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ドラゴン桜 教育活用法 4話-2 東大合格 家庭の10カ条

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

先日のドラゴン桜では
勉強法や入試に対する心構えなど
内容がかなり盛りだくさんでした。

 

なので、前回の記事で書ききれなかった部分について
思いっきり書いていこうと思います。

 

今回のテーマは家庭学習

 

東大合格必勝法
家庭の10カ条

 

このように題して、
家庭での過ごし方や子どもに対する接し方など、
桜木(阿部寛)と水野(長澤まさみ)が語っていました。

 

その中でのエッセンスや
亀きちなりに考えること、実践法をお届けします。

 

入試や勉強をしてく上で、
いかに生活の中に自然に溶け込ませるか、
家庭教育での成績UPのコツ、満載です!

 

現在の家庭での過ごし方を
イメージしながらご覧ください。

 

↓我が家で活躍しているホワイトボード

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一緒に朝ごはんを食べること


朝は忙しく慌ただしいですが、
家族の顔を見ながら、コミュニケーションを深めたり
食事を摂ったりすることで、
目覚めをよくし、脳を活性化させます。

 

言語を発したり、噛む行為は
頭に適度な刺激を与えてくれます。

 

朝から家族の顔を見ると、
安心感が出て、精神的にゆとりができますよね。

 

朝から家族みんなで元気を分け合って、
気持ちのいいスタートを切りましょう!

 

 

何か一つでも家事をさせること


家族として、すべきことはきちんとやってもらう
勉強が大変だからって、特別な扱いはしません。

 

家事自体が気分転換になるし、
脳の活性化にもつながるからです。

 

料理をすることで、
段取り力を鍛え、手際が良くなります。

 

洗濯物の取り込みでは、
体を動かしながら適度な気分転換になります。
リズムをとりながら、軽い勉強も可能です。

 

掃除をすることで
環境だけでなく、心もすっきりとさせ、
脳内を整理することができる効果もあります。

 

家事をきちんとすることが
認知症予防にもなることは
よく知られた話ですね。

 

 

適度に運動させること


運動が脳にとっても良いことは
知っている方も多いと思います。

 

勉強に行き詰った時にも、
歩くだけで、脳をリフレッシュさせることができます。

 

トレイルランや自然の中で遊ぶことにより、
身体がバランスを保とうとするので、
身体の基礎代謝インナーマッスルが鍛えられ、
ひいては、脳全体を鍛えることにつながります。

 

勉強効率を上げるための過去記事です


 

毎日同じ時間に風呂に入らせること

 

勉強をしていて、不意に聞こえてくる
「お風呂に入って~!」

 

この言葉、実は集中して勉強しているときには、
結構、カチンとくる言葉なんですよね。

 

「せっかく集中できていたのに……」

 

そう思ったことのある人もいるのではと思います。

 

そこで、毎日同じ時間に入浴することをおすすめします。

 

いらいら中断防止だけではなく、
入浴後しばらく経つと、
体温の変化で、ほどよく眠気も来るようになります。

 

生活のリズムをよくするためにも、
ぜひ、入浴の時間は固定したいものです。

 

 

体調の悪いときは無理をさせず休ませること


体調がすぐれないときに勉強しても、
残念ながら身に付きにくいものです。

 

しんどいとき、体調が悪いときには思い切って休む!
これ、鉄則です。

 

体調管理そのものは、今後改善の余地があったとしても、
いざ体調が悪化したのであれば、
あとは少しでも早く復調させるしか方法がありません。

 

勉強のことは考えず、
回復に専念しましょう。

 

勉強漬けになっていたのであれば、
冷静に自分を見直すことのできる
いい機会になるかもしれませんよ。

 

また、日頃勉強をあまりせず、
一気に詰め込んだ時も発熱をしたり、
体調を崩すことがあります。

 

一気に学習することも悪くはありませんが、
それよりも、
1日5分でも構わないので、
毎日続けることの方がより効果的。

 

継続的にできる仕掛けを
自分の中で考えるようにしてみましょう。

 

タイマーをかけたり、
あらかじめ勉強の用意をして休んだり、
できることはいろいろありますよ。


 

リビングはいつでも片付けておくこと

 

データとして、
東大に合格した生徒の半数が
リビング学習をしていたというものがあります。

 

このデータの言っていることは、
どこでも学習できる人が強いということ。

 

人によっては、
集中する環境でないと勉強できない
静かな状態じゃないと、
音楽がかかっていないと勉強できない
など、いろいろな条件を言う人もいます。

 

しかし、
実際の試験や入試では、好きな音楽はかけられないし、
車の音や、サイレンの音に悩まされる可能性もあります。
選挙期間中に選挙カーが走ることだって……

 

リビングは絶えずいろいろな音にあふれています。
そんな中でも勉強ができる人は、
一気に集中できるという
強い武器をもっていることになります。

 

そのためにも、
いつでも勉強を始められるように、
リビングを片付けておくことは大切になります。

 

いつでも気持ちの良い環境で、
子どもたちがテキストやノートを置けるような
そういう雰囲気を作っておくといいですね。

 

 

勉強に口出ししないこと


親や周囲は、
子どもがやっている勉強に
つい、あれこれと口を出したくなります。

 

自分の学習経験が豊富な方や、
自分を教育熱心と思っている方は特に……

 

そして出てくる言葉は、
子どもに対する批判。

 

この批判の言葉は、
子どものやる気と自立心を
著しく削いでしまうものとなります。

 

人間は誰でも学ぼうとする意欲を潜在的に持っています。
それに気づきさえすれば、勉強を始めます。

 

子どもが勉強を始められるよう、
背中を押すだけで十分です。

 

もし、話をするのであれば、
積極的に褒めてあげましょう。

 

いいところをたくさん見つけてあげると、
子どもは自信につながります。
次への意欲にもつながります。

 

大人から見ると、
言いたいことは山ほどあるとは思いますが、
それはぐっとこらえて、
遠目から子どもの様子を見てあげましょう。

 

ちなみに、わが亀きち家では、
私は子どもの勉強では、一切口出ししません。

 

テストの点数がよかったら褒めますが、
悪くても叱りません。
勉強をしなさいとも言わないようにしています。

 

私の子どもの頃を振り返ってみると、
ありがたく感じるのですが、
私の両親は二人とも
勉強することに関しては、一切口出しをしませんでした。

 

勉強しなさいとも、テストで怒るということも。

 

別に教育に理解があったわけでも、
逆にネグレクトであったわけでもありません。

 

放っておいてもやるときはやるし、
やらなければ将来は早めに働けばいい。
それくらいおおらかな気持ちで
接していたんだろうなと思っています。

 

ただ、本に関しては、
欲しいと言ったら必ずと言っていいほど
買ってくれていました。
マンガでも、図鑑でも。

 

私の両親は学があるというわけではありませんが、
田舎ならではの、おおらかだった当時の姿勢は、
私自身も見習いたいと思っています。

 

おかげで、私の子どもも、
点数は素直に教えてくれますし、
勉強も分からない、まずいと思ったら、
学年が上がるにつれ、積極的に聞いてくるようになりました。

 

先日もその様子をブログの記事に掲載しています。
よかったら参考になさってください。


 

夫婦仲良くすること

 

夫婦仲は、子どもはよくわかっているものです。
夫婦喧嘩をしたときも、
子どもって、雰囲気で察しますよね。

 

空気が悪いと感じると、
子どもは勉強に集中できない心理状態となってしまいます。

 

そうならないためにも、
夫婦円満
これが子どもにとっての心の一番の安定剤。

 

理想の夫婦関係というのは、
ご家庭によって様々だとは思いますが、
子どもの前で伴侶の悪口を言ったり、
否定をしあうような関係は好ましくありません。

 

また、教員や周囲の人を悪く言うのも
子どもにとってはよくありません。

 

学校に対しての不平不満は
いろいろあるかもしれませんが、
学校での主役は子ども。
教員の良しあしを判断するのも子ども自身です。

 

学校自体に疑問を呈するのはまだしも、
先生個人を否定する発言は、極力控えましょう。

 

先生も指導がしづらくなりますし、
ひいては授業もしづらくなるので、
子どもの成績にも響いてきますよ。

 

 

月に一度家族で外食すること

 

いつも通りで、家族の時間を過ごす
そんな中でたまに、家族みんなで非日常的なことをする。

 

勉強や試験を理由に、
家族行事を取りやめない。

 

これが子どもの精神状態を安定化させる秘訣となります。

 

このことは、
ドラゴン桜の中でも桜木(阿部寛)が言っていましたね。

夏休みの旅行もいつも通りにいけばいい。
日数が短くなるのは仕方ないかもしれないが、
いつも通りに行けばいい。

 

外食についてもそうです。

子どもにとって外食はちょっと特別なもの。

 

勉強のためにそれを奪っては、
子ども楽しみを奪うことになりますし、
外食の中で、子どもと話をしたり、
いつもと違った一面を見たり、
子ども自身も違った発見をするものです。

 

新鮮な気づきを与えることを忘れず、
子どもとの有意義な日々を送るよう
心がけてみてください。

 

子どもと一緒に暮らせる日々は
有限なのですから……

 

 

この10カ条を父親と共有すること

 

受験勉強は団体戦です。
それは、一緒に受験をする友人ともそうですが、
家族のみんなも同じ。

 

家族の協力なくしては、受験とは戦えません。
当然、父親の協力も必要となります。

 

きちんと家族で話をし、
生活の中心を子ども寄りにシフトし、
子どもの勉強への協力体制を構築することが大切です。

 

協力を得るためにも、
家族それぞれに無理がいかないよう、
リラックスできる空間で安らいでもらうことも必要でしょうし、
ときには勉強を見てもらったり、
人生のアドバイスをしてもらったり、
一緒に遊んでもらったりすることも必要。

 

働く父親の背中を見てもらうことも
重要な勉強かもしれませんね。

 

父親は指示をどんどんするのではなく、
母親よりさらに遠くからじっと状況を見守り、
本当に困ったことがあれば、しっかりとフォローをする、
そんな関係になれるといいですね。

 

あ、ご家庭によっては
立場が逆のところもあるかもしれませんが…(笑)

 

 

最後に 長子の年齢=親年齢 成長をともに!

 

東大合格必勝法 家庭の10カ条
いかがでしたか?

 

亀きちが感じたことも踏まえながら、
子どもの心理状態や成績が伸びる理論を展開してきました。

 

いつもの生活を送る中で、
子どもの成長を喜びながら、
将来に向けてのさらなる成長のために
そっと背中を押せる存在

 

それが家族の役割ではないかと思うのです。

 

子どもが進路相談ができる関係になれば
親子関係としては最高なのかもしれませんね。

 

そこまで信頼して
1番不安なことを打ち明けてくれるのですから。

 

親も子どもが産まれたときは、親も親歴0歳児。
子どもと一緒に成長していきましょうね。

 

 

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