"教えたい" 人のための「数学講座」

「数学を教えられるようになりたい、楽しさを伝えたい」そう思うあなたのために、教え方や勉強法・やる気の出し方など、ノウハウのすべてを紹介!20年教壇に立ってきた視点、および社会で生きた数字を扱うからこそ視点から、生涯学習にも役立つ話題が満載です。教え方の研究、勉強法の修得、中高生の自主学習用にご活用ください!

MENU

勉強は個人戦?団体戦?

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

勉強は個人戦それとも団体戦
この質問がきたら、みなさんはどう答えますか?

この答えについて、亀きち目線からの1つの回答を示したく思います。
賛否両論あるとは思いますが、おつきあいください。

 勉強は団体戦

教員経験がある程度ある私にとって、
勉強が個人戦団体戦かを聞かれたなら、即答します。
団体戦!」

大学生のころから塾でも教鞭をとってきた自分は、
様々な人数での授業を展開してきました。
個別の時もあり、2人相手の時もあり、時には200人を超える大ホールでの授業も…

 

その時々で授業アンケートや、その後のテストの点数を比較してたのですが、
1人で勉強するときよりも、複数人で勉強するほうが総じて平均点が上がります。
特に、試験前に問題を出し合って盛り上がっている集団に高い傾向が…

 

勉強の基本は「知的好奇心」

人間が勉強するときの基本は「自分中から湧き出る知的好奇心
自分自身にやる気がないと、いくら勉強しても無味乾燥なものとなってしまいます。
そう考えると、行きつく先は、勉強は個人戦であるかもしれません。

 

でも学校に通う子どもたちは、とかく周囲に安易に流されてしまうんです。。。
現代の子は、スマホやゲーム……
娯楽のための時間の奪い合いのような感じ。

 

短絡的に楽しさを得ることのできる、スマホやゲームと比べると、
勉強に対する楽しさややる気は、内面からじわりじわりと湧き上がるまで待たなければなりません。
そう考えると、どうしても取り掛かるまでにどうしても腰が重くなり、
時間がかかってしまうのも事実。

なので、必要なのものが周囲の力なんです。

 

不思議な威力を持つ「生徒の力」

教員が生徒を引っ張り上げる力よりも、
実は、生徒の持つ教え・導く力というものは実に強力

 

1人の生徒が動き始める動力を与えるのも、
それを持続させていくのも、
落ちた時に、助けて引っ張り上げていくのも、すべて周囲の力が重要です。

 

悔しいですが、これは教員の力よりも強いと感じています。

 

声のかけ方がやっぱりすごいんです。
その子にあった話し方だし、説明もつたないながら丁寧だし、
共通の話題を持ち出しながら説明をしようとするし、
ときには「覚えればいいの!」と一刀両断する切れ味も…(笑)

 

集団の力を引き出すために、教える側ができること

生徒の力に真っ向勝負してもなかなか勝てない。
なので私自身は、クラスや集団全体にとって、
「勉強自体が楽しいと感じることのできる集団」に育てようと努力します。

 

具体的には、

生徒が後で教えやすくするためを見越して、導入で興味を引く話をする、
時には脱線してでも、数学の時事ネタを織り込む、
小手先を変えて、見た瞬間に楽しむことができるPCを使った授業、
集団戦で考えさせる授業、
問題を作る側に回させる授業など。。。

 

あと、私が必ず毎時間で実践してきたことが、
日々の授業の際には問題を解かせる時間を与え、
その後、周囲で答え合わせをさせる時間を必ず設けています。

これは、分からないときに周囲に気軽に聞けるということもありますし、
問題を解いていたことによる緊張からの緩和、メリハリをつける意味もあります。

ですので、万が一眠気ややる気のなさで問題に集中できなかった生徒も、
少しはここで取り戻すことができるのです。


テスト後には、
複数クラスを受け持っているときは、クラスごとに平均点をかき出します。
どれだけ差があって、何が必要なのか、自分に何ができるのかを考えさせるために…

それが他の教科や、やがて来る受験へと波及してくれればと思うのです。

 

最後に

勉強自体は究極は個人戦
しかし、そこにたどり着くための効果的アプローチは団体戦

 

これが亀きちの学習(させる)理論です。

 

みんなで学び、みんなで楽しむ、
勉強自体が運動会や体育祭のような盛り上がりが出てくるといいですね。

 

期末考査も間近です。
がんばっていきましょう!