算数と数学の大きな違い、それは文字を使っての表現すること。
文字式を使って表す際の決まりをまとめました。
教科書では1項目ずつ、じっくりと進めているものもありますが、
ここでは、一気に「おやくそく」という形で、まとめて表現していきます。
文字式のおやくそく
ここでは文字式の表し方を6つ示しています。
数学村で生活していくための「おやくそく」です。
お約束をきちんと守って、早く数学村の住人となれるようにしましょう。
言い方は様々ですね。
今回は数学村での法律のような書き方をしていってますが、
クレヨンしんちゃんの「おやくそく」っぽく表現してもいいですし、
数学を「家」に表現して、「数学家家訓」という表現も面白いです(笑)
表現の例
「おやくそく」にともなって、それぞれの例を示しています。
特に②の例での固まりを表すかっこは、重点的に指導したいところです。
式の値でも負の数を代入するときには、特にこの( )について触れておきたいですね。
生徒のケアレスミス頻出の部分です。
追加で、中学以降、帯分数を使わず仮分数で表すということもあわせて伝えています。
お約束という形でまとめたのでここで入れておく(補足の形で)のがいいかと…
最後に
文字式の表現の理解については、
あとは問題をたくさん出して、とにかく慣れてもらうことが先決です。
黒板に練習問題⇒周囲と解答確認⇒黒板に解答
間違ったり困ったりしたら、さっきの「おやくそくボード」に立ち返る。
この繰り返しで、早い段階でのマスターを目指していきましょう。
もちろん、家庭での課題やドリル小テストなど頻繁に行って早く定着させたいですね。