"教えたい" 人のための「数学講座」

「数学を教えられるようになりたい、楽しさを伝えたい」そう思うあなたのために、教え方や勉強法・やる気の出し方など、ノウハウのすべてを紹介!20年教壇に立ってきた視点、および社会で生きた数字を扱うからこそ視点から、生涯学習にも役立つ話題が満載です。教え方の研究、勉強法の修得、中高生の自主学習用にご活用ください!

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中1 文字と式 概要 文字とお友達になるために

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

いよいよ中学最初の関門、文字を使った式。
これまでの数字だけの扱いから、文字を使った一般的な式の扱いとなります。
基礎があやふやでは何から手を付けていいか分からず、
壁に当たってしまう生徒も続出する分野。

覚えることをしっかり覚えて、
早い段階で式の活用までたどり着きたいところです。

それでは、「文字と式」の単元の最初の授業で、
イントロダクションとして、私が伝える内容です。

文字を使った式

初めて本格的に文字を使って、
色々な文章を読んで表現していきます。
動く数字をきちんととらえて、その部分を文字で表せられるよう心がけましょう。
ちなみに、文章を読む力も少し必要です。
…国語の力、大丈夫ですよね?(笑)

文字を使った式では、いろいろなお約束ごとが出てきます。
数学村で生きていく上での大切な大切なお約束ごと。
まずは6つ紹介しますので、それを身につけて使っていきましょう。
×や÷の記号とは、ここでお別れします…涙
さみしいかもしれませんが、次のステップに進むために乗り越えましょうね。
また、知っておくとお得なコツも、このお約束の中でお話していきます。

逆に、文字の式に数字を放り込む、「代入」という言葉も初めて登場します。
マスターすると、一般的な法則の中に数字を入れて、具体的な値を出すことができるようになります。
放り込む数字が100万でも大丈夫!
…すごくないですか!?

文字式の計算

数学村のお約束が一通りマスターしたら、
次は、数学村での専門用語のお勉強です。
項、係数、同類項など初めて耳にする言葉ですよね…
まずは、それらの意味をきちんと頭の中に入れて、使えるようにしていきましょう。

また、ここでは式どうしの足し算(加法)と、数字の掛け算・割り算(乗法・除法)も学習します。
2年、3年、高校数学とつながっていくところですので、
きちんと身につけることが大切です。
逆に、きちんと身につければ後での学習がぐっと楽になりますよ

さらに、一般的な文字を使った式(公式)についても学習します。
三角形の面積や円の面積、直方体の体積など文字を使って表してみましょう。
覚えておくととってもお得な、特徴的なパターンもありますので、
それもどんどん紹介していきますね。

最後に

文字式はこれからの数学の基礎となっていく部分です。
お約束をしっかり理解して、お約束どおりの計算をしていくことを心掛けてください。
自分勝手な思い込みで計算を進めていくことをしないこと
これがポイントになります。

「分かったつもり」ではなく、
頭の中で「ぴかーん!!」と光が走るまで、繰り返し練習を重ねていきましょう。

また、文章を式にしていくので、
数学的な知識はもちろんのこと、文章を読んで理解する力も必要になります。
何を表現すればいいのか、文章が何を聞いているのか捉える練習もしていきましょう。

国語と数学、まったく違うものですけど、
実はつながっているんです…
文章苦手な人、少しでいいので本を読む習慣をつけられるといいですね。


教える側にとっても、最初の山場を迎えます。
初めての定期考査にも入るかと思われるこの分野。
しっかり基礎を伝えて、練習をどんどん重ねていきましょう。

文章が苦手な生徒については、
同じ問題を繰り返し解く方法もあると思いますし、
文章の表現を少しだけ変化させて、見方を変える方法もあります。

なるべくスモールステップを心掛け、
文字式アレルギーの生徒が少なくなるよう、配慮したいところです。


私がこの単元を教えるときは、
文章力と文字式の表し方を両方マスターさせたいので、
「めざせ文字式マスター」と題して、
個人で文字式で表す文章問題を生徒に作成してもらい、
班で協議していいものを選別し、プリントにしてみんなに解いてもらうという授業を展開しました。

こちらについては後日具体的方法を掲載しようと思います。