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日曜日は予備日 ゆとりを持つものが勉強を制す

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勉強には「ゆとり」が大切

 

みなさんは、
学習する際に、1週間の勉強予定はざっくりと立てているでしょうか。
また、先生方はそのような指導はされていますでしょうか。

 

受験生の人なら特に自主的に立てている人も多いですよね。

 

定期考査もひと段落し、落ち着いた頃……
そして、次なる冬の考査に向けて、
今こそ悔しい気持ちを勉強に……という人もいることでしょう。

 

そうやって立てた計画、きつきつにはなったりしていませんか?
1回予定が崩れると、
立て直しがきかなくなっていませんか?

 

勉強にはゆとりというものが必要なのです。
今回は、そのゆとりについてお話をしていきます。

 

 

学習計画を見直そう

 

きっちりした性格の人は、
スケジュール帳やスマホなどに、
1週間の予定を書いていると思います。

 

今なら、スマホのアプリで、
勉強の時間や、学習内容の管理までできますよね。
もちろん、こういった便利なものは積極的に使ってくださいね。

 

その中で、少しだけ気を付けてほしいことがあるのです。

日曜日を予備日をして設けておく
くらいの余裕が欲しいのです。

 

月曜から土曜までは、学校での宿題もあるでしょうし、
部活動に積極的に参加する人も多いでしょう。
すでにスケジュールが目いっぱいの人も多いと思います。

 

そして、日曜日もできる限りのことを……
と、手を出そうとする人もいるんです。

 

実は、社会人にも多いんです。
日曜日に、仕事が回らないからという理由で出社している人が……

 

しかし、日曜日に活動するのは基本NGです。

 

 

脳と心には余裕が必要

 

なぜ、日曜日にゆとりを持つ必要があるのか、
それは、脳と心に余裕がなくなるからです。

 

このことは、
余裕のない状態で試験を受けた時、
テンパっている自分を経験したことがある人は、
分かっていただけると思います。

 

頭の中が何を考えているのか分からず、
とにかく一心不乱に手だけ動かしている状態。

 

そして、自分のひらめかない頭を恨めしく思う状態……

 

それと同じようなことが起こる可能性があるのです。

 

土曜日までで、計画通りに進まないとき、
日曜日にまでスケジュールが押していくことになります。

 

もし、日曜日に余裕があれば、
そこでいくらかは、あるいは完全に挽回することができるかもしれません。

 

しかし、日曜日までパンパンに勉強予定を入れていると、
ずっと追われる生活となってしまうのです。

 

まるで、締め切りに追われる伊佐坂先生(byサザエさん)のように……(笑)

 

さらに、日曜日には家族での予定が入ることも多いと思います。

 

日曜日はじっくりと予定をあけておくことが賢いのです。

 

 

日頃できない気分転換とクールダウンを

 

日頃疲れた頭を、ちょっとゆっくりのペースでクールダウンする
そんなときがあってもいいじゃないですか。

 

家族とわいわいしたり、ちょっと外を歩いたり、
買い物をしたり、体を動かしてみたり、
自分のための時間をとってもいいじゃないですか。

 

そうすることによって、精神的にも余裕が生まれます。
社会人ですと、うつの予防にもなります。

 

勉強するにも、働くにもやはり、
心と体の健康が一番。
心に栄養を与えるのは日曜日。

 

自分の中にそう言い聞かせて、
しっかり、次の週末には栄養をあげてくださいね。

 

その代わり、平日は計画的に学習を進めていきましょうね。
…無理は禁物ですが。。。

 

先生方も、日曜日に無理をさせすぎないよう、
クールダウンするアドバイスをしてあげてくださいね。

 

そして、ご自身の管理もお忘れなく。
先生方の後ろには、何十人もの生徒さんの顔があるんですから……


【試してみよう】
・1週間の学習計画を見直そう
・日曜日は、少なくとも半日は何もしない状態にしよう
・日曜日は、心に栄養をあげる日と自分の中で定義づけしてみよう

 

 

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