新型コロナウイルスの影響で、
学校が臨時休校になってはや2週間。
テレビ等でも、ご家庭での様々な取り組みを挙げられているニュースも多く、
とても関心することばかりです。
個人的には、家庭内でのいちご狩り企画が大変お気に入り。
子どもさん、絶対笑顔になりますよね!
さて、我が家でのホワイドボードにおいての取組みも、
2週間を過ぎようとしています。
実は某テレビ番組から、
取材の依頼があったこの取り組み。
居住所の関係で、実現には至らなかったのですが、
そこまで注目されている取り組みを行っていたんですね……
我ながら自信を持ち、
子どもたちにも最先端のことをしているんだねと、
語り掛け、すごい取り組みに自信持ってもらいながら、
家族全員で、駆け抜けてきました。
今回のホワイトボード家族会議、
取り組むきっかけと、取り組んでみての成果については、
前回と前々回の記事をそれぞれご覧ください。
今回は、それでも上がってきた課題と、
それについて、修正をしながら取り組んでいることについて、
まとめていきたいと思います。
読んでくださる皆さんの家庭教育に、
少しでもプラスになれば幸いです!
① 変化が必要
ホワイトボードに書いていると、
目に見えてやることは当然分かります。
しかし、時間がたつと目が慣れてしまい、
記憶の中でも当然の風景として、記憶に残りにくくなるのも事実
そこで、1週間が経過してから、
個人ごとにやるべきことを書き直しました。
書き直すことにより、
子どもがやるべきことが、さらにすっきり分かりやすくなります。
これについては、さらに変化させていくことが必要だと思いますし、
できれば子どもが、自分でボードに書くようにするなど、
自分がやりたくて取り組んでいるという意識を残して、
取り組ませていきたいと思っています。
② 親からの問いかけも必要
ホワイトボードによる家庭教育を始めたのですが、
親からの問いかけも、もちろん必要ですし、大切なことです。
「計算練習、進み具合どんな?」
「今日はどれくらいお手伝いできたん?」
「すごいじゃん!えらかったね!」
このような声掛けは、普段の生活の中でも必要かとは思いますが、
今回必要と考えるのは、
子どもが優位に立つような声掛けです。
最近、「スナックワールド」というゲームを始めた私。
「ジャラって何?」
「どうやって強くしていくの?」
このような質問をすると、
子どもは持っている知識を、思う存分ぶつけてきます。
そういう自慢を、
一つ一つ聞いてあげる余裕と、
度量が必要なのではないかと思っています。
日頃の生活では、
友達同士の中では自慢したり、
得意げになったりすることもあると思いますが、
家庭生活が中心になってからは、
自分から自慢したり、一番になるという経験はあまり多くならないかと。
そんなときは、親がわざと下になって、
子どもを持ち上げる必要があるのではないかと考えるのです。
今は、ゲームの例を出しましたが、
趣味の将棋やピアノ、はやっている音楽、
女の子でしたら、シルバニアや料理についての質問でもいいでしょう。
子どもの自尊心を刺激するような質問
をあえてすることが
必要なのではないかと思う亀きちです。
③ 空いている時間帯に新学期のお買い物
そろそろ新学期のことも考え始める必要が出てくる時期。
当然、終業式もまだですので、早いのかもしれませんが、
気分を転換させるためには、
勉強に必要なものを買い替えてみることがあってもいいかもしれません。
我が家では文房具一式を買い替えてみました。
鉛筆もシャーペンも、ペンもノリも。。。
子どもの少しでも勉強に向かう姿勢が、
前向きになればと思います。
また、我が家では子供が欲しがったらまず買ってやるものがあります。
それは「ノート」
ノートは自分のアイデア、イメージを広げるための絶好の道具。
5冊セットでもできる限り希望にこたえるようにしています。
ただの落書きで終わることもありますが、
その中から、何か新しい発見をしてくれればと思っています。
まとめ:褒めと変化と継続と
これまで2週間取り組んできましたが、
まとめてみると、
・褒めること
・生活に日々の変化
・基礎的な部分を続ける環境と体力
これが家庭教育での必須な部分ではないかと思います。
コロナはこれから流行も、まだ予断を許さない様子。
ひょっとしたら、4月以降も影響が続くことが考えられます。
旅行などの派手な遊びはできないかもしれませんが、
頭を使うからこそできる、家庭での小さな発明と遊びの数々。
この意識がそれぞれの家庭に結びついていけば、
これまで学校一辺倒の教育にも、
少しでも変化がつくのではないかと思います。
学校での教育の負担の重さについては、
かつてから危惧していた一人です。
現役で教員をしていた頃からも、ずっと感じていました。
しつけや怒ることは学校でしてください。
私は興味ありませんから。
言葉にはしなくても、
そのような態度をとる保護者は少なからずいました。
当然、それでは教育は成り立ちません。
家庭と学校と、地域社会。
これらがきちんと連携をとらないと、
みんなで子どもを育てることができません。
その方法をこれからも模索しながら、
私、亀きちは今後も様々な情報を、
数学教育の立場から、発信していきたく思います。
さて、次回ですが、
小学校→中学校へ進学する生徒のために、
家庭では何を身に着けておいてほしいのか、
中学・高校で教員をやった知見を基に、
記していきたく思います。
次回もおたのしみに。
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