせください。
また、「気になる」「もう一度読み返したい」記事には
↓↓「ブックマーク」もどしどしお願いします