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GW明けの授業 振り返りでのアウトプット手法

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

もうすぐGWが明け、
4月ごろのイントロダクションからギアを上げて、
本格的に授業にも入っていくことになります。
この時期、体育祭等もある学校もありますが、

定期考査もすぐに控えていますし、
ある程度一気にモチベーションを上げる、さらに保っていかなくてはなりません。

頭では分かっているが、連休疲れから思うようにモチベーションが上がらない、
今一つ勉強に集中できず、はかどらない生徒も出てきます。

教員側からできる対策をまとめてみました。

 

課題の様子から

課題を出している学校も多いと思います。
この中で生徒の勉強に対する取り組みが見えてきます。
・課題をきちんと行っているかどうか
・課題に自力で取り組んでいるか、ほかの人からヘルプが入っているか
この辺りは提出された筆記状況を見れば、プロの教師ならわかってくるところです。

上記の取り組みが見られるようなときは、
場合によっては、生徒と面談を行ったり、声掛けなどで探ってみる必要がありそうです。

私が行っていた手法

課題には、個人ごとにかならず手書きでコメントを記しています。
また、GWの課題の振り返りを書かせるのも手です。

GWの課題の振り返りとは…
・GWの課題の出来具合がどうだったか。
・GW課題に意欲をもって取り組めたかどうか
・すぐにある定期考査に向けてどういう勉強をしていきたいか
・授業にどういうことを望むのか
・自分自身の意気込みを!

という感じで、生徒の感情をアウトプットさせます。
実際に考え、書かせることにより、自分自身でGWの取組みを振り返ることができ、
下がっていたやる気も、取り戻せる可能性が上がってくるのではと思います。

私はその上で、この振り返りにコメントを書き入れ、
さらにやる気を引き出すようにして、返却しています。

双方向で学習に向かう。
GW明けは業務も多く大変でしょうが、
主役はあくまで生徒ですので、モチベーションの気配りができるといいいですね。
会社等でも、新入社員にはこのような振り返りや声掛けが必要かと思います。

皆さん、がんばってください!