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初心者向け 崩れない 1週間の学習計画の立て方 (最後に特典付き)

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

学習計画を日頃から立てていますか?

 

部活動や休養で土日があっという間に過ぎて、
時間に追われて生活している人、いませんか?

 

通常の生活ならまだしも、
考査前や試験前には、準備期間が必要。

 

準備を効果的にするには、
計画を立てることが大切になってきます。

 

今回は、
初めて学習計画を立てるという人向けに、
その計画の立てる順番
計画を立てるときに知っておくと得すること
ちょっとしたコツ
などを、書いていきたく思います。

 

もちろん、
今現在、計画を立てて勉強している人にも読んでいただいて、
取り入れられるところがあれば、
積極的に活用してもらえれば幸いです。

 

教員の方で、
計画を立てて勉強するよう指導されている中にも、
「具体的な計画の立て方」まで把握して、
指導できている先生は、
経験上それほど多くないと感じています。

 

ぜひ、ご確認いただき、
活用していただければと思います。

 

それでは、
この先1週間の予定を、
ある程度頭の中にイメージしておいてくださいね。

 

では、スタートです!

 

 

なぜ、初心者は1週間のスケジュールを立てるのか

 

勉強に慣れている人、
計画を立てることに慣れている人は、
自分のゴールにあった計画の立て方をご存じと思います。

 

ここでは、
初めての人が対象ということで、
まずは、計画にも期間によって種類があるということを
知っていただくことから始めましょう。

 

計画にもいくつか種類があって、
私が活用しているのは、

長期計画(受験や検定などのゴールから逆算したもの)
中期計画(1か月~学期間の計画)
短期計画(1週間の計画)
主にこの3種類を使用しています。

長期計画だと、
長ければ3年~6年を見据えた計画ですね。
(中学入学⇒大学合格まで)

 

それぞれでの計画を立てることが大切なのですが、
初めての場合は、
自分自身のゴールも見えづらく、
そこまでにやればいいことも
浮かびにくいかもしれません。

 

最初は
直近の1週間の計画を立てられるように
なっていきましょう。

 

 

1週間計画のメリット

 

1週間の計画は、
毎週末に見直すことができます。

 

1週間の計画の反省を
すぐに次の週に活かせるのです。

 

記憶が新鮮なうちに、
練り直しができる。

 

ですので、
初心者には1週間計画を立てるところからおススメしています。

 

 

実際に計画を立ててみよう

 

計画を立てる上での順番は次の3つです。

① 外せない予定を入れる
② しなくてはいけない勉強(業務)を入れる
③ やりたいことを入れる

 

これらを、日々の時間枠に入れていきます。

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 たったこれだけ。
まとめてみると、実にシンプル!

 

では、具体的にやり方を追ってみましょうか。

 

 

手順① 外せない予定を入れる

 

まずは生活上、
外せない予定を入れていきます。

 

睡眠や生活業務、学校など
当てはめてみると、
これだけでも、かなりの時間が埋まっていくことになります。

 

このときに、
もし土日に部活や家族での予定などがあれば
すぐに書きこんでおいてくださいね。

f:id:math-kame:20200704125920j:plain

図では1日分だけを記していますが、
この先7日分を書いていきます。

 

 

手順② しなくてはならない勉強(業務)を入れる

 

次に自分が考えている
やらなければならない勉強、
学校で出される宿題(予想になりますね)
これらを、予定の中に書きこんでいきます。

f:id:math-kame:20200704125935j:plain

 

このとき、
考えておくべきポイントがあります

 

 

ポイント1
日曜日には予定を入れない

 

手順1での予定は仕方ないのですが、
日曜日(休日の土曜日でも可)に、
しなくてはならない勉強や業務は、
入れないようにしましょう。

 

要は、空き日にするのです。

 

理由:進み具合の調整をするため

 

もし、月曜~土曜までで遅れてしまっていたり、
緊急の予定が入ってしまった場合のために、
その空いた時間に補い、遅れを生じさせないためです。

 

こうすることにより、
次の週にやることを持ちこしてしまったという
圧迫感はかなり少なくなります。

 

どうしても丸1日が無理なら、
せめて半日だけでも
予定はすっからかんにしておきましょう。

 


ポイント2
予定は5割~倍くらいの時間がかかると想定

 

勉強の予定は、
ゆったりと構えておくと安心です。

 

次の勉強に追われながらの勉強って
心にやさしくないじゃないですか。

 

精神的な余裕を持つためにも、

例えば
30分の勉強 ⇒ 45分~60分
1時間の勉強 ⇒ 1.5時間~2時間
くらいかかると見込んでおきましょう。

 

もし、早く終わった時のために、
「短時間でできる勉強」をあらかじめ用意しておくと、
計画を立てて勉強する人の中級者ということになります。

 

 

手順③ やりたいことを入れる

 

最後に、
時間があったらやりたい勉強や、
趣味などの娯楽、自由時間を入れていきます。

 

亀きち的には、この優先順位は
遊びや趣味 ⇒ 勉強
を推奨します。

 

プライベートが充実していないと、
勉強をやっても充実しませんから。

 

積極的に遊んで積極的に勉強する。

 

何事もメリハリのついた取組みが
生活では大切なのではないかと思います。

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これで、1週間のスケジュールの完成になります。
(図では1日分ですが)

 

 

1週間後に振り返りをして、次週の予定を

 

できた1週間計画は、
どこかに貼りだしたり、
手帳などを通して、チェックをしながら生活を送ります。

 

1週間後、
きちんとできたところ、
そうでないところを書き出して、
翌週の予定を立てていきます

 

最初は計画通りに進まないことの方が多いと思います。
時間の管理なんて、大人でも難しいんですから。

 

その通りには行かないと
思っておくくらいのほうがいいですよ。

 

ただ、この1週間の計画を繰り返していくと、
必ず精度が上がってきます。

 

そうなってくると、
1週間で集中して勉強のできる時間、
趣味に割ける時間、ゆったりできる時間
時間の配分が見えてきて、
勉強時間をさらに有効に、集中して使えるようになります。


慣れてくれば、
中期予定(定期考査ごとや1か月ごと)
長期予定(受験までの計画や年間計画)も
ぼんやりとでいいので、作ることを考えてみましょう。

 

 

最後に 計画は生活を充実させるための有効ツール

 

計画には縛られるものではありません。
自分のプライベートも書きこんで楽しむものです。

 

楽しい充実日々を送るために、計画を活用する
そういった気持ちで、
計画を立てることをしてみましょう。

 

では、すぐに使えるよう、
今回の図で紹介したものを添付しておきます。
図を印刷して使っていただければ幸いです。

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充実した日々を送っていきましょうね!

 

 

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