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休み明けを楽にする先生の準備術 1月編

 ↓ あとでじっくり読むときに便利

明日から始業式という学校も、
少なくないかと思います。

 

今年のように、
「先生方の仕事始め」=「始業式」は、なかなかないケースですが、
先生方は最初から「いつもの先生」でいなくてはいけません。

 

正月ボケをしている暇などないくらい、
やること、見ることが目白押しのはず。

 

そこで、
実践しておくと少しでも時短となること
過去の経験から紹介したく思います。

 

 

 

学級通信にて、伝えたいことは書いておく

 

学級通信や学年通信を配布する先生方は、多いと思います。

 

その通信の中に、
その日の予定や、伝えたいことを、
すべて載せておいて、
朝に配布するという手があります。

 

……といっても、
この時間からではちょっと遅いかもしれませんね。(笑)

 

私は、かつて定時制高校に勤務していた頃には、
毎日学級通信を作成していました。

 

毎日15分程度で完成させられる程度のものです。

 

教訓じみたり、説諭じみたりするものではなく、
その日の予定、翌日の準備物、その日に伝えたいこと。
ポイントを絞って手短に。

 

HRや学活の時間は短いでしょうから、
なるべく手際よく終わるよう準備をして、
HRの時間をコンパクトに、
さらにインパクトを与えるようにしておけば、
生徒への伝わり方も、バツグンだと思います。
学級通信は、保護者にも伝わる家庭が多いですし。

 

やる価値は大きいです。

 

 

校長の話を生徒に復唱させる

 

生徒の正月ボケを解消させる方法の1つです。


朝の会やHRで、あらかじめ、
「校長先生の話を説明してもらうから」と予告をし、
その後のHRで、生徒に要点を説明させます。

 

おそらく、3つ程度のポイントで校長は話をするはず。
それを生徒にきちんとつかませることによって、
話を聞く姿勢と、正月ボケ、新年への決意を新たにさせるのです。

 

生徒が発言した後に、
教員が校長の話にプラスして、
自分の体験談や決意などをお話しできればなおグッド!

 

その後の、今年の生徒の決意表明を書かせる場合などには、
スムーズに作用していきます。

 

ぜひお試しください。

 

 

生徒の目と表情を全員チェックすること

 

休み明けの初日は、
すべての生徒と話をすることは、難しいという場合もあります。
特に高校では、顔だけ見て終わりとなる場合もあるかもしれません。

 

しかし、生徒の様子や表情は必ず全員チェックしましょう。

 

そして、少しでも違和感を感じた場合は、
気づいたときにメモを取り、
後で他の先生や、さらに気になる場合には会議での話題に挙げたり、
家庭に冬休み中の生活について連絡を入れたりするなど、
初動を大切に動いてみてください。

 

保護者からすると、
いきなり学校から電話がかかってくるとびっくりするものですが、
子どものことを見てくれていると、安心するものです。

 

どんな些細な事でも構いません。
1人について一言、その日の様子が言えるよう、
精神的な準備と、物理的な準備をしておくことをおすすめします。

 

今晩は、ゆっくり早めに休んでくださいね。

 

 

あっという間の3学期 方向性が大切

 

3学期はあっという間に過ぎていきます。
…ということは、あっという間に授業が崩れてしまうこともありますし、
逆にググっと盛り上がって、次の学年に進むときもあります。

 

後者となるためには、
先生方の準備では何が必要なのか、
家庭ではどのような協力が必要なのかを考えておきましょう。

 

そして先生方は、
どんな3学期にしたいのか、
どのような状態で、3月のクラス納めをしたいのか、
具体的な方向性や目標を、示してあげるようにしましょう。

 

生徒自身の3月の姿に、光が差し込むイメージで。

 

がんばりましょう!

 


【試してみよう】
・先生は仕事始めでも、今年はフルスロットルで
・校長の話を要約させて、正月ボケ解消
・生徒全員の様子を言えるように心の準備を

 

 

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