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試験前日の「マイナス要素」撃退法

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

試験の前日になったとき、
人によっては、マイナスな感情を抱くことがあります。

 

それまでの部活や勉強による肉体的な疲労

試験に対して準備をしていての脳の疲労

やらないといけないと分かっているのに
今一つやる気がでない

 

このように、試験前日だけど、
今一つ、前向きに試験に取り組めないと感じるとき、
どうやって乗り越えたらいいのか。

 

その考え方と方法、一度は考えたことがあるのでは?

 

誰しもが感じたことのある、
この試験前日マイナス感情。

 

身体の疲労
脳の疲労
やる気の疲労

 

この3点に絞って、
それを撃退する効果的な方法
考えていくことにしましょう。

 

 

 

身体の疲労について

 

【対策】
とにかく休もう

 

試験前日まで部活や登下校などで、
とにかく体が疲れているとき、
大切なのは、休養を取ること。

 

これは試験前日だからといって、
試験を優先させる必要はありません。

 

身体あっての、試験ですし、
身体の調子が100%でないときには、
実力は十分に発揮できません!

 

ただ、
試験のことが、どうしても気になるのでしたら、
朝型の勉強を心がけてみましょう。

 

試験当日とはなりますが、
30分でも1時間でも勉強をすることにより、
少しでも知識が整理されて、脳にすっきり入ってきますよ。

 

 

脳の疲労と、やる気の疲労について


脳の疲労と、やる気の疲労については、
それぞれがある・なしでの計4通りのパターン
考えてみたく思います。

 

 

① 脳は疲労していない、やる気もある

 

さあ、今すぐ始めましょう。(笑)

 

まずは机に向かって、
ノートを開いて眺めるところから。

 

大切なところを自分で目星をつけて、
思う存分勉強しましょう。

 

パラパラ勉強法、紹介しておきますね。

math-kame.hatenablog.com

 

 

② 脳が披露しているがやる気はある

 

【対策】
・仮眠をとる
・朝型の勉強をしてみる
・熱いお風呂などで交感神経を刺激する

 

テストが連続で続いたり、
たくさんの教科を一気に勉強しないといけないとき、

どうしてもやらなきゃ!
という気持ちはあるのですが、

脳が疲弊して、どうやっても覚えられない、
頭の中に知識ややり方が入っていかないと
感じることがあります。

 

そのときには、
「脳をいったん休める」ことを意識してみましょう。

 

そのための方法をいくつか紹介します。

 

まずは15分の仮眠。
カフェインをあえて摂取して、
15分後にタイマーが鳴るようにセットして、
じっと眠りにつきます。

 

眠れなくても、目を閉じるだけでもOK。

 

ちなみに、カフェインを摂取しても、
それが効き始めるのは、
摂取後30分ほどしてからなので、
意外と気持ちよく目を覚ますことができます。

 

続いて、思い切った朝型の勉強。

 

やる気がある状態で寝るのは、
ちょっと引っかかるところがあるかもしれませんが、
効率を考えると、
脳がすっきりしている朝に勉強をした方が、
はるかにいいと思われます。

 

眠りにつく直前は、リラックスしてもよし、
教科書をぱらぱらと眺める(読むのではない)もよし、
気持ちよく眠ってみましょう。

 

後は、短時間でも集中したいときは、
熱いお風呂がいいという人が多いです。

 

教員をしていた頃にも、
このやり方を実践している生徒さん、
実はたくさんいました。

 

熱いお風呂は交感神経を刺激して、脳を活性化させます。
結果、脳が目覚めて、一時的にはなりますが勉強がはかどります。

 

運動で汗を流すのもこの1つかもしれませんね。

 

気になったやり方を試してみてはいかがでしょう。

 

 

③ 脳は疲れていないが、やる気がでない。

 

試験だけどやる気が出ない、
試験の重要性が分からない、
なぜ勉強をするのか、
テストを受けるのか意味が理解できない。

 

思春期の子どもたちは、
1度はこのようなことを考えたことがあるのではと思います。

 

もちろん、私も(笑)

 

テストの意味はと聞かれると、
「学習到達具合を確かめるため」
と、まさに教科書通りの答えは頭の中に浮かぶかもしれませんが、

実際のところは、
それが自分の心の中にストンと落ちていない状態ですよね。

 

【対策】
やる気が出ることを何か15分してみよう

 

そのようなとき、
精神論で語るとすれば、
どのみち、試験は避けて通れないのだから、
せっかくやるのだから、楽しんでやれるだけのことはやってみようか。

 

この言葉でやる気がでれば、しめたものですね。

 

試験は全員が避けて通れないもの。
しかも、場合によっては入試へ向けての足掛かりや、
判断材料となりうる場合も大いにあります。

 

どうせやるのなら、
楽しくした方が充実するじゃないですか。

 

楽しくする方法をちょっと考えてみて、
簡単なところだけでもやってみるとか、
音楽を聴きながら覚えてみるとか、
いろいろなことを試してみてください。

 

強引にやる気のベースを引き出す方法としては、
自分の趣味でいいので、
やる気の出ることを何か1つ、
15分間だけやるというものがあります。

 

何でも構いません。
ギターを弾いても、ゲームをしても、
外に出て汗をかいてもOK。

 

目的は、
「頭の中をリセットする」ことです。

 

ちなみに、効果をあげるために、15分後のために、
あらかじめ机の上には教科書やノートを開いておくといいですよ。

 

とにかく何も考えずに15分間、
頭の中を真っ白にしましょう。

 

そして机に向かうのです。

 

やる気を出す方法というのは、
何となく身体で覚えているので、
ぼーっと考えているときよりは、
勉強のとっかかりがスムーズになります。

 

 

④ 脳も疲れているし、やる気も出ない

 

脳も心も疲労困憊の状態ですね。

 

テストが続いて、
しかも、これまでのテストの手ごたえが想像以上によくないとき、
このような状態に陥ることがあります。

 

燃え尽き症候群のときもそうですよね。

 

本当は翌日にも試験があるのに、
それも分かっているのに、
頭も心も言うことを聞かない。

 

さて、そのようなときはどうすればいいのでしょうか

 

【対策】
・問題を出してもらう
・褒めてもらう
・翌日までのタイムスケジュールを作る

 

上の2つについては
1人ではできにくいことです。

 

友人や保護者の方に話をして、
簡単な問題を寝っ転がりながらでもいいので出してもらって答える、
できたところをアピールして褒めてもらう
など、プラスの声掛けをしてもらうよう協力を頼むことが近道です。

 

もし、1人で何とかしなければならない場合は、
「試験までのタイムスケジュール」を考えてみましょう。

 

今から試験まで何時間あって、
睡眠や生活に必要な時間がどれだけあるのか。

 

あとは、
休む時間と勉強をする時間を
きっちりとメリハリをつけること。

 

休む時間をきちんと設定して、
その間は徹底的に休むことが大切です。

 

運動でもゲームでも、映画でも、
とにかく勉強以外のことを考えましょう。

 

私なら、近くに遊園地があるのなら、
間違いなくジェットコースターに乗るでしょうね。
頭の中が真っ白になりますから(笑)

 

そして、時間になったらとりあえずは机に向かってみます。
勉強が始めるのが無理なのなら、
計画を再設定しても仕方ないと思います。

 

ただし、テスト後の自分のことはしっかりイメージしておきましょう。
テスト直後の自分の様子、
テストを返却された後の自分の様子、
成績一覧表を返却された後の自分や家族の様子……

 

イメージだけでいいので、
その光景をできるだけくっきりと
脳裏に描いてみてくださいね。

 

 

まとめ 勉強の最後はメンタルが左右する

 

試験のために一番必要なのは体力、
続いては、問題を解く力、
そして、試験前日となったら、精神力。

 

心技体という言葉がありますが、
勉強に置き換えるとしたら
「体技心」の順番でしょうか。

 

最後は心をしっかり前向きに持っていれば、
これまでの体力や、問題を解く技術が心により増幅され、
思っている以上の結果を残すことができます。

 

がんばって乗り切って、
気分すっきりの試験後を迎えましょうね。

 

自分へのご褒美も忘れずに♪

 

 

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