"教えたい" 人のための「数学講座」

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楽しく勉強する方法を取得し、みんなでシェアしよう

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勉強をすることを、楽しいと感じていますか?
感じている人は、
それをきちんと、生徒や周囲の人に伝えられていますか?

 

以前Twitterの中の #亀アド でも書いた
学習を楽しむ工夫をしよう

 

楽しければ、
勉強は集中できますし、
テンポもできます。
長時間、持続させられることもできます。

 

今回は、「勉強自体を楽しむ」方法の紹介と
それを生徒に説明する大切さについてお話しします。

 

自分が勉強を楽しさを伝える伝道師になろう

 

まずは勉強すること自体を、
自分が楽しまなくては、人には伝わりません。

 

もう独自の方法を持っていらっしゃる方も多いかもしれません。
が、できれば一通り目を通してみてください。

 

持っていらっしゃらない方、
まずは、
「楽しむためにいろいろなことを取り入れてみる」
ここから始まります。

 

私が実践した方法をいくつか紹介していきますので、
試してみてください。

 

出だしのルーティンをつくる

 

一番の難関が、勉強を始めるときだと思います。
そのための方法は、これまでもいくつか紹介してきましたが、
やはり、ルーティンを決めておくことが大切だと思います。

 

時間、場所、形態、入り方
いろいろありますよね。

時間なら
21時は学習を始める。
テレビの〇〇が終わったら始める

 

場所なら
自分のデスク、食卓など

 

形態なら
教科書を開いた状態にしておく、
お気に入りのシャーペンを必ず置いておく

 

入り方なら
まずは音楽でテンションをあげる
簡単な復習問題から入る
脳トレを行う(先日紹介しましたね)

などです。

 

ルーティーンがあると、自然と勉強を始める態勢ができますので、
すんなりと勉強を始めることができます。

まずは、スタートダッシュを切るためにいろいろお試し下さい。

 

  


スタートを無事に切ったら、
やはり集中力の持続が問題となってきます。
次に、集中力を持続させるために、2つ紹介します。

まずは、緩い方から

 

ご褒美を1時間おきに用意する

 

人間の集中力は45分あたりで、ガタッと落ちることが多いです。
ですので、そのためのご褒美を45分おきに用意して、
10分ほどの休憩をとるのです。

 

ご褒美は何でもいいですよ。
甘いものでも、漫画でも、ゲームでも。
いったん勉強から離れて頭の中をリセットするわけですね。

 

名付けて「目の前に人参作戦」

 

休憩後は、
休憩前の知識の確認を数分間する、ことがポイントです。
きちんと身についているかどうか理解できますし、
その後の、学習の流れをスムーズにしていきますから。

 

 

30分数学を勉強したら、15分他の教科を勉強する

 

続いて、ストイックな方

 

勉強の合間に、他の科目の勉強をするというものです。
なかなかストイックですね。

 

数学は30分では終わらない問題も多いかもしれませんが、
数学が一息ついたときに、
休憩がてら他の教科の勉強をしてみるんです。

 

数学はアウトプットの教科ですので、
できればインプットの教科をさらっと。
数学30分⇒英単語を眺める15分⇒数学30分
のように……

 

時間のバランスは人それぞれだと思いますが、
アウトプットとインプットを繰り返すことにより、
脳の違う部分を使うことになるので、リフレッシュにはなるかと思います。

 

常に達成感を味わう

 

頑張っている自分、
できた自分をしっかり褒めてあげましょう。

 

これ、大切です。
自分をコントロールできるのは自分。
褒めてやる気を出させるのも、自分なら確実にできます。

 

1つ1つ、終えるたびに、
しっかりと頑張っている自分を褒めてあげましょう。

 

知識が増えた
解法が増えた
理解ができてこれまでのことがつながった。
自分はえらい!
ひょっとして天才!?

 

さらに、それを何か形として残していけるといいですね。
それを見るとやる気がさらにUPしますから。

 

 

生徒に楽しさを伝えるために

 

 自分のことを話してみよう

 

 

自分で楽しく学習する方法を知っている方は、
ぜひ授業の合間などで生徒に伝えてみてください。

 

生徒は、実際の授業もそうですが、
授業外のその人の人間性や考え方に大変興味を持っています。

 

私の子どもについても、
先生の教え方もうそうですが、
授業中の話、人間性、ふるまい方、
これらをまんべんなく話してくれます。

 

やはり、生徒はいろいろな勉強外の知識や方法も求めているんです。

 

先生方でお持ちの方法は積極的に出してみましょう。
もちろん、失敗談も。
自分の弱みを見せられる人は、強い人です。
弱みもきちんと生徒に伝えられるといいですね。

 

 

生徒で勉強法のHRを開いては?

 

生徒はほかの生徒のやる内容に興味津々です。
どんな考え方をしているのか、
どんな勉強法をしているのか。
どういうリズムで勉強しているのか。

 

班で話合わせて、班ごとに前で発表させる。
それをクラス内でシェアする。

 

このような取り組みを提案したく思います。

 

教員が知らないような方法も、
たくさん飛び出てくると思いますよ。

 

道徳的にまずいものだけ、指導は必要かもしれませんが
オンラインゲームでストレス発散させる生徒が最近は多いですから……

 

ぜひ、お試しください。

 

 

まとめ 勉強法の伝道師への道

 

学習は楽しくするものです。
辛いと感じるようでは、長続きしません。

 

長続きするように、効率が上がるように、
いろいろな知識を先生方も、幅広く吸収し、
どんどん生徒に還元してみてください。

 

そして、生徒からも学習法も取り入れてみる。
生徒との距離も近くなりますし、気持ちも若返りますよ(笑)

 

 


【試してみよう】
・まずは自分が勉強を楽しむ方法を言えるようにしよう
・生徒どうしで、楽しむ方法をシェアさせる場を用意してみよう
・いろんなことを積極的に取り入れてみよう

 

 

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