"教えたい" 人のための「数学講座」

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数学 ケアレスミス予防大作戦

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ケアレスミス防大作戦!

 

今回は亀きちのTwitterの中で、
勉強アドバイスとして紹介している #亀アド からの話題を。

授業が始まったところでは、
今は、計算分野が中心になっていることと思います。

 

そこでまずハードルとなるのが、
符号のミスや、ちょっとした計算のミス
ケアレスミスといいますね。

 

ケアレスミスは、個人によって種類も解決方法も違うものです。
性格も関係してくるものですから。

 

そこで今回は、
ケアレスミスの仕組みと、その対策、
対策を作動させるスイッチについて、お話していきます。

 

先生方や保護者の方は、
お子さんの指導に活かしていただければ幸いです。

 

また、社会人の仕事上のミス防止にもお役立ていただけるかと思います。

 

 

その1 どういうミスだったんだろう?

 

まずは自分がミスしたときに、
どのようなミスをしたのかを分析します。

 

先ほども例をあげましたが、
符号のミスなのか、累乗のミスなのか、数値計算のミスなのか
どんなミスをしたのかをはっきりさせて、
ノートの余白などに記しておきます。
(後で見直せるよう、目立たせておきましょう)

 

あるいは、ケアレスミスシートを作って、
そこにどのようなミスをするのかを
書き込んでみることもおすすめです。

 

 

その2 どうすればいいのか考えよう

 

次に行うことが、
ミスの種類を判別した後で、
どうすればそのミスを防ぐことができるのかを考えます。

 

基本は、
次回以降で同様の問題を解く時には、
ミスをした同様の場面で、
意識的に注意を払うことになります。

 

その後、
見直しをするときにより注意を払ったり、
該当の計算の所を丸で囲んだり、チェックを入れたり、
後で振り返りやすくします。

 

 

その3 最後に気づくためのスイッチ作りを

 

そして、最後にそのミスをあぶり出すために、
気づくためのきっかけを仕掛けていきます。

 

先ほどの丸で囲むと言うのは、
その手段のひとつですね。

 

他には、
見直しの時間を数秒でもいいので必ず設けてみましょう。

 

見直しのタイミングも、
・解く1行ごとにするのか
・小問を解いたあとにするのか
・大問の後にするのか
・すべての問題を解いた後にするのか

 

チェックしやすいタイミングを、
自分自身で試行錯誤しながら
構築していく必要があります。


亀きちが性格上にて考える、見直しのタイミングですが

・生真面目できっちりした人
 ⇒ 「小問を解いた後」を中心に
・大雑把で全体を俯瞰することが得意な人
 ⇒ 「大問やすべての問題を解いた後」を中心に

確認していくことが向いているかと思います。

 

ミスをしやすい部分は、自分の性格が表れます。


【細かくチェックするのが向いている人】
少しずつ進めるのが得意
忘れっぽい性格
焦りやすい

 

【ある程度進めた後でチェックするのが向いている人】
一気に解くのが得意
流れを覚えておける性格
図太い


自分の性格から、
そのミスと対策をあぶり出して、
自分の中で見直しへの抵抗をなくし、
少しでも時間短縮できる方法を模索していきましょう。

 

 

亀きちの実践例

 

私、亀きちは次のように見直しをしています。

 

基本は大問を全て解いた後、
あるいは、解いていて、
筋書き通りの答えが出ず数値が極端に細かくなったり、
明らかに解がおかしいとき

 

【理由】
集中・没頭してしまうので、
ミスのために振り返ると集中力を削いでしまうから

 

【やっていること】
符号の部分や、重要な部分には印をつけておいて、
見直しの時にその部分を重点的に、解答の最初から見直していく

 

 

番外編 常識的な考えを持つ

 

ちょっと別角度からケアレスミスの防止方法を紹介。

 

ケアレスミスについて防ぐ方法として、
常識を持つことも考えられます。

 

ん?と思う人もいるかもしれませんが、
数学の採点をしていると、時々あるんです。

 

自然数の解を出さなくてはいけないのに、小数になってしまう。
人数を答える問題は、小数になったらおかしいですよね。

 

あとは、文章題で徒歩での速度を聞かれているけれども、
時速4kmあたりの解答が妥当ですが、
時速30kmと答えている
歩いているのに、それはありえないですよね。。。

 

このような、
常識の部分からも答えを見直してみる
というのも、有効な手段です。

 

ちょっと斜め上からの目線を持って、
客観的に自分の答えを見てみる
そのような姿勢を早い段階から育んでおけば、
ケアレスミスも少し減っていくことと思います。

 

 

最後に ミスを楽しめる環境づくりを

 

いろいろ書きましたが、
性格と向き合いながら、たくさんミスをして、
どんどん対策を立てていきましょう。

 

ミスすることを楽しめるような、
先生方は、そのような環境づくりをお願いします。

 

 

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