(前からのつながり) 小学校:整数
(後へのつながり) 中学3年:有理数、無理数、実数
高校数Ⅱ:複素数
小学校の算数でもそうでしたが、
数学に入ると、私個人的には「数学村」と例えることもあり、
たくさんの専門用語が出てくることになります。
今回は、
その専門用語とそれを頭に入れるイメージをいくつか紹介。
紫色で表示している部分が、私が授業をする際に、
様子を見てプラスアルファをする部分
(発展的なこと・イメージを膨らませること)です。
この単元で出てくる数学村用語
自然数…数えることのできる数(1個、2個、…と)
整数…正の整数+負の整数+0
(ここで、数学好きには分数や有理数、
無理数までイントロダクションをしても効果的)
※注意! 0は正の数でも負の数でもありません!
数直線…数字を直線状で表したもの(定規などを例えに)
0…原点(関数でもこの考えを使っていくことになります)
(大きい数字の数え方について触れてもOK(億、兆、京、垓、…、無量大数)
結構、知っている生徒、多いです
(「にほんごであそぼ」のおかげですかね?)
私の家庭では、小学校1年で子どもが覚えていました!Σ(´∀`;)
<>…不等号
<…左が小さい(大きい口をあけるイメージで説明してます)
(ちなみに、数学の式では、
左辺が主語(こちらの方が大切)という話をすることもあります)
絶対値…原点からの距離
+や-の符号を取ったものと覚える生徒が多いので、口酸っぱくいう必要あり
原点からの距離と覚えておくと、負の数も出てこないし、
高校数Ⅰで、絶対値内に文字が入ったときにも柔軟に対応できる。
最後に
基本となる専門用語ばかりで、
覚えやすいものも多いですが、
その分、先の話もじっくりできるところ。
これからの学習についても触れていけば、
数学が好きな生徒は、
どんどん興味を示してくれます。
イメージをしっかり広げてあげることにより、
数学村への入村を確実なものとしてあげましょう。
今回取り上げた教材・参考資料